新型iPadの登場
Apple「iPad Pro 12.9インチ第6世代」
Apple
iPad Pro
12.9インチ第6世代
Wi-Fiモデル
128GB
実勢価格:17万2800円〜
※256GB/512GB/1TB/2TBモデルもあり
Apple「iPad Pro 11インチ第4世代」
Apple
iPad Pro
11インチ 第4世代
Wi-Fiモデル
128GB
実勢価格:12万4800円〜
※256GB/512GB/1TB/2TBモデルもあり
Appleから新型のiPad、「iPad Pro 第4世代(11インチ)」「iPad Pro 第6世代(12.9インチ)」が登場しました。
そこで、iPad Proとアプリを使った便利な活用術を紹介。今回は、「撮るだけ」で3Dモデルを自動生成する方法です。
必要なアプリは?
Laan Labs
3D Scanner App
実勢価格:無料
対応機種:iPad Pro(LiDARスキャナ搭載機種)
Laan Labs「3D Scanner App」はApple「iPad Pro」搭載のLiDARスキャナを利用するアプリ。撮影物を自動で3Dデータ化できるんです。
実際に使用してみました。
3Dデータにテクスチャを合成。
3DモデルをARで現実空間に配置することができます。
背面
側面
上面
スキャン精度はモノ次第ですが、iPadでさっと撮り数分で3Dモデルが完成する手軽さが魅力。専門知識がなくても使えます。
撮り直しが容易なので、何度も試してコツをつかみましょう。
iPadをかざすだけで人もモノも部屋もスキャン
スキャンするのがカンタン
複雑な操作はなく、撮影してスキャンするだけ。撮影モードはオートモードを含めて複数存在。
撮影後はテクスチャの解像度などを選べば、自動で3Dモデル化されます。モノ以外に、部屋などの空間もスキャン可能です。
編集やデータの配置もできる
撮影したデータは不要な部分を削除したり、切り抜いたりなどの加工が可能。
またARでのモデル配置や、サイズの測定、モデル内の移動などもできます。現実世界に配置して確認できるので模様替えにも使えます。
スキャン精度はまちまちで、使いこなすにはコツが必要
品質優先なら細かな設定(範囲や距離、マスキング等)が必要。撮影時の位置取りも重要で、一度の撮影で同じ箇所を何回も撮るのはNGです。
▼大きいモノ(ソファ)
撮影部分は完璧でした。
▼小物(小型スピーカー)
小物はけっこう難しいです。
特に小物を正確にスキャンするには「LiDAR Advanc ed」(※)モードでゆっくり撮る必要あり。iPad Proの重量もあるので、かなり持っている手が疲れます。
※本アプリには標準のスキャニングモードである「LiDAR Mode」と上級者向けの「LiDAR Advanced」が用意されています。
おすすめの使い方:模様替えの参考や旅行の思い出の保存に
ベッドなどをスキャンしてAR表示し、想定の場所に置けるか参考にするのは有用。観光の際、旅先のホテルなどを撮影し、自分だけのストリートビュー的な使い方をしてもいいかもしれません。
まとめ
以上、iPad Proで写真を撮るだけで3Dモデルを自動生成できるアプリ、Laan Labs「3D Scanner App」の検証レビューでした。良かったところと、残念だったところは以下。
良かったところ
- 初心者でも簡単に3Dモデルを作れる
- アプリだけで編集などの加工まで完結できるのは便利
残念だったところ
- 正確性は発展途上で小物が苦手
- トライ&エラーが必要なうえ、バッテリーの消耗が早い
残念なところもありますが、無料アプリで手軽にできるのは魅力。興味を持った方はぜひ試してみてください。
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大きなモノをザッとスキャンしたいなら簡単!