2022年上半期のヒット商品は本当にいいモノ?
はやくも半分が過ぎた2022年ですが、数々のヒット商品が登場しました。ヒットに結びついたと思われるのが、コロナ禍による生活スタイルの変化です。
例えば、癒しアイテムや家事を楽にする掃除道具のほか、テレワークのお供に便利な「ながら聴き」ができるイヤホンが売れたり、ノンアルや微アルなど「控えめ」なお酒が人気になったり。でも、そんなヒット商品って、本当にいいものなのでしょうか。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』が2022年上半期ヒット商品の実力を確かめるべく、プロと一緒に徹底テスト。「絶対買い」「買ってよし」「人によってはアリ」「ちょっと待った」の4段階でオススメ度をジャッジしました。
今回は、クラウドファンディングで話題沸騰中の1台4役のコーヒーメーカーマシンを老舗カフェのオーナーとテストしました。
シナジートレーディング 「Gevi 4-in-1 スマートコーヒーメーカー」
シナジートレーディング
Gevi 4-in-1
スマートコーヒーメーカー
先行予約価格:6万6960円
一般販売予定価格:12万4000円
※価格はマクアケでの先行販売価格。 8月の一般販売予定価格は12万4000円となります。
サイズ・重量:W26.5×D25.4×H43.2cm・7.65kg
加熱システム(ブリューワー):1000W
水タンク容量(ブリューワー):640ml
ブレードタイプ(グラインダー):60mmフラットブレード
挽き目設定(グラインダー):51段階
▼総合評価
- 買ってよし
シナジートレーディング「Gevi 4-in-1 スマートコーヒーメーカー」は、1台で4役をこなすという話題のコーヒーメーカー。「量る」「挽く」「沸かす」「淹れる」の工程が本当に一台で完結します。
4-in-1の4つの機能とは?
その1:ケトル
80℃~99℃まで1℃刻みで温度設定できる一体型ケトル。単体で使うこともできます。
その2:グラインダー
飲み方や好みにあわせて51段階の細かさで挽き目の調節ができる高性能グラインダー。
その3:ブリューワー
360°回転しながら、直径2.8mmの3つの注ぎ口から一定の速度で一定のお湯を注ぎます。抽出時間は細かく設定可能できます。
その4:デジタルスケール
本体と一体型のデジタルスケールで豆の量が量れます。重さはディスプレイに表示されます。
甘み、苦味、酸味のバランスがとれた最高の味
▼検証結果
- 香り:挽いた豆が十分に蒸らされていて、ふくよかな香りが漂います。
- 酸味:安価な豆で淹れてもイヤな酸味は出ず、豆本来の特徴が引き出されています。
- 苦味:苦味が際立つことはなく、酸味と同じくその豆の特徴そのままの苦味が抽出されます。
- 甘み:繊細な豆の甘さがよく出ており、コーヒーのうまみとして口に広がります。
- ボディ:コクや渋みの抽出力はやや苦手なようで、ハンドドリップよりは軽い口当たりです。
- 雑味:舌に乗せた瞬間にほんのわずかな雑味を感じますが、ほぼ気にならないレベルです。
肝心の味も、ハンドドリップで淹れたようなクオリティ。また、カスタマイズの幅も広く、自分だけの至高の一杯を楽しめます。
豆の挽き方や水の量を調整して、こだわりの一杯を!
水の量や温度を細かく決められる
豆に対して使用する水の割合やコーヒーを淹れる湯温、速度まで全部自分好みにカスタマイズすることができます。
高性能なグラインダーの秘密はこの刃にあり!
51段階の調節ができるグラインダー。フレンチプレスやエスプレッソなどに適した挽き方もできます。豆に余計な熱をかけない仕様もいいです。
気に入った設定を保存できる
豆の量やお湯の温度だけでなく、蒸らすための一時停止時間や抽出時間までその味にするために必要だった設定を「マイレシピ」に登録して保存しておけます。
以上、2022年上半期に話題になったコーヒーメーカー、シナジートレーディング「Gevi 4-in-1スマートコーヒーメーカー」の検証でした。
マスターが最高に自分好みの一杯を淹れてくれる感覚で、自宅にいながら最高に贅沢な一杯が飲めます。コーヒー好きなら買って間違いなしです。
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グラインダーがとても高性能で、単体で買えば数万円はしそう。そう考えるとお得かも。