あえて買うべき「安くて良いモノ」はどれ？
これまで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』ではテストを通して最も優れたモノをベストバイとして紹介してきました。しかし、なかには「ベストバイではないけれど優秀なモノ」もあったんです。
そこで、各分野のプロへのアンケートや過去のテスト、新規の検証からアイテムをピックアップ。安いから妥協するのではなく、あえて選びたくなる理由がある「安くて良いモノ」を紹介します。
今回は、文房具やファッションのプロがおすすめする、万年筆とペン5選です。
お手頃価格の本格派！ TWSBI「
ECO クリア」
TWSBI
ECO クリア
実勢価格：5500円
※画像はAmazonより
服飾ジャーナリストの飯野 高広さんのおすすめが、TWSBI「ECO クリア」。本格的なインクの回転吸入機構を取り入れながらも破格の万年筆です。書き味は抜群で個体差が少なく、字幅も5種類から選べます。
本格的なインク吸入機構付き
名品と言われる「MONTBLA NC149」と同じインクの回転吸入機構をもつ万年筆で、本格的なつくりです。吸入機構の仕組みを観察できるのも魅力。
万年筆初心者にもぴったりなミドリ「
MD万年筆」
ミドリ
MD万年筆
実勢価格：2750円
※画像はAmazonより
文房具ライター&ブロガーの猪口フミヒロさんのおすすめが、ミドリ「MD万年筆」。ペン先がすっきりしたカーブ形状で、早い筆運びにも追随してくれます。簡単に使いこなせるので万年筆初心者にもぴったり。価格もお手頃です。
〝まるでボールペン〟な滑らかな万年筆です。
ボールペン感覚でスラスラ書ける
幅広い筆記角度に対応できるペン先。ペン先のカーブが筆圧を吸収します。万年筆はペン先を寝かせて書くのが一般的ですが、立てて書いてもインクがかすれにくい安心構造です。
万年筆と並んでも見劣りしない高級感 ゼブラ「サラサグランド」
ゼブラ
サラサグランド
実勢価格：1100円
※画像はAmazonより
文具プランナー福島槙子さんのおすすめが、ゼブラ「サラサグランド」。金色のクリップやマットな質感の塗装がおしゃれなサラサグランド。ほかのハイエンドジェルボールペンが2000円以上なのを考えると、圧倒的にお得です。
50色以上の替え芯も使える高機能ペンです。
サラサクリップの50色以上の替え芯が使える
持ちやすいボディはそのまま使えて、インクの色を50色以上から選べるのはうれしいポイントです。
高品質なのにお手頃価格 パーカー「
ジョッター オリジナルジェルペン」
パーカー
ジョッター オリジナルジェルペン
実勢価格：1100円
※画像はAmazonより
パーカー「ジョッターオリジナルジェルペン」も同じく文具プランナー福島槙子さんのおすすめ。パーカーの名作ボールペン「ジョッター」のデザインはそのままに、気兼ねなく普段使いできる価格がうれしい一本です。
買わない理由がない名作ペンの廉価版です。
レトロポップなカラーにテンションが上がる
レトロポップなボディの色がかわいらしく、高級ボールペンによくある渋さがありません。親しみやすいカラーなのに書き味は名作そのもの。
書くほどに、その性能に脱帽！プラチナ万年筆「
プレスマン」
プラチナ万年筆
プレスマン
実勢価格：220円
文房具ライター&ブロガーの猪口フミヒロさんのおすすめが、プラチナ万年筆「プレスマン」。1本220円という低価格でありながら、たくさんの文字もストレスなく書き続けられる超ロングセラーのシャープペンシルです。
格安シャーペン界随一の書きやすさです。
1978年発売の速記用シャープペン
一定以上の力が加わると芯がスライドするセーフティスライド機構採用。筆記時の芯折れを防ぎます。一度使ったら浮気できなくなる安定感があります。
以上、「感動の安くて良いモノ」から、文房具やファッションのプロがおすすめする万年筆＆ペン5選の紹介でした。
至高のベストバイや高級なハイエンド品以外にも、あえて買うべき理由がある最強コスパ品はたくさん。ぜひ、「あなたにとって最高に丁度良いモノ」を見つけてみてくださいね！
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