不要になったデジタル家電は「下取り」がラクチン
年が変わるタイミングで、家電の買い替えを検討している人も多いのではないでしょうか。しかし悩ましいのが、古い製品をどうするかという問題です。
「壊れているから捨てるしかない」というのはじつは早計。本来であれば廃棄やリサイクルに費用がかかるところですが、家電量販店やメーカーの下取りに出せば、査定額に応じて新しく買う製品の価格から値引きしてもらえることがあります。
また、値段がつかないとしても、無料で引き取ってもらえるケースもアリ。
一方で、買取店に持ち込んだり、 オークションサイトで売るという方法もありますが、諸々の手間を考えると、「売る」と「買う」がワンストップで完結する下取りがラク。各店舗やメーカーのサービスを有効活用してお得に買い替えましょう。
そもそも「下取り」と「買い替え」はどう違う?
下取りの場合、得たお金は同種商品の購入に使えます。下取り価格の基準は店舗によって異なり、買い替え時に大幅値引きされたり、古い商品を無料回収してもらえることも。
買い取りの場合、得たお金の使途は自由。必ずしも購入の費用にする必要はありません。ただし、価格が中古相場に左右されやすい傾です。
液晶テレビやブルーレイレコーダーは「下取りチェッカー」が便利
「下取りチェッカー」はノジマ提携で、家電と電気自転車の下取り査定をWEBやLINEから24時間いつでも行える画期的なサービス。関東~中部エリアにお住まいの人は要チェックです。
LINEでの手順は、質問に順番に答えていき、製品の型番などを入力するだけ。下取り上限価格がものの数分でわかります。
SONY「KJ-65X8500F」(2018/6/9発売)の
下取り・買い取り価格を⽐較
上記は、SONY「KJ-65X8500F」の参考価格です(2022年11月調べ)。
参考価格ながら、ノジマの下取り最大価格は他店に比べてかなり高額。経過年数が8年以内であれば下取価格がつく可能性があります。ノジマのほか、ヤマダ電機やラクウルも、運搬費ゼロで下取りしてくれるようで嬉しいですね!
各PCメーカーの下取りプログラムは?
メーカー直販サイトでも、PCの買い取りや、買い替え時に割引が受けられる下取りプログラムを実施。他社製品も引き取ってくれるケースが多いのでぜひ活用しましょう。
マウスコンピューター
メーカー、使用年数、状態を問わず、PC やタブレットを送料無料で下取り。さらに新規購入品が税込1100円値引きになります。
HP
HP製・他社製を問わず、PCを査定&下取り。下取り品のデータ消去、ハードディスクの破壊なども行ってくれるので安心です。モデルによっては査定額アップも。
iPhoneの下取り価格はどこが高い?
大手キャリア5社のiPhone最大下取り金額を比較してみました。
Appleは全般的に高めですが、iPhone13シリーズに関してはドコモが圧倒的に高いです。iPhone14にいち早く乗り替えたい人にピッタリ。
もっとも高い金額を黄色く塗っています。オークションサイトに出品する際の目安にしてみてはいかがでしょうか。
スマホの査定額を上げるためのポイント
- 本体・画面がキレイ
- 各機能が正常に作動する
- 付属品が揃っている
- 本体代金を全額支払い済み
- SIMロック解除済み
- 発売日からなるべく早く売る
新機種は買取会社やオークションサイトでも高額査定が期待できます。なるべく高く売るためにも、スマホは丁寧に扱いたいですね。
Ankerのモバイルバッテリーは公式ストアに持ち込もう
Anker Storeに不要のAnkerのモバイルバッテリーを持ち込めば、店内でのモバイルバッテリーの購入が300円オフに。保証期間を過ぎたものや故障品も対象です。
下取りNGのデジタル家電の処分方法は?
ここまでデジタル家電の下取りについて紹介してきましたが、製造年数が古かったり故障していたりと、下取りがしてもらえなかった場合は、適切な方法で処分しましょう。
テレビ
主要なデジタル家電の中でも、テレビは家電リサイクル法の対象となるため、粗大ゴミとして捨てるのは基本NG。「家電製品協会」のサイトに掲載されている方法に従って処分しましょう。
ポイント1:家電リサイクルの対象品目かチェック
メーカーや製品サイズによって、リサイクル料金や収集・運搬料金は異なります。対象外製品の処分については自治体に問い合わせましょう。
ポイント2:「家電リサイクル券・排出者控」は必ずもらうこと
「家電リサイクル券・排出者控」を必ずもらいましょう。排出者控をくれない業者は違法業者。無料だからといって怪しい業者に頼むのは避けましょう。
パソコン
メーカー回収か、国認定の無料宅配回収「リネットジャパン」がオススメです。
スマホ
家電量販店や携帯販売店での回収、自治体の回収ボックスを利用しましょう。
モバイルバッテリー
家電量販店やホームセンターなどに設置されている回収ボックスへ。その他のデジタル家電に関しても、リサイクル可能なものは各所の回収ボックスなどを活用しましょう。
以上、デジタル家電のおすすめの処分方法について紹介しました。古い製品を適切に見送れば、新しい製品を気持ちよく迎えられます。ぜひこの年末年始で心機一転しましょう。
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