買って損しない!暮らしが快適になる最新家電を紹介

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スマートフォンや電子レンジ、カメラなど、生活必需品から趣味を楽しむものまで、私たちの暮らしに欠かせない家電は日々進化を続けています。

そこで、「安い家電は欲しい」けれど「せっかく買うなら妥協したくない」という人のために「絶対に買って損しない」最新コスパ家電をご紹介。責任をもってテストして見つけた、暮らしがワンランクもツーランクもアップする製品を発表します!

今回は、2万円以下の価格帯で探した自走式スティック掃除機5製品を比較した結果、1位になったツインバード「TC-E263GY」を紹介します。

家電スイスイっと掃除できる! ツインバード「TC-E263GY」

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ツインバード
TC-E263GY
実勢価格:1万7800円


サイズ・重量:W235×D135×H1050mm・約1.4kg(本体・延長管・パワーブラシ含む)
充電時間:約2.5時間
連続使用時間:約7分(強モード)、約30分(自動モード)

ツインバード「TC-E263GY」は、吸引力、取り回し、使い勝手など、高級機に並ぶ性能を発揮。

以前、家電批評2021年4月号では「いかにラクに掃除できるかという視点」で、最新のスティック掃除機を検証しました。その結果ベストになったのは、軽いうえにヘッド自体がモーターの力で進む自走式の日立「ラクかるスティック PV-BL2H」です。

なんとツインバード「TC-E263GY」は、格安掃除機の代名詞「マキタ」と同価格帯のU2万円なのに自走式なんです!

おすすめポイント1:フローリング掃除には十分以上の実力

おすすめポイント1:フローリング掃除には十分以上の実力 イメージ

掃除機でもっとも重視される性能は、やはりゴミの吸引力。フローリングやカーペットにゴミを想定した砂とコーヒー粉を散布して実際に吸引させました。

▼テスト方法
フローリングに砂、カーペットにコーヒー粉を同量散布。強モードにして一定の速度で動かしたのちに、どの程度吸い残しがあるかをチェックしました。

検証結果

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フローリングでは、平面の砂は残さず吸い取りました。

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角にはやや残りましたが、フローリングにまいた砂はほぼ吸い取れたといえます。

松下和矢
LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢 のコメント

1度の吸引では、溝やコーナーに砂が残る場合が多いです。

検証結果 イメージ3

カーペットにまいたコーヒー粉は一部残ってしまいました。

格安のツインバード「TC-E263GY」でも複数回往復させれば、高級機と同様に、フローリング上の砂のほとんどを吸引できました。しかし、カーペット上のゴミを吸引するのはやや苦手で、高級機の「ラクかるスティック PV-BL2H」と比べると繊維に入り込んだコーヒー粉が多く残りました。

フローリングの掃除用と割り切るのであれば、吸引力は十分以上でコスパがよく、間違いない選択肢のひとつと言える良さです。

おすすめポイント2:軽いのにチープさがない作り

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ツインバード「TC-E263GY」は本体重量1.4kgと、高級機や最新モデルと比べてもかなり軽量。日立の「ラクかるスティック PV-BL2H」と300gしか差がなく、とても扱いやすいんです。

おすすめポイント3:ヘッドの動きやゴミ捨ても高級機と大差なし

おすすめポイント3:ヘッドの動きやゴミ捨ても高級機と大差なし イメージ

ツインバード「TC-E263GY」の使い勝手のよさは、5万円台の高級機と比べて遜色ありません。特にヘッドの動きは滑らかで、方向転換がラクにできます。さらにフルフラットにもなるので、家具の隙間などにヘッドを入れたいときにも便利です。

また、紙パック式なのでゴミ捨ては手が汚れません。フタを開けたときにゴミが飛び散ることもないので清潔です。

検証結果

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【ヘッド:◎】ヘッドの角度調節が自在で、掃除しやすいです。

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【ゴミ捨て:○】ゴミ捨ては紙パックを捨てるだけ。手も汚れません。

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【ボタン:○】ワンボタンかつ片手で操作できて使いやすいです。

おすすめポイント4:バッテリーの持ちも高級機と差はなし

おすすめポイント4:バッテリーの持ちも高級機と差はなし イメージ

バッテリー持ちや充電方式を比較しても、ツインバード「TC-E263GY」は家電批評4月号でベストバイの日立「ラクかるスティック PV-BL2H」に劣りませんでした。

フル充電からの強モード運転での稼働時間は、どちらも約10分、通常モードでは30分前後と、大きな差はなし。

▼検証結果
バッテリー:ツインバード「TC-E263GY」
【フル充電:9分15秒】
【30分充電:1分07秒】

バッテリー:日立「ラクかるスティック PV-BL2H」
【フル充電:9分52秒】
【30分充電:1分13秒】


ちなみに、ほとんどの高級機も強モード運転で10分以上稼働できる製品は少なく、9分弱運転できれば優秀な稼働時間です。

また、充電方式はどちらもコードからの給電ですが、端子を直接挿し込む日立「ラクかるスティック PV-BL2H」よりもマグネットによって吸着させるツインバード「TC-E263GY」のほうが、サッと本体に接続できるので利便性を感じました。

ただし、ツインバード「TC-E263GY」は単体で自立できず、収納スタンドではなく壁に取り付けるフックにかけるか、壁に立てかけることになるので、収納場所を選ぶところには注意が必要です。
 

【まとめ】すべてのバランスがとれているツインバードはおすすめ

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ツインバード「TC-E263GY」は家電批評4月号でベストだった日立「ラクかるスティック PV-BL2H」と比べて吸引力はやや劣るものの、3万円の価格差があるとは感じない完成度の高さ。

2LDK以下の部屋の掃除に向いているので、1人暮らしの部屋のメイン掃除機としてや、サッと掃除するサブ機として各部屋で使うのも良さそうですよ!

『家電批評』2021年5月号

『家電批評』2021年5月号

晋遊舎
家電批評
2021年5月号
700円