令和最強のベスト家電66部門決定!!「どこがスゴかったか」解説します
“ネットを疑う家電購入ガイド”として日夜家電をレビューし続ける『家電批評』誌上でも、思いがけない良品の発見や、今一歩な製品の発掘など、さまざまな出会いがありました。
そこで今回、2019年に家電批評誌が扱った製品の中から「絶対に素晴らしい!」と断言できるベスト家電ばかりを集めた「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を選定いたしました。
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー】入り口はコチラ!
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まさに“令和最強”の名がふさわしい、全66部門のベストバイたち。
ここでは、ベストに選ばれた一製品をピックアップし、どこが素晴らしかったのかを解説します。
▼ベスト家電を厳選したテスト誌はコチラ!
晋遊舎
『家電批評 2020年1月号』
700円
それでは早速ご覧ください!
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2019年の最高到達点美しすぎる4Kがここに
4K有機ELテレビといえば、素人が一見して液晶テレビとは違うと分かるほど、美しい画面が特徴。高額な製品が多かったですが、最近では価格もこなれてきて、55インチで10万円代前半という液晶テレビ並みの価格の製品も出始めています。
そんな中で2019年のオブ・ザ・イヤーに家電批評が選出した製品はパナソニックの「ビエラ TH-55GZ2000」です。
パナソニック
VIERA
TH-55GZ2000
実勢価格:32万6800円
サイズ:W122.5×H78.3×D31.0㎝
重量:33.0㎏
チューナー数:地上×3、BS・CS×3、BS・CS 4K×2
売り切れが続出したのは誰が見てもわかる高画質だから
実勢価格で32万円超え、ネット通販の最安価でも30万円オーバーという高級モデル。特別に便利な機能が搭載されているわけでもなく、普通に視聴するテレビだと考えると確かに無駄かもしれません。
しかし、きちっとした4K映像を見れば、本機がいかに素晴らしい映像を映すかは一目瞭然。その証拠に格安4K有機ELとは同じインチ数でも大きく価格が異なるというのに「TH-55GZ2000」は品切れになるほど売れたという現実があります。
それだけ多くの人がこの金額を出すだけの価値があると認めたということです。
もちろん、その映像の素晴らしさはプロの評論家や編集部員が他の4K有機ELテレビと画質比較をしても際立っていると確認しています。
特に顕著なのが色の鮮明さと暗部での階調表現。これらが鮮明になることで、奥行きのある立体的な映像に見え、リアリティを感じるレベルになっています。
まったく隙がない4K画質を堪能できる
圧倒的な黒の表現力で奥行きを感じる映像
しっかりとした黒の表現でコントラストが見事。黒をきちんと黒く表現できるのは有機ELの特性です。
明るい映像も高コントラストで鮮やか
同系統の色が重なっていても階調がしっかりしているため、違いがわかり立体感を感じる映像になっています。
また水しぶきのような表現が非常に難しい映像も違和感なく再生できています。
画面に引き込まれそうになるほどの立体感に感動
このように画質については史上最高レベルといって過言ではないのですが、「TH-55GZ2000」は音質もすごいんです。
内蔵されたスピーカーはテレビとしては規格外の140W3.2chスピーカーに加え、天井反射を利用してサラウンド効果を作り上げるイネーブルドスピーカーも搭載。映像だけではなく音響も合わせて画面に引き込まれる感覚を作りあげています。
横から観ても大丈夫な視野角の強さ
↓
有機ELは視野角の広さも特徴的。ほぼ真横から見ても色落ちすることなく視聴できてしまうんです。
ネットアプリは超充実しています
登場時は試作機だったため画質評価できませんでした…
なお、家電批評9月号の時点において4K有機ELのベストバイはソニーのブラビア KJ-55A9G。実はこのとき、ビエラは試作機のため評価対象外でした。製品版が登場し、一気に巻き上げた形です。
普通にコスパで考えれば、流石に優れているとは言えないモデルですが、一番高性能なテレビが欲しいという人にとっては「ビエラTH-55GZ2000」以上にふさわしい製品はありません。
また高価格といっても、かつての4K有機ELテレビを考えたらかなり安いということも事実です。テレビの買い替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
以上、「家電批評オブ・ザ・イヤー」に選ばれた有機EL4Kテレビ、パナソニック「ビエラ TH-55GZ2000」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、サンロクマルをチェックしてくださいね。
現在、最も美しい4Kといっても過言ではありません。