ヘルスケア100円ショップPBの傑作! 電池レスの“カラクリ”で動く歯磨き粉ディスペンサー

100円ショップPBの傑作! 電池レスの“カラクリ”で動く歯磨き粉ディスペンサー 歯磨き粉用ディスペンサーおすすめ イメージ

『MONOQLO』の読者の中にも少なからず同士がおられると思うが、筆者はさまざまな100円ショップの棚をすみずみまで見て回ることが大好きだ。

しかし、同じチェーン店でも品揃えが異なるので、見逃すアイテムもある。これ、ワッツ「歯磨きチューブホルダー Tokino:ne PB. 歯磨き粉用ディスペンサー」もその1つだったが、妻がインスタグラムで紹介されているのを見かけて購入に至り、今では自宅で2個を使い分け、実家にも1個備えてある傑作商品だ。

ワッツ「歯磨きチューブホルダー Tokino:ne PB. 歯磨き粉用ディスペンサー」

歯磨き粉用ディスペンサーおすすめ ワッツ 歯磨きチューブホルダー Tokino:ne PB. 歯磨き粉用ディスペンサー イメージ1
  • ワッツ歯磨きチューブホルダー Tokino:ne PB. 歯磨き粉用ディスペンサー
  • 実勢価格: ¥385

ワッツ「歯磨きチューブホルダー Tokino:ne PB. 歯磨き粉用ディスペンサー」は、ワッツの雑貨店、Tokino:ne(ときのね)のラインナップ商品。巧妙なメカにより、電池やモーターを使わずに、片手で歯磨きを出せる実用アイテム。

サイズ
横65×縦115×奥行65mm(約)
材質
ABS樹脂、シリコーンゴム、粘着剤

ヘルスケア気になる構造や機構はどうなってる?

気になる構造や機構はどうなってる? 歯磨き粉用ディスペンサーおすすめ イメージ

歯ブラシの先端部分を差し込んで奥まで押すと、内部のポンプでペーストが押し出され、歯ブラシを戻すときに次回分の適量がポンプ内に吸い出される巧妙なメカが組み込まれている。

気になる構造や機構はどうなってる? 歯磨き粉用ディスペンサーおすすめ イメージ2

強力な粘着テープにより貼り付けた本体は、外さないことが前提だが、内部のメカニズムは、フロントカバーを取ると簡単に分解でき、丸洗いして清潔に保てるようになっている。

当初は、手動式でどこまで実用に耐えるのか疑わしく思えたが、実際に使ってみると、歯ブラシを差し込むときと戻すときの動作を利用したレバー機構で内部のポンプを動かす仕組みが、とてもよく考えられている。

おそらく、ここまで辿り着くには、かなりの試作が繰り返されたに違いない。

購入するときや使うときの注意点は?

注意点としては、ワッツでも置いている店が限られる点や、本体背面の粘着テープが強力で貼り直しが難しいため、位置決めを慎重に行う必要があること。そして、外国製や高級品の歯磨き粉チューブでは口径が合わない場合がある点だ。

我が家でも、そういうチューブがあったが、口の部分を削って径を合わせる力技で使っている。

前述のインスタグラマーの情報はいい加減で、「これも100円」とありがちな紹介をしていたが、実際には385円(検証時点)。しかし、その価値は十分にある。

ヘルスケアこれからも、ユニークなアイテムをどんどん紹介していきます!

今回は、片手で歯磨き粉を歯ブラシに付けられて便利、電池が不要なのも嬉しい、ワッツ「歯磨きチューブホルダー Tokino:ne PB. 歯磨き粉用ディスペンサー」をレビューしました。

まだまだ世の中には、メジャーではないけれど、ユニークで面白いモノがたくさんあるはず。これからも、『リアルグッドデザイン賞』では、そんなモノたちを発掘して、レビューしていきます!