チェキを持って出かけよう。手のひらサイズで撮影が楽しくなるカメラの実力は？(家電批評)

25周年を迎えた「チェキ」。チェキとは、その場で撮った写真をカメラ本体からプリントできるインスタントカメラのことで、若者の定番アイテムになりつつあります。そんなチェキシリーズの超小型モデル「INSTAX Pal」の使い勝手を、雑誌『家電批評』編集部が実際に撮影して、テストしました。

コンパクトで手軽なインスタントカメラ登場！

10代から20代に絶大な人気を誇るチェキ。そんなチェキシリーズの超小型モデルが「INSTAX Pal」です。

チェキとは？

チェキとは、その場で撮った写真をカメラ本体からプリントできる富士フイルムのインスタントカメラのこと。味のあるレトロ風の写真が撮影でき、若者の間で人気を集めています。

チェキは数多くのシリーズが発売されていますが、最近はプリント機能は別にしたコンパクトな製品も登場。中でも「INSTAX Pal」は、手のひらサイズで最も小さく(※検証時)、かわいいデザインのインスタントカメラです。

手のひらサイズ！チェキ最新モデルの実力は？

富士フイルム「INSTAX Pal」

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かわいい見た目だけじゃない！撮影が楽しくなるカメラ

富士フイルム「INSTAX Pal」は、インスタントカメラ「チェキ」シリーズの超小型モデルです。

最初は、「その場でプリントされないなんて、そんなのチェキじゃないのでは？」と思っていましたが、実際に使ってみると手軽でお出かけのお供になるカメラだとわかりました。

何より重要なのが、この小ささ。手のひらサイズで持ち出しやすく、例えば外食でご飯を撮るのがなんとなく恥ずかしい筆者も、カメラをサッと取り出せて撮影できました。ここまで手軽に撮れると、普段スマホで撮影しない人も「持ってきているし、とりあえず撮るか」という気になり、自然と撮影の回数が増えます。
ただ、広角すぎるゆえに中途半端な距離の被写体を撮るのには向いていません。あくまで自撮りや近くの被写体を撮るのが良さそうです。
そしてチェキらしく、撮影した写真をすぐに確認できないことも楽しさにひと役買っています。どんな写真が撮れているのかドキドキしながら待つ時間と、想像と違う写真が撮れる面白さは、スマホやデジカメで撮影するより、フィルムカメラ撮影の感覚に似ています。

画質は決してよくはないですが、撮影した写真の中から選んで別売りのプリンターでプリントすると、スマホの画面で見るのとは違った「モノ」として特別な写真になるはず。

お出かけ用カメラが欲しい人、スマホで撮ることに味気なさを感じている人におすすめです。

おすすめポイント