<外部サイトでご覧の方へ>
見出しなどのレイアウトが崩れている場合があります。正しいレイアウトはthe360.lifeオリジナルサイトをご確認ください。

※情報は『MONOQLO』2020年9月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

キッチン 水を使ってじっくりと抽出するコールドブリューコーヒー

水を使ってじっくりと抽出するコールドブリューコーヒー イメージ

テレワークの浸透もあっておうちでコーヒーを飲む機会がグッと増えました。気温の高い季節はおうちでもゴクゴク美味しいアイスコーヒーが飲めたら最高ですよね。

お湯を使わず気軽にできると人気なのが、コールドブリューとも言われる「水出しコーヒー」。アイスコーヒー用の豆を挽いた粉と水出し用コーヒーメーカーを用意すれば、誰でも簡単にコーヒーが作れます。

水で淹れるのでお湯も不要なうえ難しい作業も一切ありませんが、抽出に時間がかかることと、一度に大量に作れるので、アイスコーヒーを頻繁に飲む人や家族みんなで楽しみたいといった人に向いています。

そこで、簡単でおいしく水出しコーヒーが作れる製品を比べてみました。

キッチン 水出しコーヒーメーカー6製品をテスト

水出しコーヒーメーカー6製品をテスト イメージ

水出しコーヒーと言えば、専用のポットが多く出ていますが、今回は専用ポットに加えて、水たてで淹れる進化系水出しコーヒーメーカーをピックアップ。プロが「甘味」「酸味」「苦味」「コク」「雑味」の5項目をジャッジし、「味」を評価しました。さらに「コスパ」的にどうかも評価し、順位をつけました。

▼過去に「水出し専用コーヒーポット」を比較した記事はこちら

進化した水出しコーヒーメーカーでもっとも美味しく出来上がったのはこちらでした!

記事1位BEST 雑味ゼロのHARIO「フィルターインコーヒーボトル FIC-70」

雑味ゼロのHARIO「フィルターインコーヒーボトル FIC-70」 イメージ

HARIO
フィルターイン
コーヒーボトル FIC-70
実勢価格:1627円

内容量:700ml

雑味ゼロのHARIO「フィルターインコーヒーボトル FIC-70」 イメージ2

▼検証結果
味  :◎
コスパ:◎


HARIO「フィルターインコーヒーボトル FIC-70」は6製品中ダントツの高評価で1位となりました。雑味が全くなく、酸味が抑えられておいしかったです。

フィルターの目が細かく誰が淹れても苦味を抽出しにくい作りになっています。寝る前に仕込んで翌朝飲むのがオススメです。

三輪徳子 氏
カフェ・トロワバグ オーナー
三輪徳子 氏 のコメント

時間が経っても美味しいのはこれだけでした!

ポイント1:雑味ゼロが簡単に作れる!

ポイント1:雑味ゼロが簡単に作れる! イメージ

フィルターに深入り中粗挽きコーヒー粉55gをボトルにセットし、水700ml注いで8時間放置で完成します。

ポイント2:きめ細かいフィルターが◎

ポイント2:きめ細かいフィルターが◎ イメージ

HARIOはフィルターの目が細かく、雑味やえぐみが出るのを抑えてくれます。

ポイント3:パーツ数少なめで手入れがラク

ポイント3:パーツ数少なめで手入れがラク イメージ

5つのパーツで構成されていて、分解もしやすくて手入れも簡単です。

記事2位BEST 豆の甘さが活かせるHARIO「ウォータードリッパー・ドロップ WDD-5-PGR」

豆の甘さが活かせるHARIO「ウォータードリッパー・ドロップ WDD-5-PGR」 イメージ

HARIO
ウォータードリッパー・
ドロップ WDD-5-PGR
実勢価格:2800円

内容量:600ml

豆の甘さが活かせるHARIO「ウォータードリッパー・ドロップ WDD-5-PGR」 イメージ2

▼検証結果
味  :◎
コスパ:〇


HARIO「ウォータードリッパー・ドロップ WDD-5-PGR」はフィルターの質がよいため、豆の甘さが活かせます。コーヒー粉を入れて、上ボールに水を注ぎ、45分~1時間で水たてコーヒーができるタイプ。HARIOの製品が上位を占める形となりました。

記事3位BEST バランスよく抽出できるiwaki「ウォータードリッパー K8644-CL1」

バランスよく抽出できるiwaki「ウォータードリッパー K8644-CL1」 イメージ

iwaki
ウォータードリッパー
K8644-CL1
実勢価格:3003円

内容量:440ml

バランスよく抽出できるiwaki「ウォータードリッパー K8644-CL1」 イメージ2

▼検証結果
味  :〇
コスパ:〇


iwaki「ウォータードリッパー K8644-CL1」はバランスよく抽出されますが、雑味も多少出ます。独自の点滴式で、2時間程度の時間をかけて抽出します。

4位: しっかり抽出してくれるBruer「コールドブルーアー」

4位: しっかり抽出してくれるBruer「コールドブルーアー」 イメージ

Bruer
コールドブルーアー
実勢価格:9980円

内容量:590ml

4位: しっかり抽出してくれるBruer「コールドブルーアー」 イメージ2

▼検証結果
味  :〇
コスパ:△


Bruer「コールドブルーアー」はしっかり抽出されますが、豆のえぐみが出やすいです。6時間のスロードリップでコールドブリューが完成します。

5位: 少しえぐみが出た曙産業「コーヒーサーバー ストロン 500」

5位: 少しえぐみが出た曙産業「コーヒーサーバー ストロン 500」 イメージ

曙産業
コーヒーサーバー
ストロン 500
実勢価格:1540円

内容量:600ml

5位: 少しえぐみが出た曙産業「コーヒーサーバー ストロン 500」 イメージ2

▼検証結果
味  :△
コスパ:〇


曙産業「コーヒーサーバー ストロン 500」は他製品に比べるとフィルターが薄く、えぐみが少し出てしまいました。水出しも通常のドリップもペーパーレスで出来ます。

6位: カフェオレならアリのMY DUTCH「水出しコーヒードリッパー M350」

6位: カフェオレならアリのMY DUTCH「水出しコーヒードリッパー M350」 イメージ

MY DUTCH
水出しコーヒー
ドリッパー M350
実勢価格:7470円

内容量:550ml

6位: カフェオレならアリのMY DUTCH「水出しコーヒードリッパー M350」 イメージ2

▼検証結果
味  :△
コスパ:△


MY DUTCH「水出しコーヒードリッパー M350」は今回の製品の中ではもっともえぐみが出てしまいました。カフェオレなどにならアリです。冷蔵庫の中でも抽出可能で、密閉構造で外気に触れることなくそのまま保管することができます。

以上、本格的な味が自宅で手軽に楽しめる「水出しコーヒーメーカー」の比較結果でした。

6位: カフェオレならアリのMY DUTCH「水出しコーヒードリッパー M350」 イメージ3

コールドブリューコーヒー(水出しコーヒー)が例年以上に流行し、進化系メーカーが続々と登場する中、味わいでおいしかったのはやっぱりハリオ! コスパの面でも高評価でした。

ゴクゴクとたっぷり自家製アイスコーヒーを飲みたい人は、ぜひ試してみてくださいね。