事前の備えから復旧まで災害対策は長丁場
防災グッズにはさまざまな種類が存在しますが、それぞれのシーンに適したものを備えておき、使用する必要があります。
災害の発生前から日常に戻るまでは、以下の4つのフェーズとおさえておきたいポイントがあります。
日常
災害が起こる前の「日常」から、防災グッズで対策を行っておくことが重要。とくに注意したいのは「大型家具や家電の転倒」と「窓ガラスの飛散」。この2点は災害発生時に大ケガするリスクが高いので、必ず備えておきたいポイントです。
災害発生〜災害直後
災害が発生した後で安全な状態を確保できたら、火災や水害などから家財道具を守る作業を行いましょう。とくに被害が大きくなりやすいのが「火」と「水」なので、この2つを対策するのがオススメ。余震などに注意することも忘れてはいけません。
避難
避難時に着用して安全確保したり、避難所生活を快適に過ごすためのアイテムが重要。防災グッズ入りの防災リュックなどがここで活躍します。
復旧
復旧作業は重労働なので、効率よく作業できるのがポイント。ケガ対策や衛生管理も重要です。
そこで、これまでさまざまな防災グッズを比較してきた雑誌『MONOQLO』が、テストで高評価だった製品をシチュエーション別に紹介します。
今回は「避難」にフォーカス。避難時に着用して安全確保するためのアイテムや、避難所生活を少しでも快適に過ごすためのアイテムをベストバイになった製品を中心にピックアップした4選です。
山善「防災グッズ防災士監修 一次避難用 災害対策30点セット 1人用 YBG-30」
山善
防災グッズ防災士監修
一次避難用 災害対策30点セット 1人用
YBG-30
実勢価格:4398円
サイズ:W32×D16×H43cm
重量:約1.9kg(編集部による実測値)
▼テスト結果
- 感染対策 :○
- 安眠グッズ :△
- 暑さ寒さ対策:○
- 食料品 :×
- 防災アイテム:◎
山善「防災グッズ防災士監修 一次避難用 災害対策30点セット 1人用 YBG-30」は、感染対策や暑さ寒さ対策など、最低限の避難所グッズが約4500円で揃うお得なセットでおすすめです。
避難所の必需品を押さえている、バランスのよい品揃え。最低限の備えならこのリュックで十分です。リュックの背負い心地も問題ありません。
アイリスオーヤマ「防災セット 1人用 31点 BS1-31」
アイリスオーヤマ
防災セット 1人用 31点 BS1-31
実勢価格:9550円
サイズ:W34×D17×H48cm
重量:約4.9kg(編集部による実測値)
▼テスト結果
- 感染対策 :◎
- 安眠グッズ :○
- 暑さ寒さ対策:○
- 食料品 :×
- 防災アイテム:◎
アイリスオーヤマ「防災セット 1人用 31点 BS1-31」は、感染対策や衛生用品など、アイテムの種類が充実しています。
短期の避難なら十分なセット内容です。リュックは腰ベルト付きで安定感があり、防水性もあって雨の日でも安心。
感染対策まで考えるならアイリスオーヤマ「防災セット 1人用 31点 BS1-31」がおすすめです。
キャプテンスタッグ「シーサイドフローティングベスト2」
キャプテンスタッグ
シーサイドフローティングベスト2
実勢価格:2750円
サイズ:身長/約150~185cm、胸囲/約80~105cm、体重/約45~90kg
キャプテンスタッグ「シーサイドフローティングベスト2」は、水の中でテストしたところ、体にフィットして成人男性でもしっかり浮きあがりました。脇下が大きく開き、水中でも地上でも腕を動かしやすいです。ジャケットの左側にはポケットがあります。
ジェントス「COMBREAKER CB-543D」
※画像は楽天市場より
ジェントス
COMBREAKER CB-543D
実勢価格:2928円
重量:W62×D37.5×H46.3mm・約108g
雑誌『MONOQLO』のヘッドライト6製品の比較テストでベストバイを獲得したジェントス「COMBREAKER CB-543D」。照明を調整できる可動式ヘッドです。
ライトの照射範囲がかなり広いため、暗闇の障害物も視認しやすいです。耐塵・防滴仕様で悪天候でも気にせず使えます。
以上、避難時の持ち出しにおすすめアイテムの紹介でした。
今回の記事を参考にして、いざというときのための備えを用意しておきましょう。
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