疲れないごはん作りのテク&おすすめ食材を紹介
家族が家にいる時間が長くなって、大変なのが毎日のごはん作り。
献立がマンネリ化したり、買いだめしすぎてうっかり食材をダメにしたりなんて、ストレスも溜まりますよね。
そこでテストする女性誌「LDK」とプロの料理家たちが「疲れないごはん作り」のアイデアをお届け。時短&お助けテクやおすすめアイテムを紹介します。
今回は、お肉や魚、野菜などの食材がふっくらして味も一発で決まる「塩麹」です!
塩麹を揉み込むだけで柔らか&おいしくなる!
おうち時間が増えるとレパートリーがなくなってきて飽きがちですよね。
塩、砂糖、しょうゆ……。いろんな調味料を足したり引いたり加減を見ながら味付けするのは面倒。そんなときに注目したいのが「塩麹」です。
塩の代わりに使う塩麹は、旨味やコクを引き出してくれるため、食塩を使うよりも少量でも旨味がきいたおいしい料理に仕上がります。また、塩麹は肉や魚を漬け込むとたんぱく質を分解してくれるので、肉や魚をやわらかくして口当たりのよくする働きも。
特に、魚の下味調味料としておすすめ。くさみが気になる魚を塩こうじで味付けすると、ふっくら仕上がります!
スズキの切り身で塩麹7製品を比較
塩麹を使うだけで簡単に下味がつけられるとはいえ、本当においしく仕上がるのか、ちょっとギモンですよね。そこで今回は、スーパーで気軽に購入できる塩麹を7製品ピックアップして、料理研究家の酒寄美奈子さんと「LDK」編集部が検証。チェックしたのは以下の項目です。
▼テスト項目
1:魚の臭み
2:食感
魚臭さのあるスズキの切り身で検証。切り身2切れに、それぞれの塩こうじを大さじ2ずつ入れて、しっかりもみ込み、一晩冷凍。解凍せず焼いて実食しました。
食べ比べてみると、それぞれ違いがありました。それでは、7製品の中から、高評価だったおすすめ5製品紹介します!
旨みがあってプリプリに! マルコメ 「プラス糀 生塩糀」
マルコメ
プラス糀 生塩糀
実勢価格:214円/200g
▼テスト結果
魚の臭み :◎+
食感 :◎+
7製品比較で唯一のA+評価を獲得したのは、マルコメ 「プラス糀 生塩糀」です。塩こうじの旨味とぷりっと食感で食べ応えがありました!
マルコメで下味冷凍すれば魚の臭みが取れて、身もおいしく味わえます。
麹の甘みを感じられる ひかり味噌「生塩こうじ 麹の花」
ひかり味噌
生塩こうじ
麹の花
実勢価格:513円/350g
▼テスト結果
魚の臭み :◎
食感 :◎
ひかり味噌「生塩こうじ 麹の花」は、A評価。魚の身がぷりぷりになりました。こうじの甘みが感じられて美味です!
甘みが強めの塩こうじです。
くさみが取れてふんわり! イチビキ「塩糀」
イチビキ
塩糀
【購入価格 322円/300g】
▼テスト結果
魚の臭み :◎
食感 :◎
同じくA評価のイチビキ「塩糀」は、身はふんわりとした仕上がりに。臭みは取れ、甘みが感じられました。
旨味は少なめですが、甘味は感じられます!
ハナマルキ「減塩 塩こうじ」
ハナマルキ
減塩 塩こうじ
実勢価格:198円/200g
▼テスト結果
魚の臭み :◎
食感 :◎
A評価となったのは、ハナマルキ「減塩 塩こうじ」。魚のくさみはありません。味に深みがあり、こうじの旨みもしっかり出ました!
こうじのつぶつぶ感が強めです。
サラサラの液体タイプ ハナマルキ「液体塩こうじ」
ハナマルキ
液体塩こうじ
実勢価格:257円/300ml
▼テスト結果
魚の臭み :◎+
食感 :◎+
B評価となったのは、ハナマルキ「液体塩こうじ」。A評価以上の製品に比べると、身のふっくら感はは少し物足りないです。
粒を取っている液体タイプなので溶きやすく、焦げ付きにくいのが特徴。塩、醤油、みりんの代わりの調味料として使えます。少し塩分が強めです。
塩麹の売れ筋ランキングもチェック!
塩麹のAmazon、楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
以上、おすすめの塩麹の紹介でした。馴染ませるだけで素材がふっくらして美味しくなります。お肉にも合うのでぜひ下味冷凍でも活用してみてください!
塩分強めもあるから使い方に気をつけて!