日本国内でも爆売れ中!4K市場を席捲中の「ハイセンス」
鮮明で美しい映像が魅力的な4Kテレビ。高価格帯のイメージが強いですが、最近では4Kテレビの需要が高まり、手頃な価格帯の製品が増えているんです。
雑誌『MONOQLO』では、5月号でハイセンスの格安4Kテレビ「50E6800」をご紹介していましたが、その後も市場で人気を集め、なんと2カ月連続で販売台数1位を記録しています。
ハイセンス
50E6800
実勢価格:6万4800円
そもそもハイセンスは中国のテレビメーカーで、格安モデルを中心にリリースしていました。しかし、2年前は雑誌『MONOQLO』でワースバイになったことも。
それが、2017年に東芝を買収し、東芝のレグザエンジンを使って50インチ6万円という破格の4Kテレビを発売。その圧倒的なハイコスパが注目されて、今売れに売れています。
雑誌『MONOQLO』で過去に行ったマスキングテストでも、「E6800」の画質は12万円台の国産機よりも高評価でした。
▼「E6800」のテスト記事はこちら
最強の格安4Kテレビから新モデルが登場!
そんなハイセンスから、2020年5月に4Kテレビの新モデル「U7Fシリーズ」が登場したんです。
ハイセンス
50U7F
実勢価格:7万3184円
サイズ・重量(スタンド含む):W111.2×H70.4×D25.0cm・12.3㎏
画面サイズ:50V型
画素数:3840×2160
パネル方式:VA/RGB
視野角(上下・左右):178°・178°
チューナー数:地デジ×3、BS・CS×3、BS・CS4K×1
新モデルの「U7F」は、昨年の「E6800」からどんな変化を遂げているのかが気になるところ。
そこで今回、雑誌『MONOQLO』でもベストバイに選ばれ、今も売れている「E6800」と比較することに。製品の特長や進化したポイントなどを2回にわたって辛口レビューしていきます!
3つのポイントが進化!レビューの前にキホンをチェック
まずは辛口レビューの前に、第1回目の今回は、どこが変化したのかキホンをチェックしておきましょう。「50U7F」は、前モデルとの価格は約1万円差で3つのポイントが進化していました。
1:ついにアマゾンプライム・ビデオアプリが搭載
前モデルの「E6800」はアマゾンプライム・ビデオアプリが非搭載だったため、プライム・ビデオ視聴には拡張デバイスが必要でした。しかし、新モデルの「U7F」はプライム・ビデオが利用できるほか、アプリ数も増えています。
また、リモコンには6つのアプリボタンが配置されて、アプリ視聴の操作性もアップ。4Kコンテンツの利便性は確実に向上しています。
2:新しい音響技術を使って高音質化を謳っている
最新の「U7F」では、音楽や映画のリアルなサウンドを再現する「Eilex PRISM」という音響技術を新採用。ノイズレスで臨場感のある高音質の再現をめざしています。
3:搭載の「東芝エンジン」がさらに進化してキレイに
東芝と共同開発した「NEOエンジン2020」を搭載。前モデルに比べて色のりが豊かになり、コントラストの表現もリアルになりました。
▼「U7F」
色のりがよく、鮮やかでくっきりした映像を再現できていました。
▼「E6800」
明るさは十分ですが、「U7F」に比べると色合いがぼんやりしています。
「U7F」は現行モデルの中でもダントツの高コスパ!
ハイセンスの「U7F」は前モデルの価格帯をキープしながら、しっかり進化しているのが注目されているポイントです。
まず、「U7F」は前モデルで弱点と言われたアプリを充実させています。とくに利用率の高いアマゾンのプライム・ビデオを新たに搭載したことで、スマートTVの利便性を強化。国内大手メーカーよりも数万円安く、格安といわれるアイリスやドン・キホーテにはない動画配信サービスに対応しています。
現行モデル(50型前後)を実勢価格で比較してみたところ、現行モデルの中でもダントツにコスパがいいということがわかりました。
そのほか、「U7F」は画像エンジンや音響技術についても新しいものに変化していて、前モデルからの向上を伺わせます。
では、実際に刷新されたスペックや新機能で何が変わったのでしょうか?
ということで、次回(9月1日配信予定)は専門家と一緒に徹底検証したレビューをお届けしますので楽しみにしていてくださいね!