“インスタ映え”はもう古い。2018年はこんな年でした
2017年は“インスタ映え”するものがヒットする傾向にありましたが、2018年は少し事情が違いました。懐古主義とまではいいませんが、ちょっとレトロな雰囲気のものが若い世代にウケています。家電にもレトロ人気が反映され、デジタル機能が付加された手軽な製品がブームとなっています。
さらに、簡単に使えて便利な製品がヒットしました。例えば、おひとり様スピーカーやスマホ用プリンター。「アメトーーク!」で火がついた肩掛けスピーカーは記憶に新しいところです。
それでは、2018年ヒット&Buzzったデジタル家電を一挙にご紹介します!
ソニーの多機能ラジオは人力でスマホ充電が可能です
ソニー
ICF-B99
実勢価格:2万3779円
サイズ・重量:W132×H79×D58mm・約385g
電源:内蔵充電池、単三電池×2
相次ぐ災害で注目されたラジオ。中でも電池がなくても発電できる多機能ラジオが人気となり、一時は通常価格の3倍の値がつくほどプレミア化しました。
USB端子がついているので、手回しでスマホの充電もできます。ガラケー用のアダプターもついているので、「まだガラケーなんだけど……」という人も安心です。
ドンキに始まる「格安4K」ブームは絶賛継続中!
ドン・キホーテ
情熱価格PLUS
LE-5070TS4K
実勢価格:5万9184円
サイズ・重量:W112.5×H70.5×D24.4cm・11.92kg(スタンドあり)
応答速度:9.5ms
液晶パネルサイズ:50V型(16:9)
画素数:3840×2160
ドンキが格安4Kテレビを投入したのは2017年6月。すでに3代のモデルチェンジを経ても、価格は5万円台に据え置かれ、この価格帯の製品はネットや量販店でも人気となっています。いよいよ4K放送がスタートということで、今後も「格安4K」ブームは続くのではないでしょうか?
3世代すべて比べて見たところ、3代目は色のバランスが崩れてしまっています。いちばん完成度が高かったのは昨年発売の2世代目「LE-5060TS4K」ですが、ほぼ在庫がありません。残念!
一時話題になったNHKが映らないテレビ
ソニー
BRAVIA BZ35F/BZシリーズ
一時話題になりましたが、実際はただのモニターでした……。一応Android TVを内蔵しているので、アプリで地上波の録画配信を見ることはできまるので、そのことが伝聞で誇大に広がってしまったようです。
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「アメトーーク!」でバズったソニー 「SRS-WS1」
ソニー
SRS-WS1
実勢価格:2万3987円
サイズ:W210xD205xH75mm
連続使用時間:約7時間
充電池充電時間:約3時間
実用最大出力:1W+1W
スピーカーユニット:Φ30mmx2
こちらは「アメトーーク!」で紹介された、ソニーの肩掛けスピーカーです。放送当時は生産が追いつかなくなり、一時販売中止にまで追い込まれるほどの大人気でした。その後も販売と中止を何度も繰り返し、最近になりやっと落ち着いてきました。
肩掛けスタイルは自分の頭の周りだけに音が広がり、大迫力の音を周囲に気を遣わずに楽しめます。スピーカーの口径が小さいゆえに重低音が物足りない印象がありますが、それをバイブレーションがカバー。バイブレーションの演出で想像以上の臨場感が得られます。
テレビとは中継機で接続します。本体と中継機はワイヤレス接続でき、キッチンとリビング程度の距離なら聞こえます。
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前モデルは4日で完売した耳をふさがない無線イヤホン
Abbie
ambie wireless earcuffs
実勢価格:1万2960円
サイズ・重量:15×720×7mm(本体ネック部分・375mm)・27g
コーデック:SBC・CVSD・MSBC
話題のambieは、音楽を聴いていても周りの音がキャッチできる、新感覚イヤホンです。全モデルはたった4日で完売するほどの大人気。そのambieにワイヤレス版が登場しました!
耳をふさがない特殊な構造になっているので、わざわざイヤホンを外さなくても周囲の音が聞こえます。本製品はワイヤレスなので、音楽を楽しみながら家事や子どもの相手ができる、と話題になっています。
Amazonで初回ロット完売!Purest Soundboost
ピュレスト
Purest
Soundboost
実勢価格:2500円
サイズ・質量:非公表
素材:シリコン
本製品は、AirPods/EarPodsに装着するだけで音質が良くなるというサウンドブースターアタッチメント。発売直後にAmazon全イヤホンカテゴリで40位内にランクインし、初回ロットは即完売! メーカー価格2500円のところ、一時並行輸入品が7320円で売られるほどの人気でした。
唯一の弱点は装着したままでは充電ができないこと。というのも、いったん外さないとケースに入らないんです。この点だけご注意くださいね。
進化した「GoPro HERO 7」で いいね! はもらったも同然
GoPro
HERO 7
BLACK
実勢価格:5万3460円
サイズ・重量:W62.3×H44.9×D33mm・約116g
インスタ効果で完全復活したGoPro、「#GoProのある生活」の投稿数は100万件以上! 最新の「HERO 7」はさらに進化して、手振れ補正がビシッと決まり、「ハイパースムース」機能で画質もヌルヌル。まるでジンバルをつけて撮影したような動画を、誰でも簡単に作ることができちゃいます。
彩度や明るさもレベルアップして、全体的に「映える」絵作りができるようになりました。これなら「いいね!」 はもらったも同然です。
品薄でごめんなさい!オリンパス「Tough TG-5」
オリンパス
Tough TG-5
実勢価格:4万5480円
サイズ・質量:W113×H66×D31.9m・約250g
イメージセンサー:1/2.33型裏面照射型1200万画素
レンズ(35mm判換算):25-100mm F2-4.9
防水:15mJIS / IEC保護等級8級(IPX8)相当
耐衝撃:2.1m
耐荷重:100kgf
耐低温:-10℃、耐結露に対応
スマホに食われ絶不調のコンデジですが、唯一「Tough TG-5」はカメラショップで売れまくりました!
GPSや温度計、気圧計など各種センサーも搭載し、ほぼアウトドアウォッチ。過酷な場所ほど頼りになるデジカメ界のジムニーともいうべき本機は、フラッシュシステムを備えた4種類のマクロモードや4倍ズーム、F値2.0レンズで暗所にも強い設計となっており、撮影を楽しみたい人にも十分にオススメできます。RAW出力にも対応しているので、水中で撮った記念の一枚をパソコンでガッチリ編集したい人にも魅力です。
オリンパス
Tough TG-5用
防水プロテクター
実勢価格:2万7969円
水中撮影を楽しみたい人にはコチラがオススメ。この防水プロテクターを使えば水深45mまで潜水でき、水中でも露出補正が可能です。
オリンパス
LEDライトガイド
実勢価格:4652円
Amazonでも人気のLEDライトは、影の映り込みを防げます。さらにマクロモードと組み合わせることにより、緻密な撮影もできます。
その他にもアクセサリーが充実し、拡張性も抜群です!
毎日2.4万台も売れてる!?富士フイルム instaxシリーズ
富士フイルム
instaxシリーズ
(写真はinstax SQUARE SQ10)
実勢価格:1万7230円
サイズ・重量:W119×H127×D47mm・450g
使用フィルム:instax SQUARE (SQ10の場合)
おなじみ「チェキ」にデジタル機能が加わったinstaxシリーズに、3度目の大ブームが来ています! instaxシリーズはフィルムカメラですが、スマホアプリのように画像編集や加工も自由にできるんです。フィルター加工や分割写真もお茶の子さいさい。
富士フイルム
instaxシリーズ
Taylor Swift Edition
実勢価格:1万9398円
世界の歌姫テイラー・スウィフトとのコラボモデルも人気です!
「カメラ通」感が味わえるピークデザインに大注目!
ピークデザイン
スライド
実勢価格:7560円
サイズ・重量:L99-145×W4.5cm・148g
付属品:アンカー×4、アンカーマウント
今やカメラ愛好家の間で定番ブランドといえるのが「ピークデザイン」。カメラの使い勝手が格段に向上するアイテムを多く発売しています。こちらの「スライド」は、カメラ本体との着脱が一瞬でできる超快適なストラップです。
ピークデザイン
キャプチャー
実勢価格:8835円
サイズ・重量:W8.3×H4.0×D2.0cm・84g
付属品:ロングクランピングボルト2本、六角レンチ、ソフトポーチ
カメラを腰に装着できる「キャプチャー 」は、アウトドアに超便利!
ピークデザイン
レンズキット
実勢価格:各7344円
対応マウント:ニコンF、キヤノンEF、ソニーE用をそれぞれ別売
「キャプチャー 」と組み合わせれば交換レンズもウェアラブル。バッグにも装着できます。
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チェキ式電気レスプリンタータカラトミー「プリントス」
タカラトミー
プリントス
実勢価格:3368円
画面サイズ:62×46mm
使用フィルム:富士フイルム instax mini フィルム
現像時間:約90秒
スマホで撮影した写真をサクッとプリントできる「プリントス」は、専用アプリもバッテリーもいりません。スマホを置いて「カシャ」とした後、つまみを回すだけでスマホの画面をプリントできる、超アナログなプリンター。慣れないうちは写真のフレーミングがズレることもありますが、そこも含めて面白いんです。
富士フイルム
インスタントフィルム instax mini
実勢価格:1342円
フィルムは「チェキ用フィルム Instax mini」が使用できます。
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スマホ写真を即印刷できるキヤノン「 iNSPiC」
キヤノン
iNSPiC
実勢価格:1万5434円
サイズ・重量:縦118×横82×高さ19mm・160g
印刷スピード:約50秒/枚
使用用紙:キヤノン用ZINKフォトペーパー
海外で「IVY」の名でヒットしたミニフォトプリンターがこの「iNSPiC」。スマホで撮った写真をその場でフルカラー印刷できるんです。
キヤノン
ZINKフォトペーパー
20枚入り
実勢価格:884円
印刷にはインク一体式の専用紙を使います。用紙サイズは、名刺より一回り小さい5×7.6cmで、1枚あたりのコストは約47円。
用紙は防水加工されたシールプリント。スマホケースやノートPCなどに貼ったり、ノートに貼ってアルバムとして楽しむこともできます。専用アプリでコラージュやレイアウトも自由自在にできるので、パーティーシーンで盛り上がることうけあいです!
以上、2018年ヒット&Buzzったデジタル家電をご紹介しました。テレビやスピーカー、カメラなど、おひとり様でもみんなでも楽しめる個性豊かな製品ばかり。気になったモノがあればぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
音場が広く、音に連動する振動で重低音気分が味わえました。