そもそも ネット機能なしのものも!?
テレビは基本的に放送を視聴するものですが、4Kテレビの場合、4Kで視聴できる放送は非常に限定されてしまいます。そのため、4Kソースの映像を視聴するにはインターネットによる動画配信サービスの利用が最も早道であり、4Kテレビにおけるネット機能の重要性はとても大きなものになります。
今回取り上げる「格安4Kモデル」は、無用な機能を省いたモデルが多くなっていますが、果たして満足できるネット機能を実現したモデルは存在するのでしょうか。
[今回の対象モデル]
東芝
REGZA 50M510X
実勢価格:11万5218円
Panasonic
VIERA TH-49EX600
実勢価格:12万7000円
SHARP
AQUOS LC-50US40
実勢価格:11万5980円
FUNAI
FLー43UB4000
実勢価格:11万4800円
LGエレクトロニクス
43UH6500
実勢価格:8万5000円
ハイセンス
HJ43 N3000
実勢価格:5万8000円
ドンキホーテ
情熱価格+PLUS LE-5050TS 4K-BK
実勢価格:5万4800円
その結果がこちらです。
用意されたテーマから パックを選択する手軽さが◎
東芝
REGZA 50M510X
実勢価格:11万5218円
[視聴可能なネット配信動画]
YouTube
NETFLIX
dTV
ひかりTV
DMM.com
TSUTAYA TV
クランクイン!ビデオ
U NEXT
など
搭載されている「みるコレ」はテーマごとにカテゴライズされた「パック」を選択すると、番組、録画、ネットを問わずテーマに沿ったコンテンツをまとめて視聴したりおまかせ録画できる、便利な機能です。
たとえば「タレント」や「ジャンル」「趣味」など、好きなテーマに関連する映像コンテンツだけを抽出してパックにしてくれるんです。
また、自分でキーワードを設定して新たなパックを作ることも出来るので、自分専用のオリジナルパックが楽しめます。
キーワードを登録して 見たいコンテンツを抽出
Panasonic
VIERA TH-49EX600
実勢価格:12万7000円
[視聴可能なネット配信動画]
YouTube
NETFLIX
dTV
など
「アレコレチャンネル」は、番組表より使えるレベルと言っても過言じゃありません。
現在視聴できる番組や録画したい話題の番組が探せる「アレコレチャンネル」は、キーワードを登録することで、キーワードに沿ったコンテンツを放送、録画、ネットの中から抽出し一覧表示できます。リモコンのワンボタンから呼び出すことが可能です。
標準的なネット機能 NETFLIXユーザーは便利です
※メーカーサイトより引用
SHARP
AQUOS LC-50US40
実勢価格:11万5980円
[視聴可能なネット配信動画]
YouTube
Hulu
U NEXT
acTVila
ひかりTV
DMM.com
TSUTAYA TV
クランクイン!ビデオ
など
リモコンに「NETFLIX」ボタンを搭載。手軽なアクセスは便利ですが、非ユーザーにとっては……。独自のネットサービス「AQUOS City」離れた家族のテレビ使用状況をメールでお知らせしてくれる機能も。
FUNAI リモコンにネットボタン
FUNAI
FLー43UB4000
実勢価格:11万4800円
[視聴可能なネット配信動画]
YouTube
NETFLIX
dTV
U NEXT
など
リモコンにNetflix、YouTubeなどの主要なネットサービスへのアクセスボタンが配置されており、各サービスをダイレクトに利用できます。しかしホーム画面と呼べるものがなく、放送とネットの親和性はいまひとつ。
LG オーソドックスに使えます
LGエレクトロニクス
43UH6500
実勢価格:8万5000円
[視聴可能なネット配信動画]
YouTube
U NEXT
acTVila
ひかりTV
TSUTAYA TV
クランクイン!ビデオ
Amazon video
DAZN
など
ホーム画面から主要サービスへアクセスでき、対応サービスの一覧に移行することもできます。オーソドックスな操作で使いやすいでしょう。
横スクロールのホーム画面は慣れれば快適です。
ハイセンスとドンキは そもそもネット機能なし
ハイセンスとドンキは値段を下げることに注力しているためか、ネット機能は搭載されていません。コンテンツが物足りない場合、外部ツールとの併用をおすすめします。
例えばこちら。
Amazon
Fire TV Stick
実勢価格:4980円
テレビのHDMI端子に接続するだけで、さまざまなネットコンテンツを楽しめます。カンタンかつ明瞭で、しかも安い! ハイセンスやドンキの4KTVにピッタリです。
ただし、Wi-Fi環境必須ですので、その点はご注意ください。
[まとめ]
東芝とパナソニックにはソースを選ばないコンテンツの横断抽出機能があるため、対応サービスこそ限定的であるものの、キーワードで見たいコンテンツをダイレクトに見つけることが可能となっています。
単純に対応サービスを増やすだけではなく、使い方にも踏み込んだ機能性は高く評価することができます。
ぜひ、ご購入の参考にしてください!