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固定概念に捉われた収納方法が“ムダな動き”を増やしています
スーパーへ買い物に行くというだけで、帽子やマスクを忘れて家の中をバタバタ走りまわる。料理中は、コンロやシンク、冷蔵庫を行ったり来たりして台所の中をグルグル……。
その、必要以上に多いムダな動きで、家事に時間がかかってヘトヘトになっていませんか?
その原因は、“帽子はクローゼット”“なんとなくお鍋はコンロ下でしょ”って、固定概念に捉われた置き方をしてしまっているから。必要なものが点在していると、あちこちに物を取りに行かなきゃいけないから、ムダな動きが多くなってしまうんです。
また、たまたま空いてるスペースがあったから、なんとなく、という感覚で物を詰め込んでしまうとごちゃついてしまいます。
“いかにラクするか”でOK!動線を見直す収納術をプロが伝授
そんなときは、家の動線と物の収納場所を見直しましょう。“私がいかにラクするか”で物の置き場所を決めれば、ムダな移動がなくなるので家事の時短につながります。
ということで今回は、動きやすい動線を見直す「玄関の収納術」をご紹介します。出かける前は忘れ物が多くてバタバタしてしまう、という人は必見です!
廊下の往復でタイムロス!物が点在して家をウロウロ……
「いざ買い出しにスーパーへ!」と思っても、日焼け止めを塗ったり、エコバッグを持ち出したり、マスクを付けたりと無意識にお家の中をウロウロしていることって多くないですか?
▼必要なものがいろんな場所にあると……
1:バッグを取りに和室へ
2:日焼け止めを塗りに洗面へ
3:マスクを取りに収納庫へ
4:帽子を取りにクローゼットへ
5:エコバッグを取りにキッチンへ
6:キッチンから玄関へ
7:鍵を持って外へ
家を出るまで:2分30秒
歩いた距離:23m
実際に家の中を歩いてみたところ、スーパーへ買い物に行くというだけで、2分以上もかかりました。洗面や個室など立ち寄る場所が多いと、疲れてしまいます。
身支度を整えたら一直線!必要なアイテムは玄関に集約させる
そこで、外出の時に必要なアイテムは玄関に集約しておきましょう。狭いスペースの玄関も必要最低限の物をまとめておけば動線がスムーズになります。
季節外れの手袋やDMが置きっ放しの棚は……
マスクや日焼け止めを置けば便利に!
マスクや日焼け止めを置けば便利に!
▼玄関へ必要なアイテムをまとめると……
1:バッグを取りに和室へ
2:和室から玄関へ
3:身支度を整えて靴を履く
4:鍵を持って外へ
家を出るまで:54秒
歩いた距離:10m
リビングから玄関までほぼストレートの動線を作ることで、無駄な移動が減り大幅な時間と距離の短縮ができました。
時短動線の収納術1:普段使いする靴は集約
普段使いの靴は、縦のラインでまとめましょう。上下の目線で探しやすくなります。
縦ラインで見回す手間なし。
分類しないと探しにくい。
時短動線の収納術2:フックがけを利用する
分類しないと探しにくい。
時短動線の収納術2:フックがけを利用する
時短動線の収納術2:フックがけを利用する
エコバッグは玄関に置くだけ! 袋に入れてたら見映えもOK。買い出しが終わったら玄関に戻すクセをつけましょう。
壁に吊るせば忘れない!
キッチンだと忘れちゃう!
キッチンだと忘れちゃう!
また、忘れがちな帽子もフックにかけておくと、いちいち取りに戻る時間が省けます。
シンプルで掛けやすい!サンロクマルおすすめの帽子ハンガー
最後にご紹介するのは、壁掛けで帽子が収納できる、サンロクマルおすすめの「帽子ハンガー」です。
山崎実業
ジョイントハンガーリングス5個組み
実勢価格:1711円
サイズ:約W14XD15XH86cm
耐荷重:2.5kg(ハンガー1つにつき 耐荷重0.5kg)
山崎実業「ジョイントハンガーリングス5個組み」は、フックを扉に取り付けることができます。帽子も掛けやすく、取り出しもラクラク。数に合わせて追加しましょう。
帽子を掛ける部分が丸い形状なので、型崩れの心配がありません。シンプルなつくりでホコリがたまりにくいのもうれしいポイントです。
以上、動きやすい動線を見直す収納術と、おすすめアイテムのご紹介でした。起きてから寝るまで家の中をどう動いてるか振り返って、ラクに動ける動線を見直してみてくださいね。
動線を考えたらもっと家事の手順がラクになりますよ!