簡単でおいしい料理が作れる“ずぼらキッチン家電”はどれ?
ほんとうは料理してみたいけど、知識も腕もないとできないんじゃない……そんな風に思ってはいませんか? 実は、スキルゼロ・ノウハウゼロでも最新家電さえあれば、簡単ですごくおいしい料理が作れるんです。
そんなラクに料理ができる「ずぼらキッチン家電」を本音の家電ガイド『家電批評』が探しました!
今回は、まるでプロが淹れたような一杯を自宅で味わえる、コーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」の検証レビューをお届けします。なお、検証にはカフェ・トロワバグのオーナー、三輪徳子さんにご協力いただきました。
プロも大絶賛した究極の一台!「BALMUDA The Brew」
BALMUDA
BALMUDA The Brew
実勢価格:5万9400円
本体サイズ・重量:W140×D297×H379mm(取っ手含む)・約3.4kg
「BALMUDA The Brew」は、開発に6年もかかったバルミューダの自信作。粉を使う手軽なオープンドリップ式のコーヒーメーカーです。
そこで今回、徳用から高級まで価格帯が異なる市販の粉でテスト。抽出モードはレギュラー・ストロング・アイスを試し、味わいをチェックしました。
結論からお伝えすると、数々のコーヒーメーカーのテストを行ってきた、雑誌『家電批評』編集部員も驚くほどの味わいでした。甘みや苦味、そして酸味のバランスをモードごとにはっきりと表現できていたんです。
▼「BALMUDA The Brew」で淹れたコーヒーの香りや味わいのグラフ
それでは、どうしてこんなにおいしく淹れられるか、「BALMUDA The Brew」の機能の紹介とともにその理由を説明します。
理由1:正確な湯量と温度で入れ方を再現!
おいしさの秘密は、限りなくハンドドリップに近い抽出方法にあります。まずは少量のお湯で蒸らし、ドリップを開始。
注目すべきは注湯方法。抽出から仕上げまで完璧な温度と湯量コントロールで、おいしさを最大限に引き出します。粉のよさを最大限に引き出す抽出法には、老舗カフェのオーナーも驚くほどのクオリティでした。
また、一般的なコーヒーメーカーはドリップの様子は見えないですが、本製品は抽出中も見ることができます。
理由2:淹れるが簡単で味が3タイプもある
給水はタンクに入れるだけで楽。あとは味(レギュラー、ストロング、アイス)と分量を選びボタンを押すだけです。
理由3:2つの注湯口でクリアな味わい
抽出後、サーバーに直接つながる第二抽出口から加水。これによって、雑味を出さないクリアな味の再現が可能になっています。
さらに、抽出後は本体内部にお湯が残らないよう、蒸気で飛ばす機能もあり清潔さを保つ工夫もされています。
【まとめ】値段は高めだけど迷ったら買ってよし
以上、「BALMUDA The Brew」の紹介でした。
さいごに、良かった点と残念だった点をまとめてみました。
▼良かった点
・コーヒーメーカー史上最高レベルのおいしさ
・淹れるのが超カンタン
・抽出後、蒸気で内部のお湯を飛ばすので手入れがラク
・サイズ感もコンパクト
▼残念だった点
・価格がお高め
「BALMUDA The Brew」で淹れたコーヒーは雑味の少ないクリアな味が特徴です。注ぎ方が難しいハンドドリップの味が完全再現されていました。コーヒー好きにはおすすめですよ!
ぜひ、自宅で本格的な味を楽しんでみてくださいね。
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