しっかり使いこなせる! iPad&iPhoneの最新活用術
最新iPad Proが登場し、買うかどうか悩んでいる人は多いのでは? ただ、iPadを買ってもネットサーフィンするだけで「もちぐされている」人もたくさん。さらには、iPhoneでさえ使いこなせていないという人も……。
そこで、iPad・iPhoneの「最新活用術」を大公開! 自分にベストな選び方をはじめ、上手く使いこなせる方法やアプリ、アクセサリなどを紹介します。
今回は「iPhoneでプロっぽいビデオ撮影をする方法」の第3回。実践から学ぶ、撮影時の4つのポイントを解説します。プロカメラマンでYouTubeにてiPhoneを使ったシネマティックな動画ノウハウの解説もしているetc sattonさんにご協力いただきました。
iPhoneでの動画撮影で実践したい4つのポイント
前回までは、iPhoneのスゴさや動画撮影時のコツ、撮影した動画が素人っぽくなる理由がわかりました。それらをふまえて、今回はいよいよ実践。実際に花を撮影しました。
動画撮影を行う際は、次の4つのポイントをおさえましょう。
実践ポイント1:スマホを三脚でしっかり固定する
手ブレを排除して水平・垂直を出すためにも面倒くさがらず三脚を使いましょう。
実践ポイント2:“見てほしいのはこの花”だと視聴者に伝える
何より大事なのは撮りたい対象を視聴者に伝えること。etc sattonさんいわく、「これでもかというほど、まずはその主題に寄って寄って撮りましょう」とのこと。
実践ポイント3:別カットで心情を表す
クローズアップすると「外側」はどうなっているんだろうと、視聴者の想像力を喚起できます。そして、どんな場所なのかや時間帯や行き交う人の流れなどを組み合わせて、撮影したときの心情を表現してみましょう。たとえば青空のカットで明るい気持ちや爽やかな気持ちを表現する……といった具合です。
実践ポイント4:明るさは固定する
映像の明るさがコロコロ変わると映像に集中できません。そこで、覚えておきたいのがカメラアプリの「AEロック」。
画面を長押しするとオンになり、カメラを動かしても明るさが変わりません。ただし、ピントも固定されるのでカメラを移動させる場合はピンボケしていないか注意してください。
【まとめ】4コマ漫画の要領でストーリーを考える
以上、iPhoneで動画をプロっぽく撮影するための4つの実践ポイントでした。
単調な映像を防ぐために、まずはクローズアップして撮りたいものを明確にしましょう。
また、動画は時間軸で表現するメディア。etc sattonさんによると、「組写真や4コマ漫画の要領でアングルやシーンに気をつけながら練習してみるといいでしょう。カット単体では、少し情報が足りないぐらいでちょうどいいと思っています」とのこと。
4コマ漫画と言われると、どう撮ればいいかイメージが湧いて来るのでは? ぜひ実践してみてくださいね。
▼iPhoneでプロっぽいビデオ撮影をする方法のシリーズはこちら
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