家族でアウトドアを楽しむならやっぱり“テントdeキャンプ”

この夏、家族でキャンプデビューを計画中の方も多いのでは? ロッジやバンガロー、グランピングなど様々なスタイルがありますが、王道中の王道で、最も自然に浸れるのはやっぱりテント泊ですよね。

その場で作った夕食をとって、夜になったら焚き火を楽しむ。憧れのキャンプ体験です。

しかしその一方で、初心者がもっともハードルが高いのがテントの設営です。そもそも、どのテントを購入すればいいのかすら迷ってしまいます。
プロがおすすめする3タイプのテントを紹介
3タイプのテントから、プロがおすすめするファミリーテントの一部をまず紹介します。
組み立てしやすく初心者向けのドームテントのおすすめはフィールドア「フィールドキャンプドーム300」。軽くて持ち運びしやすく、デビューテントに向いています。
居住性が魅力の2ルームテントのおすすめはコールマン「タフスクリーン2ルームハウス」。大型ですがアシスト機能付きなので、1人でも設営が可能です。
天井が高いワンポールテントのおすすめはテンマクデザイン「サーカス300ST」。見た目の良さと快適性を両立させています。
コスパ最強のドームテント
- フィールドアフィールドキャンプドーム300
- 最安価格: ¥19,000〜
天井2m超え&超広々の2ルームテント
- コールマン タフスクリーン2ルームハウス
- 最安価格: ¥72,500〜
快適に過ごす工夫がいっぱいのワンポールテント
- テンマクデザイン サーカス300ST
- 検証時価格: ¥50,544〜
ファミリーテントの選び方のコツ

「ドームテント」「2ルームテント」「ワンポールテント」の3種類の中で、初心者にオススメするデビューテントはドームテント。ただ、ツールームテントやワンポールテントもそれぞれ特徴があります。そのうえで好みのテントを見定めてみてください。
今回は、3種類のテントをプロがテント選びで重要視する5つの視点でチェック。「ドームテント」「ツールームテント」「ワンポールテント」の種類別におすすめを紹介します。
製品選びのコツ1:居住性「収容人数+1が正解」

まず注意したいのは、中で快適に過ごせるかという点。そこで注目したいのが、製品スペック欄の収容人数(使用人数の場合も)。そこには、あくまでもギリギリ限界の人数が記載されているので、実際の使用人数に+1人足した製品を選ぶと良いでしょう。
また、大人がテント内で立てるように天井高もチェックしておきましょう。
風間氏には、家族4人で快適に寝られるかに注目し、商品を選抜していただきました。
製品選びのコツ2:設営「大人1~2人でできる設営の素早さ」

比較的、設営がラクなのが強みのドームテント。しかし、同じ種類でもサイズと部品の数によって差が出ます。
そこで注目したいのが、テントのサイズと部品。サイズが小さいほど部品の数が少なくなる傾向があります。大人1~2人で設営することを想定し、サイズと部品数のバランスを鑑みて選びましょう。
風間氏には、大人1~2人でどれだけ速く設営できるか注目し、商品を見極めました。
製品選びのコツ3:コスパ「機能性と価格のバランス」

安いに越したことはないと思いますが、あくまでも前提はしっかり使えるかどうか。安いからと飛びついて、すぐ壊れてしまっては本末転倒です。製品の全体的な質と価格のバランスをチェックしましょう。
風間氏には、総合的な機能性と価格のバランスの妥当性に注目していただきました。
製品選びのコツ4:耐久性「雨風にも劣化しない頑丈さ」

キャンプは突然の雨や強風に見舞われることも。そこで、テントの耐久性は重要です。また、すぐに壊れるものはNG。結局、安物買いの銭失いとなってしまいます。
スペックに耐水圧という項目があり、その数値が大きいほど濡れに強い素材が使われています。購入時に部品の材質や強度をしっかり確認しておくと良いでしょう。
風間氏には、雨や風からの耐久性、またどれくらい長く使えそうかに注目して評価していただきました。
製品選びのコツ5:携帯・収納性「軽量で持ち運びやすさが重要」

キャンプはやっぱり荷物が多くなります。そこで、テントは部品をどれだけコンパクト収納できるか、持ち運びやすいかが重要な要素に。スペック欄の総重量や収納時のサイズなどは、購入前にしっかりチェックしておきましょう。
「買ったけど車に入らない…」や「想定以上に重かった」などで思い出が台無しになることも……。風間氏には、収納時の重さや、どれだけコンパクトに収納できるかに注目して評価していただきました。
それでは、プロの視点をクリアしたテントを「ドームテント編」「ツールームテント編」「ワンポールテント編」の順でご覧ください!
おすすめのドームテント9選
テントと聞いて真っ先に浮かぶのが設営のややこしさですが、ドームテントはフレーム2本を幕体のスリーブと言われる筒状の穴に通すだけで、テントが自立してくれます。
テントのなかでも、もっとも設営が簡単で初心者からキャンプ通まで幅広く使われています。
| 商品 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フィールドアフィールドキャンプドーム300
![]() |
300cm |
180cm |
500cm |
7.5kg(約) |
4〜6人 |
1500mm以上 |
||
コールマンタフドーム/2725
![]() |
270cm(約) |
250cm(約) |
170cm(約) |
8.5kg(約) |
3~4人 |
2000mm(フライ)、2000mm(フロア) |
直径22×75cm(約) |
|
スノーピークアメニティドームM
![]() |
505cm |
280cm |
150cm |
8kg |
5人 |
フライ/ミニマム値:1800mm、ボトム/ミニマム値:1800mm(ウォール部) |
W74×D22×H25cm |
|
山善キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5
![]() |
275cm |
435cm |
165cm |
12.8kg |
4〜5人 |
1000mm |
W66×D23.5×H23.5cm |
|
AmazonAmazonベーシックテント
![]() |
457cm |
274cm |
183cm |
7.62kg |
5〜8人 |
未公表 |
||
コールマンタフワイドドームⅣ/300
![]() |
300cm |
300cm |
185cm |
10.6kg(約) |
4〜6人 |
2000mm(約) |
直径25×75cm(約) |
|
キングキャンプ前室付きドームテント
![]() |
210cm |
(130+210)cm |
130cm |
4.5kg |
3〜4名 |
1000mm |
W52×D18×H18cm |
|
モチヅキエムエスアール(MSR) エリクサー4
![]() |
223cm |
375cm |
121cm |
4.26kg |
4人 |
フライ/1500mm、フロア/3000mm |
56×20cm |
|
モンベルムーンライトテント 5型
![]() |
150cm (約) |
210cm (約) |
147cm (約) |
5.4kg(約) |
4〜5人 |
フライシート/1500mm 、フロア/2000mm |
W64×D21×H21cm(約) |
フィールドア「フィールドキャンプドーム300」
- フィールドアフィールドキャンプドーム300
- 最安価格: ¥19,000〜
- 幅
- 300cm
- 奥行
- 180cm
- 高さ
- 500cm
- インナーサイズ
- W300cm×D175×H300cm(約)
- 重量
- 7.5kg(約)
- 収容人数
- 4〜6人
- 耐水圧
- 1500mm以上
1:ファミリー仕様のワイドな居住空間

インナーサイズは、高さ175cm、広さ3m四方。大半の大人が背筋を伸ばせるサイズで快適に過ごせます。
2:キャノピーを上げれば前室も完成

また、キャノピーをポールで立ち上げれば、前室スペースを作ることも可能。ちょっとしたリビングスペースや荷物置きにも好都合です。
3:フレーム2本のシンプル構造で簡単設営

天井部で2本のポールがクロスすることで自立するシンプル構造なので、すぐに設営できます。部品も価格からは考えられないようなしっかりとした作りです。
コールマン「タフドーム/2725」
- コールマンタフドーム/2725
- 最安価格: ¥49,800〜
- 重量
- 8.5kg(約)
- 幅
- 270cm(約)
- 奥行
- 250cm(約)
- 高さ
- 170cm(約)
- 収納サイズ
- 直径22×75cm(約)
- 収容人数
- 3~4人
- 耐水圧
- 2000mm(フライ)、2000mm(フロア)
- 型番
- 2000031570
1:高さ170cmで大人が立てる広さ

家族4人ならゆったり過ごせるスペースに高さが170cmあるので、大人が立ち上がっても窮屈さはありません。
2:悩むことなく設営できる簡単さ

キャンプメーカーのエントリーテントだけあり、初心者でも大人ひとりで建てられる仕様です。
3:細部に至るまで耐久性を考慮

組立時のガイドなどシンプルながらしっかりとした作りになっています。質感もよく、耐水圧がフライ、フロアともに2000mmと性能は十分です。
スノーピーク「アメニティドームM」
- スノーピークアメニティドームM
- 最安価格: ¥23,713〜
前室の出入り口が超便利!
スノーピーク(snow peak)「アメニティドームM」は、キャンプ用品をそろえようと思ったら、まず検討候補に入るテント。
それだけブランド力があるスノーピークの中でこの価格は魅力です。
これからキャンプをはじめる人たちをスノーピークファンに取り込むための戦略的な価格設定と言えるのではないでしょうか。
- 幅
- 505cm
- 奥行
- 280cm
- 高さ
- 150cm
- 収納サイズ
- W74×D22×H25cm
- 重量
- 8kg
- 収容人数
- 5人
- 耐水圧
- フライ/ミニマム値:1800mm、ボトム/ミニマム値:1800mm(ウォール部)
- 型番
- SDE-001RH
1:ラゲッジルームとして使える前室

高さは150cmと若干低いですが、それを補うように前室が広くなっています。こちらをラゲッジルームとして使える分、室内を広々と使えるのが魅力です。
2:サイドパネルが開放的!

フロントパネルを閉じたままでも出入り可能な大きなサイドパネルが強み。パネルをフルオープンしたときの開放感は抜群です。
3:ポールの入れ間違いなしの安心感

ポールの色とスリーブのテープが同色になっているので、組み立てやすくなっています。はじめてテントを建てる人にはうれしい仕様になっています。
キャンパーズコレクション「プロモキャノピーテント5」
- 山善キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5
- 最安価格: ¥23,713〜
雨天時も快適なタープ機能を搭載
キャンパーズコレクション「プロモキャノピーテント5」は、コスパの良いキャンプギアで人気の高いです。
1万5000円を切る価格ながらキャノピーがつき、雨天時などは前室も作れます。
惜しまれる点は耐久性がやや劣るということ。耐水圧1000mmは今回の検証でも低い部類に入りました。
- 幅
- 275cm
- 奥行
- 435cm
- 高さ
- 165cm
- 収納サイズ
- W66×D23.5×H23.5cm
- 重量
- 12.8kg
- 収容人数
- 4〜5人
- 耐水圧
- 1000mm
1:最大5人収容で内部は広々!

最大5人を収容できるスペースの広さは、この価格では大きな魅力です。
2:全天候快適なタープ機能装備

前室のキャノピーをポールで立ち上げれば、タープなしでもちょっとしたリビングスペースに。
3:ひとりでの組み立ては慣れが必要

快適性とは裏腹に、サイズが大きい分、初心者がいきなり一人で組み立てるのはちょっと手こずりそうです。慣れるまでは2人で組み立てましょう。
Amazon「Amazonベーシックテント」
- AmazonAmazonベーシックテント
- 最安価格: ¥18,232〜
まさに価格破壊
この価格で、最大8人収容できるというのが最大の魅力。
天井の高さもあり、テント内を立って移動できるなど、居住性の高さもポイントです。
ただ、耐水圧は非公表ですが、強い雨などへの対応は他のテントのほうが優れているかもしれません。
長く愛用するというよりは、キャンプデビュー時の初期投資節約のためなど、割り切った考え方が必要です。
- 幅
- 457cm
- 奥行
- 274cm
- 高さ
- 183cm
- 重量
- 7.62kg
- 収容人数
- 5〜8人
- 耐水圧
- 未公表
- 型番
- AMZ-1509
1:高さ・広さともに十分な居住性!

最大収容人数8人という広大なテント内スペース。4人家族なら十分すぎるほど広く使えますね。

中央部の高さはなんと183cm。よほどの長身でない限り立ち上がって歩いても平気です。
2:小物置きなど便利機能が豊富

Amazonテントは便利機能が豊富。天頂部にはメッシュの小物置きがついていて、室内をスッキリ使えます。

また、テント側面にはコードを外に繋げるための窓が付いています。
コールマン「タフワイドドームIV/300」
- コールマンタフワイドドームⅣ/300
- 最安価格: ¥14,980〜
ビギナー向けながら本格的!
コールマン(Coleman)「タフワイドドームIV/300」は、キャンプシーンにおいて、スノーピークのアメニティドームと人気を二分してきたコールマンのビギナー向けテント。
空気をうまく循環させる「サークルベンチレーションシステム」を採用しており、室内に熱気がこもらないなど、定番かつ成熟したテントといえます。
- 幅
- 300cm
- 奥行
- 300cm
- 高さ
- 185cm
- 収納サイズ
- 直径25×75cm(約)
- 重量
- 10.6kg(約)
- 収容人数
- 4〜6人
- 耐水圧
- 2000mm(約)
- 型番
- 2000017860
1:高さ185cmでかなりのワイド感

185cmとかなり高い天井。大抵の大人が立って移動できます。開放感も抜群!
2:ポールの改良で設営しやすさアップ

改良されて、より使いやすくなったポールをインナーテントに挿入し、立ち上げます。あとはフライシートをかぶせてペグを打つだけの簡単さ。初めての人でもすぐに設営できそうです。
キングキャンプ「前室付きドームテント」
- キングキャンプ前室付きドームテント
- 検証時価格: ¥8,980〜
- 幅
- 210cm
- 奥行
- (130+210)cm
- 高さ
- 130cm
- 収納サイズ
- W52×D18×H18cm
- 重量
- 4.5kg
- 収容人数
- 3〜4名
- 耐水圧
- 1000mm
モチヅキ「エムエスアール(MSR) エリクサー4」
- モチヅキエムエスアール(MSR) エリクサー4
- 最安価格: ¥46,970〜
雨風に強い山岳系!ただし価格の高さがネック
モチヅキ「エムエスアール(MSR) エリクサー4」は、山岳系テントブランドMSRのキャンプ仕様テント。
同社の山岳系テントに比べると軽量・コンパクト性は劣りますが、キャンプメーカーのものと比べれば、その差は歴然です。
ただ、高さが121cmと内部がやや狭く、値段が高いことがネック。
寝られればいいと割り切るなら、設営の簡単さとも相まって使いたくなるテントです。
- 幅
- 223cm
- 奥行
- 375cm
- 高さ
- 121cm
- 収納サイズ
- 56×20cm
- 重量
- 4.26kg
- 収容人数
- 4人
- 耐水圧
- フライ/1500mm、フロア/3000mm
モンベル「ムーンライトテント 5型」
- モンベルムーンライトテント 5型
- 検証時価格: ¥51,624〜
月明かりでも建てられる!設営がしやすい
モンベル(mont-bell)「ムーンライトテント 5型」は、軽量な山岳テントのなかでは重いほうですが、キャンプには十分な軽さとコンパクトさ。
設営のしやすさや天井の高さなど、長年人気を誇っているのも頷けるほどの使いやすさです。
ただ、価格は今回の9製品のなかでも高い部類に……。コスパが良いとはいえません。
- 幅
- 150cm (約)
- 奥行
- 210cm (約)
- 高さ
- 147cm (約)
- 収納サイズ
- W64×D21×H21cm(約)
- 重量
- 5.4kg(約)
- 収容人数
- 4〜5人
- 耐水圧
- フライシート/1500mm 、フロア/2000mm
- 型番
- 1122289
以上、キャンプに最適なドームテントでした。つづいては家族などにオススメのツールームテントの紹介です。
おすすめのツールームテント5選
リビングと寝室が一体化した2ルームテントは大型ゆえ敬遠する人もいますが、じつは機能的なメリットが満載しています。
一番は、タープとテントの両方を設営する必要がないため、荷物が減らせること。また、テント+オープンタープの場合に比べ、プライベートが守られること。さらにフルクローズすれば、雨風がしっかり防げることなどがあります。
その一方、他の種類に比べて重量があることと、慣れないうちは設営に多少手間取ることなどデメリットも挙げられますが、デメリットを差し引いても十分におつりがくるくらい、ツールームテントの居住性は魅力なんです。
コールマン「タフスクリーン2ルームハウス」
- コールマン タフスクリーン2ルームハウス
- 最安価格: ¥72,500〜
- 幅
- 320cm(約)
- 奥行
- 230cm(約)
- 高さ
- 170cm(約)
- 重量
- 16kg(約)
- 型番
- 2000038139
1:フラップダウンでリビングが完成

フラップを下げることで生まれるリビングは、チェアやテーブル、調理器具などを置いてもまだ余裕がある広さ。雨天時や寒い時期には、フラップを下ろすことで濡れない空間を作ることが可能です。
2:初心者にやさしい親切設計

ポールのカラーを見れば、どこに接続すればいいのかひと目でわかる親切設計です。色で設営をサポートしてくれます。
3:リビング広々で居住性が高め

一番の長所はこの居住性! リビング中央部は、高さ約215cmと成人男性でも余裕で立てます。広々として圧迫感がないのは、暑い夏のキャンプでは超重要です!
キャプテンスタッグ「エクスギア ツールームドーム270」
- キャプテンスタッグエクスギア ツールームドーム270
- 最安価格: ¥19,980〜
風に強い構造を実現!サイドのドアも便利
広々とした前室とサイドの出入り口を備えたキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)「エクスギア ツールームドーム270」。
高さを抑え、強度を高めることで風に強い構造を実現しています。
寝室は大人4~5人がゆったりと寝られる広さで、前出のコールマンと同じくポールが色分けされ設営しやすいのがポイントです。
- 幅
- 270cm(約 フライ)、270cm(約 インナー)
- 奥行
- 490cm(約 フライ)、270cm(約 インナー)
- 高さ
- 155cm(約 フライ)、150cm(約 インナー)
- 重量
- 6.6kg(約)
- 型番
- UA-18
1:天井部のベンチレーションで結露防止

暖かい空気が抜けやすいよう、天井部にエアベンドがあり、換気をして結露を防いでくれます。
2:使い勝手を追求したリビングスペース

リビングスペースは快適な広さ。サイドには出入りしやすいドア、出入り口兼用の荷物室などを備えています。
家族向けの低価格なテントです
スノーピーク「ヴォールト」
- スノーピーク ヴォールト
- 最安価格: ¥22,613〜
初心者でも設営しやすい!シンプル設計
スノーピーク(snow peak)「ヴォールト」は初心者でも設営が簡単なシンプルな設計になっています。
構造は3本のフレームからなり、インナーテントは吊り下げ式。フライシートだけの使用もOKです。
- 幅
- 60cm(約 収納時)
- 奥行
- 23cm(約 収納時)
- 高さ
- 23cm(約 収納時)
- 重量
- 7.9kg(約)
- 型番
- SDE-080
コールマン「タフスクリーン2ルームハウス+」
- コールマン タフスクリーン2ルームハウス+
- 検証時価格: ¥88,000〜
夏の日差しからキャンパーを守る
コールマン(Coleman)「タフスクリーン2ルームハウス+」は、4~5人用のツールームテントです。
リビング側には光の透過を防ぐ遮光PUコーティングを採用。アシスト機能付きなので1人での設営もラクにできます。
- 幅
- 210cm(約)
- 奥行
- 230cm(約)
- 高さ
- 170cm(約)
- 収納サイズ
- φ30×74cm(約)
- 重量
- 17.5kg(約)
コールマン「ラウンドスクリーン2ルームハウス」
- コールマンラウンドスクリーン2ルームハウス
- 最安価格: ¥18,800〜
- 幅
- 320cm(約 インナー)
- 奥行
- 230cm(約 インナー)
- 高さ
- 170cm(約 インナー)
- 収納サイズ
- φ28×82cm(約)
- 重量
- 20kg(約)
- 型番
- 170A6608
以上、オススメの2ルームテントをご紹介しました。次は、いかにもキャンプらしいテントワンポールテントです!
おすすめのワンポールテント8選
ワンポールテントは一般的なファミリーテントのドーム型のテントと違い、設営に少々手間がかかりますが、本体を広げてペグを打ち、後は真ん中にポールを立てるだけ、と意外に簡単なんです。
ただ、複数のポールを使うテントに比べ、やや安定性で劣るのでペグ打ちはしっかりめに行うと良いでしょう。
テンマクデザイン「サーカス300ST」
- テンマクデザイン サーカス300ST
- 検証時価格: ¥50,544〜
- 幅
- 310cm(約)
- 奥行
- 310cm(約)
- 高さ
- 255cm(約)
- 重量
- 14kg(約)
1:ヒサシ付きの下段メッシュパネル

暑い日は上段パネルを閉めたままで下段のみが開放可能。雨の日でも室内が結露しにくい作りになっています。
2:細かい部分にも防水の工夫あり!

雨が伝って内側に流れるのを防ぐ三角ガード。防水を細部にまで施してくれる気配りがありがたいです。
3:デッドスペースを少なくした作り

接地から60㎝の立ち上がりでデッドスペースを減らし、広々とした室内を実現しています。
グラウンドシートの土間が便利です
ogawa「ピルツ9‐DX」
- ogawa ピルツ9‐DX
- 検証時価格: ¥81,000〜
- 収容人数
- 大人4人
- 重量
- 6.1kg(約 幕体)、1.0kg(約 ポール)
- 幅
- 320cm(約)
- 奥行
- 320cm(約)
- 高さ
- 245cm(約)
1:前面の出入り口にヒサシ付き

DXバージョンには前面の出入り口にヒサシが付いています。雨天時にもフロアを濡らすことなく快適。ストレスなく出入りができます
2:着脱可能なグランドシート

グランドシートは自在に着脱可能。全土間や半間・半フロアなど好みのアレンジができます。
小さいながらゆったりした作りで快適です。
フィールドア「ワンポールテント400 TC」
- フィールドア ワンポールテント400TC
- 検証時価格: ¥36,804〜
ゆったりサイズで簡単設営!ビギナーにオススメ
フィールドア(FIELDOOR)「ワンポールテント400 TC」は、ポールを立てる目安になるベースガイドや、張りの調節が簡単なベルトなどの工夫で設営がじつに簡単なワンポールテント。
頂点までの高さが215㎝で3~4人がゆったりできる広さです。
ベンチレーション機能搭載なので換気性にも優れていて、夏場の高温多湿な環境でも快適に使うことができます。
- 幅
- 400cm(約)
- 奥行
- 350cm(約)
- 高さ
- 215cm(約)
- 重量
- 7.4kg(約)
1:ワンポールで設営OK

グラウンドシートの中心にポールを設置するベースガイドがあり、中心を探すことなく簡単に配置できます。
2:インナーだけで涼しく過ごせる

インナーテントだけでも自立するため、夏場は涼しく快適。また、フルメッシュで虫の侵入を気にせず使うことができます。
オーソドックスなワンポールテントです
ogawa「タッソ」
- ogawa タッソ
- 最安価格: ¥26,000〜
3種類の形状に変化して自由度が高い
ogawa「タッソ」は、キリッと立ち上がる姿が美しいワンポールテントで、北米の平原インディアンの伝統テント・ティピーがモデル。
天井が高く大空間で床は取り外し自由なモデルが多く、寝室だけではなくリビング空間としても使いやすいタイプです。
また両サイドのファスナーの開閉とメインポールを伸縮させることで、六角形、七角形、八角形と3種類の形状に変化させることができます。
フロアレステントですが、六角形状時、別売りのツインピルツフォークLのハーフインナーが利用可能となっています。
- 収容人数
- 大人3人
- 重量
- 4.1kg(付属品除く)、2.7kg(付属品重量)
- 型番
- 2726
1:ガイドシートがあるからスムーズに設営できる!

ワンポールテントは、初心者がきれいに建てるのは難しいもの。ただ、このテントはガイドシートが付属しているので、それに従って1人でも建てることができます。
2:形を変えると高さと面積が変えられる

一番高さのある六角形の形状なら、天井の高さは250cmとかなりの高さになります。大人が立っても余裕おある空間が魅力です。

一番面積の広い八角形の形状なら、高さは195cmになりますが、その分直径480cmと、六角形の370cmに比べてだいぶ広くなり、収容人数も増やせます。
ogawa「ピルツ9-DX」
- ogawa ピルツ9‐DX
- 検証時価格: ¥81,000〜
床のシートは脱着可能!大空間を堪能できる
ogawa「ピルツ9-DX」は、ピルツ9の進化形モデルです。
高さ245cm、最大直径350cmの大空間で床は取り外しが自由なので、靴を履いたまま出入り自由にすることも可能です。
- 収容人数
- 大人4人
- 重量
- 6.1kg(約 幕体)、1.0kg(約 ポール)
- 幅
- 320cm(約)
- 奥行
- 320cm(約)
- 高さ
- 245cm(約)
1:シートの着脱で雰囲気を変えられる
グランドシートを敷いた状態では靴を脱いでテント内に入ることになりますが、コットではなくマットで寝ることもでき、直に寝ることもできます。
シートを外せば、インディアンのテントの雰囲気に。土足での使用が可能になり、出入りもラクになります。ワンポールテントの多くがシートの取り外しができ、土間的な使い方ができます。
2:メッシュパネルで快適!
天窓に側面下部、出入り口は換気に配慮したメッシュパネル方式。テント内環境を快適に保つ配慮が光っています。
キャプテンスタッグ「CSクラシックス ワンポールテント」
- キャプテンスタッグCSクラシックス ワンポールテント ヘキサゴン300UV
- 最安価格: ¥10,880〜
高コスパ!優れた換気性に定評がある
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)「CSクラシックス ワンポールテント ヘキサゴン300UV」は3~4人用のティピー型ワンポールテント。
開閉可能なベンチレーション装備で夏も快適。フライシート単体で設営することもできます。
- 型番
- UA-34
ロゴス「LOGOS ナバホ Tepee 400」
- ロゴス LOGOS ナバホ Tepee 400
- 最安価格: ¥25,980〜
設営も撤収も簡単!構造がシンプル
ロゴス(LOGOS)「LOGOS ナバホ Tepee 400」は、フレームに軽量・強靭なジュラルミンを採用したナバホ柄のワンポールテント。
コンパクト収納が可能なためどこにでも持ち運べます。
ニュートラルアウトドア「GEテント3.0 NT-TE02」
- ニュートラルアウトドアGEテント3.0 NT-TE02
- 最安価格: ¥48,400〜
天井高めが心地いい!雨にも強い
ニュートラルアウトドア(neutral outdoor)「GEテント3.0 NT-TE02」は側壁には立ち上がりがあり、ムダなスペースを排除。
天井が高めで快適な居住性を実現しています。耐水圧にも優れているので悪天候でも安心して使えます。
設営しやすいワンポールは初心者にもおすすめです
3つのテントのメリット・デメリット
テントは大きく分けて「ドームテント」「ツールームテント」「ワンポールテント」の3種類があり、それぞれ居住性や設営のしやすさが異なります。
ここではそれぞれの特徴をまとめました。
1:ドームテント

[ドームテントの特徴]
・キャンプ使用想定なので居住性が高い
・「自立式」テントで設営も撤収も簡単
・構造がシンプルな分、コンパクトに収納できる
ドームテントはスタンダードなテント。クロスフレーム型(X型)といって、2本のポールをテントの天井部分で交差させることで自立します。
テントは自立させるまでが一番面倒なので、このドーム型は自立までの所要時間が、テントの種類のなかで最短で済むのがまず魅力です。
パーツ数が多くないため、比較的コンパクトに収納でき、サイズも1~2人用の小型なものから、4人以上でも使えるファミリータイプまで豊富に揃っています。

キャンプ系テントのブランドでは、コールマンやロゴス、スノーピークなどが有名です。持ち運びより快適さ重視で、ゆったり過ごせるように作られています。
その一方で、持ち運びに特化した軽量モデルもあるので、ドームテントを選ぶ際は注意が必要です。
2:ツールームテント(2ルームテント)

[ツールームテントの特徴]
・プライベート空間が確保できる高い居住性
・タープとテントの両方を設営する必要がない
・設営の所要時間が長く持ち運ぶ重量がある
ツールームテントは寝室とリビングの2部屋で構成されたテントのこと。大きめのテントというだけではなく、中に仕切りがあるので、用途をハッキリとわけられます。
通常、リビング空間はタープを張って作ります。しかし、このタイプはテントだけでリビングもまかなえるのがウリ。しかし、そのサイズの大きさゆえ、初心者だと設営に時間がかかります。
慣れないうちは設営に多少手間取りますが、デメリットを差し引いても十分におつりがくるくらい、ツールームテントの居住性はかなり魅力的です。
3:ワンポールテント

[ワンポールテントの特徴]
・大人が立っても余裕がある居住空間
・見た目の良さと、アレンジが可能
・「非自立式」テントで設営には慣れが必要
中央を一本のポールで支えるため、ワンポールテントともティビー型とも呼ばれています。インディアンの移動型住居がベースで、円錐(えんすい)型のユニークな外観。内部は天井が高く、広々とした空間です。
設営はシンプルですが、中央のポールを立てるまでテントが自立しないので、初心者はやや設営に手こずるテントでしょう。
状況や好みに応じてテントを試そう
以上、これからキャンプをはじめたい人にオススメしたいファミリーテントのご紹介でした。
「ドームテント」「ツールームテント」「ワンポールテント」にはいろいろと特徴があるので、用途に応じてチェックしましょう。
今回ご紹介した基礎知識なども参考にして、ぜひファミリーキャンプデビューにトライしてみてくださいね!


























天井が高く、圧迫感がないのがいいですね