ワークマンのキャンプ用品は本当に使える?
高性能かつリーズナブルなワークウェアを多数開発・販売し、コストパフォーマンスが高いアイテムの宝庫として知られるワークマン。
これまでも自社のアウトドアブランド「フィールドコア」から、キャンプウェアなどを発売していましたが、2022年度はさらにキャンプ製品のラインアップを拡充し、アウトドアの鉄板ギアの新作を次々と発売しています。
そこで、ワークマンの新製品をキャンプのプロが実際に使って徹底検証。安くても、本当に使えるものなのか確かめました。
今回は、ソロテント、タープ、チェアの3製品です。
フィールドコア「ミシック ドームテントFT 1人用」
フィールドコア
【WEB限定】ミシック
ドームテントFT 1人用
実勢価格:8800円
▼テスト結果
- 使い勝手:17/20点
- デザイン:17/20点
- コスパ :18/20点
- 耐久性 :16/20点
- 運搬製 :17/20点
- 総合評価:85/100点
フィールドコア「【WEB限定】ミシック ドームテントFT 1人用」は、火の粉が飛んできても穴あきを軽減できる、遅延させる防融加工が施されたソロテント。ソロキャンプ未経験者のデビューモデルに最適です。
フライシートは約2000mmの耐水圧があり、外装のスペック上は悪天候時でも安心して使えますが……。
居住性はかなり高い
コンパクトサイズながら、大人ひとりが寝転んでも空間にゆとりがあります。居住性はかなり高いです。
出入りするときに汚れやすいのが難点
入り口が上開きのため、出入りの際に汚れやすいのが難点。雨水も入りやすく、残念なポイントと言えます。
フィールドコア「BASIC スクエアタープ」
フィールドコア
【WEB限定】BASIC スクエアタープ
実勢価格:4900円
▼テスト結果
- 使い勝手:17/20点
- デザイン:15/20点
- コスパ :16/20点
- 耐久性 :16/20点
- 運搬製 :16/20点
- 総合評価:80/100点
フィールドコア「【WEB限定】BASIC スクエアタープ」は、ポリエステルタフタ素材の生地に、高撥水加工を施した約300×347cmのスクエアタープ。
撥水効果が高いので突然の雨もしのげる点はいいですが、生地の薄さが気になるところ。UVカットも期待できないので、夏場の使用はあまりオススメできません。
また、メインポール付属はうれしいですが、メインにしては細く頼りない感じが否めません。強風時に簡単に倒れてしまいそうです。あまりお金をかけずにタープを持ちたい人には良さそうです。
設営時の高さは約180cm。背が高い人だとやや圧迫感を感じます。
撥水効果は高いけど耐久性はイマイチ
生地は裏側に当てた手が透けるぐらいに薄く、耐久性はイマイチ期待できません。
フィールドコア「燃え広がりにくいアームチェア ハイ」
フィールドコア
【WEB限定】
燃え広がりにくいアームチェア ハイ
実勢価格:1500円
▼テスト結果
- 使い勝手:19/20点
- デザイン:17/20点
- コスパ :19/20点
- 耐久性 :18/20点
- 運搬製 :17/20点
- 総合評価:90/100点
フィールドコア「【WEB限定】燃え広がりにくいアームチェア ハイ」のようなフォルムのチェアは各社から発売されているので目新しさはありませんが、難燃加工が施されてこの価格ならアリ。焚き火チェアとしても活躍してくれます。
ドリンクホルダーや背面に小物入れもあり、使い勝手はいいです。
しっかり体を支える、安心感ある座り心地
背もたれの高さもあり、座り心地は良好。背面の小物入れも、大きくて使いやすいです。
この価格帯のチェアとしては、かなり高性能です。
以上、ワークマンの注目最新キャンプギアから、ソロテント、タープ、チェアの3製品の検証でした。なお、オススメ度は総合得点という形にしています。ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
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フレームがやや頼りなく、耐久性に関しては疑問が残る。