今のテレビは昔と比べて機能の多さと実用性が別次元!
現在のテレビは昔と異なり、テレビ放送のほかに動画配信サービスやネットコンテンツも利用できるスマートテレビが主流となり、テレビで出来ることの幅が大きく広がりました。そのため、「テレビをただ観る」こと以外もテレビに求められるようになっており、メーカーごとに違っている機能の特徴が際立つようになりました。機能の違いをきちんと把握してから選ぶことがポイントです。
ということで今回は、最新4Kテレビ9台を集めたテスト検証より、機能にフォーカスしたランキングをご紹介します。それではどうぞ!
※総合ランキング、その他が気になる方は以下よりご覧ください。
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[1位 東芝]超強力な録画機能にYouTubeまで探せる検索力!
4Kテレビの機能検証で最も優秀な成績を収めたのが「タイムシフト」と「みるコレ」の機能を持つ東芝です。「映像を観る」ということに関して、他のメーカーと一線を画すほど使い勝手のよい機能が充実しています。
「タイムシフトマシン」は、設定した時間帯で複数のチャンネルを同時に録画することを自動で行ってくれるため、録り逃す心配がないうれしい機能です。録画した番組は過去番組表で一覧表示できるほか、音声やキーワードでテーマを絞って検索することも可能です。
膨大な録画番組からスピーディーに観たい番組を探せます。利用する際は別売りのHDDが必要ですが、最大6チャンネルの番組を約80時間分、すべて録画できます。
リモコンにはタイムシフトマシンで録画したり検索したりすることが簡単に行える3つのボタンがあるので操作をシンプルに行えるのも嬉しいポイントです!
①始めにジャンプ
リモコンにある「始めにジャンプ」ボタンを押すと、タイムシフトで録画している放送中の番組をオープニングから視聴することができます。
②過去番組表
すでに放送済みのテレビ番組(タイムシフトで録画した一時保存しているテレビ番組)を、リモコンのボタン1つで確認することが可能になっています。
③ざんまいスマートアクセス
タイムシフトマシンで録画した番組を「ニュース」や「ドラマ」などのテーマでソートできます。録画番組が膨大になるので利便性が高い機能です。
ただし、タイムシフトマシンは以下の2機種などの上位機のみ対応で、対応機種が限られているので気をつけてください。
東芝
55X910
実勢価格:35万6000円
東芝
50Z810X
実勢価格:19万7158円
見やすい、探しやすい、使いやすい三拍子そろった「みるコレ」も優秀!
見たい映像コンテンツを手軽に探せる「みるコレ」も使い勝手はバツグン。好きなタレントや番組ジャンルをキーワードや音声で検索すると、関連する動画を一発で探せます。
しかも検索対象は未来のテレビ番組だけではなく、録画した番組や「YouTube」、「dTV」などのネット動画コンテンツも含まれ、それらを横断検索できるという優れ物です。
多彩なコンテンツを探せるため、好みに合致した動画のほか、今まで気づかなかった動画に出会えるのも大きなメリットです。多くの動画配信サービス会社が使用できますが「Amazonプライムビデオ」に対応していない所が唯一のネックです。
また、「みるコレ」では映画やサッカーなどのテーマに関連する動画コンテンツをまとめた「パック」も用意されています。テーマはタレント単位やスポーツチーム単位など細分化されていて、より絞り込んだ動画探しが可能となっています。
自分でキーワードを設定して新しいパックを作ることも可能で、自動で番組を収集してくれるので、とくにかく便利です。
さらに、Z810XやX910は音声検索のマイク感度もバツグンで、文字入力の手間も省けます。
4K放送や配信コンテンツが豊富だったり、ストレスフリーの音声検索ができたり、使い勝手のよい機能が目白押しです。しかし、「タイムシフトマシン」と「みるコレ」だけでも、十分にベストに輝く価値があります。
[2位 パナソニック]シンプルでスマホ世代にやさしい使い勝手
パナソニックのDX850は直感的に操作できるシステムが特徴で、ホーム画面にYouTubeなどのアプリやお気に入りのチャンネルを登録することで、迷わず手軽に操作ができます。ホーム画面にYouTubeなどのアプリやお気に入りチャンネルを登録することで、迷わず手軽に操作ができます。
また、ネットサービスの「Firefox OS」は、アプリ風のアイコンを選択するだけでコーナー画面にジャンプできる平易なシステムです。誰でも使いやすい工夫が見られるのが高評価です。
東芝に比べると音声認識の精度がやや劣るようにも感じましたが、リモコンマイクでの操作もできます。また、パナソニックの特徴は、リモコン無しでも音声操作ができること。テレビとある程度の距離内で「テレビをつけて」と声をかけると電源がオンになる機能を搭載されています。
[3位 ソニー]Android TVは使いやすくレスポンスも優秀
ソニーはAndroid TV機能を採用して、テレビや動画配信サービスのほか、YouTubeなどのアプリを利用できます。Android TVのレスポンスは問題ないレベルでサクサクと操作できるほか、ホーム画面だけで視たい動画が探せたり、各機能やサービスへのアクセスもラクチン。
とくにAndroidユーザーは保有するアカウントをそのまま使えるので便利!Google PlayなどのAndroidアプリも使えます!
値段の低い下位モデルでもリモコンのマイクで操作する音声検索があるのは嬉しいポイントです。
4位: [4位 三菱]テレビ内にHDD内蔵
外付け不要が便利です
三菱電機のLCD-58LS3はハードディスク内蔵で、テレビ単体で録画できるのがメリット。余計な周辺機器やセッティングが苦手な人にはオススメです。
また、視聴中の番組をボタン1つで直接録画できる「一発録画」が便利です。
他に、タニタの体組成計で計測した数値を記録することができ、健康管理サービスはオンリーワンの機能になっています。
弱点としては、対応するネット動画コンテンツが「アクトビラ」と「TSUTAYA TV」と少なく、「dTV」などのメジャーなサービスがないところです。
5位: [5位 シャープ]テレビを見ながら
動画サービスを選べるのが良い
シャープも4K放送や配信サービスが3つと少ないが、ネットサービスや設定画面で放送中のテレビ番組が表示されるのは、意外に重宝する機能です。
リモコンに「NETFLIX」のボタンがあり、ワンボタンでサービス画面に飛ぶことができます。画面で探す手間が省けるので嬉しいボタンです。
4Kテレビは機能が豊富なスマートテレビだからこそ、メーカーごとでホーム画面の表示方法や視聴できる動画配信サービスなどが違います。操作しやすくて自分のライフスタイルに合った1台を見つけてください!