今買うべき4Kテレビは最新モデルより型落ち…?
大型ディスカウントストア「ドン・キホーテ」が55インチに続いて60インチの格安4Kテレビを発売。東芝からは年末に開始される新衛星放送に備えた4Kチューナー内蔵モデルが発売されたりして、4Kテレビ市場は何かとにぎわっています。
東芝
REGZA 55M520X
実勢価格:12万2624円
BS・110度CSデジタル
4Kチューナー内蔵
購入を検討する際、注目度の高い最新モデルに目がいくのは当然ですが、今すぐ手を出すのはオススメしません。
先日公開した「4Kテレビの4つの真実」の中でもお伝えしていますが、東芝の「REGZA 55M520X」は2018年6月に発売されたばかりなので、まだまだお値段お高め。もう数ヵ月待てばある程度の値下がりが期待できるので、新型が欲しいというのであればそこを狙うのがオススメです。
しかし、新4K放送が始まるのは2018年12月なので慌てて手を出す必要はありません。
一方、格安モデルはというと性能に満足できるものは少なめ……。しかも、そもそもの生産台数が多くないため入手しづらいという現実がありました。そこでオススメなのが、海外メーカーLGの55インチ・2017年モデルです!
LGの型落ちは品質も値段も満足レベル!
LGの4Kテレビは国内メーカーのものほど高性能というわけではありませんが、欲しいと思う機能がほぼほぼ揃っていてリーズナブルな点が魅力です。
LG
55UJ6100
実勢価格:7万6800円
サイズ: W123.7×H77.8×D23.3cm(テレビスタンド含む)
重量:16.2kg(テレビスタンド含む)
チューナー:地デジ×2 BS・CS100度×2
入出力端子:HDMI×4 USB×2
■無線LAN搭載
■HDR10対応
■IPS4Kパネル採用
■ネットTVに対応
■スマホとペアリング可能
格安モデルはネットTVに対応していないものもチラホラ。でも、LGの「55UJ6100」は重いコンテンツだと若干挙動が鈍くなりますが、対応はしています(詳細は後述)。
以前は画質が粗かったLG製テレビ。最近のモデルはかなり品質が向上していて、一見しただけでは国内メーカーと遜色ないレベルにまでなっています。
厳密に比較すると細かなチューニングなどは国内メーカーのほうが優位ですが、リビングで地デジを見るくらいならさほど気にならないと思います。また、迫力のある音を再現する「ピュアサウンド」機能が搭載されているので音質もなかなかのものです。
ちなみにコチラは、LGの55インチ4Kの2018年モデルです。
LG
55UK6300
実勢価格:8万5652円
スタンドの形状が異なっていますが、性能的には2017年モデルと大きく変わりません。
2018年モデルの初値平均は15万円ほど。発売から4ヵ月が経過してこちらもまぁまぁお買い得価格になっているのですが、よりお得に買い物をしたい方には、さらに1万円ほど安い2017年モデルをオススメします。
なお、これはあくまでも参考としてご覧いただきたいのですが、この記事の担当編集である私、同シリーズの49型2018年モデル「49UJ6500」を購入いたしました。
先にネットTVの部分でも触れましたが、ひとことでネットTVといっても、すべてが快適に閲覧できるわけではないようです。というのも、私の場合Amazonのプライム・ビデオは問題なく観られますが、DAZNでサッカーを観戦するとなると、かなりキツい状況になるんです。私の家のネット環境が脆弱だからというのも理由のひとつかもしれませんが、リアルタイムはガタガタで、見逃し配信はダメでした。
ですが、「じゃあ、このTVダメじゃん!」と判断するのは早計です。サンロクマルでも度々お伝えしております、こちらのアイテムを併用することで、すべては解決済みなのです。
Amazon
Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応
実勢価格:8980円
あくまでも私の場合ですが、「このTVでいいじゃん!」となっていますことのご報告でした。
国内メーカー品の方が相対的な品質レベルは高いのですが、その分値段もお高め。「安くて、ある程度満足できる4Kテレビ」をお探しならば、一度LGの型落ちモデルをチェックしてみてはいかがでしょうか。