ズボラさんもきちんとさんも満足できる冷凍保存テクって?
うまく使いこなせば、便利になるライフハックのひとつである冷凍保存。でも、適当に冷凍してしまうと食材がまずくなってしまったり、頑張りすぎるとかえって手間がかかってしまうのではないかと苦手意識を持っている人も多いのでは?
冷凍保存は、「とにかくラクしたい!」派と、「どうせやるなら頑張りたい!」派もいますよね。
絶対失敗しない! LDKが素材別にベストな冷凍保存方法を検証
そこで今回は雑誌『LDK』が、とにかくラクしたいズボラさんもちょっとだけ頑張るきちんとさんも大満足の簡単冷凍テクニックを調査。絶対失敗しない素材別冷凍保存術をお届けします。
今回は、豚バラ肉と牛ステーキ。「どうせやるなら頑張りたい!」派のきちんとさん向けの肉同士がくっつかないおすすめの冷凍テクと、「とにかくラクしたい!」派のズボラさんにもおすすめの冷凍保存したステーキのおいしい解凍テクを紹介します!
豚バラ肉はラップの蛇腹折り冷凍でパラパラに
くっついてちぎれやすい豚バラは、ラップに包んで冷凍すれば1枚ずつ取り出せます。ちょっとだけ使いときに便利です。
きちんとポイント:ラップに包んで冷凍してから剥がす
豚バラはそのまま冷凍したら肉同士がくっついてしまいますが、一度ラップで1枚ずつ分けて冷凍してから、固まったあとに剥がしてフリーザーバッグに移すことで、パラパラの状態で常備することができます。
STEP1
豚バラスライスを使いたい大きさにカットして、ラップに1枚ずつキレイに並べていきます。丁寧に等間隔でピッタリ並べましょう。
STEP2
端からラップとお肉が層になるようにパタパタと折りたたんでください。さらにフリーザーバッグに入れて、冷凍します。
STEP3
1日、2日して冷凍されたら、豚バラをラップから剥がしてフリーザーバッグに移します。凍らせているから肉同士がくっつきません。
好きな量だけ簡単に取り出せて便利
冷凍保存の目安:3週間
豚バラ肉の冷凍保存の目安は3週間。一度ラップに包むことで好きな量だけ簡単に取り出せるようになります。ひと手間かかりますが、使い勝手は抜群です。
牛ステーキはレンチン解凍せず冷凍のまま焼く
冷凍肉でステーキを焼く場合、レンジ解凍は不要。冷凍のまま焼くほうがおいしいロゼステーキに仕上がるんです。
今回は実際に、牛ステーキを冷凍のまま焼いた場合とレンチン解凍して焼いた場合を比較してみました!
冷凍焼きのステーキ肉
▼テスト結果
- パサツキ:◎+
- 味:◎
「冷凍焼き」は、A評価でした!
冷凍のままフライパンにのせ強火で表面を焼き、火を止めて保温でじんわり火を通すとレアステーキに!
中央のキレイなレアな部分が多く、表面から中央に向かって美しくグラデーションになっています。まるで低温調理のような食感で、噛むと味が広がりました。
最小限の手間で最大限においしく仕上がります。
冷凍保存したステーキ肉はレア焼きにピッタリ
冷凍保存の目安:1カ月
冷凍保存したステーキ肉はレア焼きに最適。見た目も美しいピンク色のロゼステーキが完成します。
ステーキ肉の冷凍保存の目安は1カ月です。
レンチン焼きのステーキ肉
▼テスト結果
- パサツキ:△
- 味:◯
「レンチン焼き」は、B評価でした!
レンジ解凍後にフライパンで焼くと、表面は焦げてしまってレアの部分も少ないです。外側は硬くなりました。
冷凍した牛ステーキ肉は、レンジで解凍せず冷凍のまま焼くことでパサつきのないおいしいロゼステーキに仕上がります。
おすすめの冷凍保存アイテムは?
岩谷マテリアル「アイラップ」
- 岩谷マテリアルアイラップ
- 実勢価格: ¥128〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥163〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥128〜
冷凍でも下ごしらえでも大活躍
岩谷マテリアル「アイラップ」は、雑誌「LDK」の過去テストでベストバイに輝いた保存用ポリ袋。
湯せんができて解凍レンジもOKなので、保存だけでなく下ごしらえにも重宝します。マチ付きで間口が広く、食材の出し入れがしやすいのもポイントです!
- 内容量
- 60枚入り
- サイズ
- 25×35cm
- 厚さ
- 0.009mm
- 耐冷温度
- -30℃
- 耐熱温度
- 120℃
- 型番
- 4901140620010
以上、ズボラさんもきちんとさんも大満足な絶対失敗しない冷凍保存術をご紹介しました。
今回の記事を参考に賢く冷凍して、時短とおいしさ両方が叶う食卓を目指しましょう。
フタで保温するのがポイント。