初めての4K体験でも満足できる製品が揃っています
ちょっと前まで7万円以上が当たり前だった4Kモニターの価格が下がり、身近な存在になりました。基本的な使い勝手や機能性でも隙きのないモデルが登場しており、一気に選択肢が増えています。今回は4K入門者に最適な格安モニターを比較し、イチオシの製品を選出してみました。
4ウィンドウで4倍はかどる発色も抜群なLGのモニター
LG
27UD58-B
実勢価格:4万6754円
サイズ:幅633×高さ464×奥行き202mm(スタンド含む)
重量:5.6kg(スタンド含む)
画面サイズ:27インチ
パネル:IPS
視野角:上下178度 左右178度
応答速度:5ms(GTG)
最大輝度:250cd/㎡
入力端子:HDMI2.0×2 DisplayPort×1
スピーカー:なし
消費電力:37W
VESAマウント:100×100mm
重量(スタンド含む):5.6kg
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視野角の広さと発色の良さで抜きん出た性能を発揮したベストバイはIPSパネルを採用したLG。4Kの性能を十分に引き出しています。
モニターで一番発色に影響が出るのは斜め上からのアングル。色味をチェックしてみたところ、LGは斜め位置でも正面と変わらぬ発色をキープしました。これぞ、広視野角を誇るIPSパネルのパフォーマンスです。
均一の発光で安定感あるKEIAN 色の再現性も問題ありません
KEIAN
KWIN-4K32B
実勢価格:3万7800円
画面サイズ:32インチ
パネル:AHVA
視野角:上下178度 左右178度
応答速度:12ms(GTG)
最大輝度:350cd/㎡
入力端子:HDMI2.0×1 HDMI1.4×2 DisplayPort×1 VGA×1
スピーカー:2W+2W
消費電力:70W
VESAマウント:200×100mm
重量(スタンド含む):8.5kg
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応答速度の遅さが気になるところですが、32インチという画面サイズは4Kにぴったり。
ムラなく均一に発光していることも良いモニターの条件です。暗闇で黒色の画面を表示させるとバックライトの明かりが漏れますが、KEIANは均一に光っていて、特定の色もついていません。3モデル中でベストの発光でした。
入力端子が豊富なJapanNext ゲーム用に最適です
JapanNext
JN-T2880UHD
実勢価格:3万4970円
画面サイズ:28インチ
パネル:TN
視野角:上下170度 左右160度
応答速度:3ms
最大輝度:300cd/㎡
入力端子:HDMI2.0×2 DisplayPort×2
スピーカー:5W+5W
消費電力:39W
VESAマウント:100×100mm
重量(スタンド含む):約5kg
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応答の速いTNパネルに加えて入力端子も豊富。ゲーム向きのモデルです。
大画面のモニターはガッチリ支える高耐荷重アームがおすすめです!
グリーンハウス
GH-AMCF01
実勢価格:2788円
30インチ以上のモニターになると重量もかさみます。今回の3モデルも5.6~8.5kgとズッシリ。モニターアームも高耐荷重のモデルをチョイスしましょう。
30インチ以上のモニターになると重量もかさみます。今回の3モデルも5.6~8.5kgとズッシリ。モニターアームも高耐荷重のモデルをチョイスしましょう。
PC用モニターの場合、デスクトップPCで使うことがほとんどだと思いますが、実はノートPCとの併用がオススメ。ノートPCは画面サイズや解像度が小さくなりがちですが、4Kモニターに表示させるだけで作業領域が4倍に!
さて、テストの結果、4K入門者に最適な格安モニターはLGで決まり。低価格帯ながら、発色と視野角に優れたIPSパネルを使用しているのがポイント。これでU4万円というから驚きのコスパです。
最新の入力規格HDMI2.0にも対応しているので、今後も安心して使い続けられるでしょう。予算とパフォーマンスを考慮し、ベストマッチのモニターを選んでください!
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