ちょっとした小技がイイね!アップの鍵
今回は「風景写真」が印象的に仕上がるアプリや撮影術を紹介したいと思います。SNS映えする写真は、意外と簡単に撮れるんです。「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、ダマされたと思って取り入れてみてください!
まずは、世界中のSNSユーザーが愛用している画像編集アプリからご紹介します。
残念な風景写真がアプリで絶景写真に
絶景ポイントを撮影したのに、どうも写真から感動が伝わってこない……。そんなときは思い切って色味を強調しちゃいましょう。ぼんやりとした色味より、はっきりとした色味の方がインパクトがあって、感動がダイレクトに伝わりますよ。
加工前
スマホのノーマルな設定で撮影した紅葉写真です。色合いが渋くて、どうも“絶景”という感じが伝わってきません。
加工後(コントラスト+35 / 彩度+35)
コントラストと彩度を大幅に調整するとこうなります。紅葉の鮮やかさが際立って“絶景感”がアップしました。
画像加工には、インスタグラマーに人気のアプリ「VSCO」がオススメです。
VSCO
VSCO
価格:無料(アプリ内有料アイテムあり)
対応OS:iOS / Android
VSCOを使えば、撮影した画像を読み込んで自由に編集することができます。
また、フィルタ機能を使えば何気ない写真がドラマチックな写真に変わります。人気アプリ「Fotor」はフィルタが豊富でオススメ。一発でまったく違ったイメージに変換できます。
Everi maging Ltd.
Fotor
価格:無料(アプリ内有料アイテムあり)
対応OS:iOS / Android
「イイね!」がたくさんついている写真は、アプリで印象的に加工されているものがほとんどです。でも、やりすぎると写真ではなく絵のようになってしまうので、ある程度自制することも大切です。
続いては、“空を美しく見せる”撮影ワザです。
空を美しく見せたいなら対比物を入れるべし!
インスタグラムなどでも「空」の写真は人気ジャンルのひとつ。でも、よほど色合いがキレイだとか雲の形が凄くない限り、空だけの撮影はオススメしません。
ただ漫然と空だけ撮影しても面白みがありません。これでは「イイね!」は望めません……。
空を撮影するならば、画面下にビルや山など対比物を配置しましょう。これだけで空のスケール感や青さが際立ち、印象的な写真になります。
グラデーションの美しさを見せたい朝焼け・夕焼けは「縦撮り」がオススメ。縦撮りならば、空のグラデーションを余裕を持って写すことができます。
最後に、草木(グリーン)の効果的な撮り方をご紹介します。
何でもない草木が逆光で印象的にチェンジ!
紅葉のようなフォトジェニックな要素が少ない常緑樹。こちらも漫然と撮影すると、感動の薄い写真に仕上がります……。ここでオススメなのが「逆光撮影」です。
夜間の街路灯の光を利用して撮影。光を通すだけで印象的な写真に仕上がります。
逆光で撮影するときは、iPhoneやAndroid端末に標準搭載されている「HDRモード」を活用すると◎。
HDRモードをONにすると、逆光撮影にありがちな「黒つぶれ」や「白飛び」が自動的に補正されます。
HDRモードなし
逆光に引っ張られて、全体が白っぽくなってしまいました。
HDRモードあり
明るい部分も暗い部分もしっかりと写っていて、力強い印象に仕上がりました。
以上、風景写真が印象的に仕上がるワザ特集でした。「イイね!」をゲットするのに、難しい理論や技術は必要ありません。今回ご紹介したワザやアプリを取り入れるだけで、簡単に雰囲気のある写真が撮れますよ。ガッカリな風景写真から卒業したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。