もう疲れない！本当に使える掃除道具はどれ？
「毎日仕事でクタクタだから……」「腰が痛くなるから……」という理由で掃除を嫌っていませんか？ 掃除が大変だったのは今は昔。最近では、進化した掃除グッズが大掃除が不要なくらい部屋をキレイにしてくれるんです。
ということで、雑誌『MONOQLO』では疲れず楽に掃除できる洗剤や掃除グッズをプロと共に徹底検証しました。その中から今回は、ホームセンターなどでよく見る壁の汚れ落とし用の消しゴム4製品を比較して、おすすめを探しました。
消しゴムをゴシゴシするだけで、本当に壁の汚れが消えるのでしょうか？ それでは、評価の高かった順に紹介します。
建築の友「クロス消しゴム」
建築の友
クロス消しゴム
実勢価格：618円
サイズ・重量：約W4×D1.3×H5.8cm・36g
建築の友「クロス消しゴム」は、黄ばみ程度の汚れは落ちましたが、まったく落とせない汚れもありました。
検証用に借りた一軒家の壁でテストしましたが、物をこすったような跡は落とせませんでした。ただ、黄ばみはかなり薄くなりました。
消しカスも大量発生！ 清掃範囲のわりに量を使うのは残念なポイントです。
ニトリ「壁汚れ消しゴム」
ニトリ
壁汚れ消しゴム
実勢価格：599円
ニトリ「壁汚れ消しゴム」は、角ばっているぶん、ピンポイントで作業できそう。
しかし縦に入った線をこすると、わずかに薄くなった？というくらい。黒い汚れが薄くなってはいるものの、消えてはいません。かなりの労力が必要です。
建築の友「住まいの汚れ落とし消しゴムタイプ ホワイト＆ブルー」
建築の友
住まいの汚れ落とし消しゴムタイプ
ホワイト＆ブルー
実勢価格：830円
建築の友「住まいの汚れ落とし消しゴムタイプ ホワイト＆ブルー」は、油汚れをこすった消しゴムにある程度の汚れは付着しますが、薄く伸ばしているだけでキレイにはなりませんでした。
青い部分が油汚れ用です。
ニトリ「水あか汚れ消しゴム」
ニトリ
水あか汚れ消しゴム
実勢価格：599円
ニトリ「水あか汚れ消しゴム」も建築の友「住まいの汚れ落とし消しゴムタイプ ホワイト＆ブルー」と同様、汚れを伸ばしただけでした。
Afterの写真で全体的に白く薄く見えるのは水アカです。目立たなくはなりますが……。
まとめ：黄ばみぐらいしか落ちない！
「壁の汚れ、消しゴムでこするだけ」という魅力的なコピーの製品を実際にいくつかテストしてみました。
結果としては、壁の黄ばみには一定の効果がありましたが、ものによってはほとんど落ちないと感じるものも。水アカ用や油汚れ用などもイマイチで、汚れを伸ばしただけでした。
以上、壁汚れ用の消しゴム4製品の比較検証でした。大掃除は、本当に使えるグッズを使って効率的に行いましょう。
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