ヘルスケアおすすめ1:Netflix 「イカゲーム シーズン2」

おすすめ1:Netflix「イカゲーム シーズン2」 ネットフリックスの人気ドラマおすすめ イメージ

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イカゲーム シーズン2

世界中で大ヒットした、Netflixの大ヒットシリーズ『イカゲーム』。本作は「1」のその後を描いている。イカゲームで優勝してから3年が経ち、主人公はこのゲームの背後にいる黒幕を明らかにすべく、優勝賞金を使って捜索をはじめる。

自身をゲームに導いた「めんこをするスカウトマン」を探すが、その最中で運営組織を討伐する道のりが想像以上に危険であることを知った主人公は、このゲーム自体を終わらせるために再びゲームに参加することを決意。最終シーズンとされる「シーズン3」の配信が、2025年6月に予定されている。

待望の続編! 中毒者続出のデスゲームもの
 

まずは世界的なヒット作「イカゲーム」の続編、「イカゲーム シーズン2」です。

お金に困った456人のワケアリな人々が集められ、ノスタルジックなゲームに挑戦。負けた人は即殺され、生き残った1人が456億ウォンを手にする――。そんな一作目で唯一生き残った主人公が続編でも主役を務める本作。

一作目で登場した魅力的な仲間や敵キャラクターがほとんど消えていたので、「続編の制作はかなり難しいだろうな……」と感じていたのですが、その点は意外にもクリアされています。続編モノの第二弾ではありますが、前作を踏襲しつつも新しい視聴者にも楽しめる斬新なストーリー展開となっているので、前作を見ていない人もそれほど困らずに楽しめます。

前作では「この殺人ゲームの仕掛け人は誰なのか?」という映画『SAW』にも似た展開があったのですが、終盤でその仕掛け人が登場しているので、本作では仕掛け人を主人公の近くに配置する手法が取られています。

僕ら世代ならわかる『8時だョ! 全員集合』の「志村うしろ、うしろ!」状態で、仕掛け人のセリフに引っかかりや違和感があり、「主人公は気づいてもいいんじゃね?」という部分があるので、神の視点になって見ている感じがするのですね。

また、韓国文化特有の年齢による上下関係の厳格さや、日本と似ているようで少し異なる文化背景が垣間見える点も興味深いです。

タイプによっては消化不良感が残るかも

イカゲームは、「だるまさんがころんだ」や型抜きなどのゲームで人が死んでいく残虐さのギャップが面白いのだと思うのですが、今作にもそれはあります。

ただし、ツッコミどころも少なくはなく……。例えば、「だるまさんがころんだ」のゲーム開始前に主人公がスタートラインより前に出ているにも関わらず殺されなかったり。それがOKなら、最初からみんなダッシュしていればいいんじゃね? と思うわけです。

ほかにも、巨額のお金をヤクザ風の人物に任せる展開があるのですが、現実なら持ち逃げされて終わりですからね。まぁ、そこはドラマなので御愛嬌というか。

ちなみに、本作はシーズン2という区切りになっていますが、物語は完結していません。僕は「物語は完結してから楽しみたい派」なのですが、それは次回作の公開までに時間が空くと前作の内容を忘れてしまうからで。その感覚を持っている人は要注意。

シーズン1はそれなりに物語の区切りがありましたけど、シーズン2は完全にシーズン3ありきの終わり方なので、かなり消化不良感が残ると思います。

イカゲームはシーズン3で完結との報もあるので、僕と同じ感覚の人は、まだ見ないほうがいいかもです……。

おすすめ度:★★★★

★5:お勧めTOP100レベル/★4:人によって面白く感じなくても、どこが面白いのか説得できる/★3:人によって評価が分かれる/★2:面白くないか失望したか/★1:いまだ現れず……

ヘルスケアおすすめ2:Netflix「 地面師たち」

おすすめ2:Netflix「地面師たち」 ネットフリックスの人気ドラマおすすめ イメージ

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地面師たち

小説家・新庄耕の同名作品を大根仁監督が実写化した作品。伝説の大物地面師であるハリソン山中に誘われて地面師詐欺グループに入った主人公。グループはさまざまな犯罪のプロで組織されており、数名ながら巨額の詐欺事件を次々とはたらく。

そんな彼らが時価100億円とも言われる土地に目をつけ、前代未聞の詐欺に挑んでいく。2017年に実際に起きた「積水ハウス地面師詐欺事件」では被害額が約55億円に上っており、こちらの事件をモデルにしたとされている。

知的好奇心を満たす事実ベースのドラマ

去年、仮想通貨440億円が盗まれたというニュースがありましたが、これだけ巨額被害の詐欺や泥棒は仮想通貨以外ではなかなかありません。「3億円事件」も被害額は一桁億円台、三菱UFJ銀行の貸金庫泥棒も複数件で約17億円ですし。

そんななか、たった一件で被害額55億5000万円という詐欺事件がありました。積水ハウス地面師詐欺事件です。犯人グループの綿密な準備により、大企業が騙される衝撃的な事件でした。

犯人たちは逮捕され主犯格には懲役12年、民事裁判で10億円の賠償命令が出ているのですが、「残りの45億円は?」「騙し取ったお金は隠しているので回収不可能?」という疑問が残る興味深い事件なのですね。

そんな事件をモチーフにしたのが『地面師たち』。デベロッパーを騙すための緻密な計画や高度な技術を駆使した詐欺手口などなど、実際の詐欺手口をドラマ仕立てにした知的好奇心を満たしてくれる作品です。

俳優たちのリアルな演技がスゴイ……

ドラマなので大げさな表現もありますが、不動産取引での本人確認の甘さや書類偽造の巧妙さなど、現実に即した内容も多く盛り込まれています。実際の不動産取引も地主が買い主と直接会う機会は一回しかないことも多いですしね。

そんなリアリティに加えて、俳優陣の演技力の高さやキャラの立ち具合がスゴすぎて記憶に残ってきます。例えば、ピエール瀧さん演じる大阪弁の不動産屋はネットでもバズっていました。

いわく、共演者である大阪出身の北村一輝さんの前で関西弁を話すのは緊張したようですが、それを聞いた石野卓球さんが「北村さんもヤク中(で過去に逮捕されたピエール瀧さん)の前でシャブ中の演技するの緊張しただろうなあ」と返していたり……。

そんな状況がリアルな演技につながっているかは不明ですが、とにかくインパクトがスゴイです。

実在する事件がベースなのでストーリー展開は予測できそうなものなんですけど、重要そうな人物が突然死んだりする意外性もある。各話で尺も違うし、全7話とインパクトのあるところだけに振り切れたのは、潤沢な予算と高い自由度を持つネットフリックスならではですね。

ちなみにネタバレになりますが、続編を作ろうと思えば作れる状態で終わります。実際の地面師詐欺事件の犯人も懲役12年なので、そろそろ仮釈放される可能性も。ドラマの続きがあるかは不明ですが、現実世界では続きが起きないことを願うばかりです……。

おすすめ度:★★★★

★5:お勧めTOP100レベル/★4:人によって面白く感じなくても、どこが面白いのか説得できる/★3:人によって評価が分かれる/★2:面白くないか失望したか/★1:いまだ現れず……

以上、ひろゆきさんに『MONOQLO』が、ネットフリックスの大人気オリジナルドラマ2作品、「イカゲーム シーズン2」「地面師たち」をおすすめしてみました。

ひろゆき(西村博之) 氏
実業家
ひろゆき(西村博之) 氏 のコメント

【おいらの結論…】まだ『ワンピース』を読んでないのは、“物語は完結してから見る派”だからで。

次回も選りすぐりのアイテムやコンテンツを、本音でレビューしてもらいます!

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