レンジフードのベタベタ汚れは
身近なものでキレイにできます

レンジフードの油汚れは、ぞうきんでゴシゴシこすってもビクともしなくてガックリ……。これでは疲れるだけで、そうじのモチベーションもダウンしてしまいます。でもだからって放置すれば、さらに汚れが上塗りされて、状況は悪くなる一方です。

そこで編集部では、そうなる前に、いや、そうなってからでも十分間に合っちゃうすごいそうじワザをご紹介! 用意するものは、ひとつはいつも使っている食器用洗剤。そして、もうひとつはいまやそうじの定番となったアレ。常備している方もきっと多いアレです!

それではご覧ください!

食器用洗剤に「重曹」を足すと
化学反応で石けん成分に!

食器用洗剤といっしょに使うもの、それは、重曹です!

食器用洗剤の界面活性剤と、重曹のアルカリ性が油と反応して、油汚れ自体が石けんのような成分に変わる化学反応が起き、汚れを落とす力がさらにアップするんです。実際に20年放置した油まみれのレンジフードを掃除してみました。

[Before]20年もの油汚れがこびりついたレンジフード。油で表面はくもっています。

ホコリと油が合わさって、垂れ下がるほどの汚れも。

さわるものイヤなくらい、べったり。こんな状態のレンジフードも、食器用洗剤+重曹の化学反応を利用すればへっちゃらです!

[After]なんと、わずか10分でキレイになっちゃいました

元の地が現れ、さわるとキュッキュッとします。

油にからみついていたホコリもキレイさっぱり。

垂れ下がっていたベタベタもラクにとれました!

それではベトベトのレンジフードが見違える、すごいそうじの方法を詳しくご紹介していきます。

【そうじ方法】洗剤+重曹の力を
密着パックでさらに引き出す

レンジフードの汚れは、調理でとびはねた油がついた上に、ホコリが積もって層になったもの。パックすることで、油を分解する食器用洗剤の成分・界面活性剤が流れ落ちず浸透していきます。やり方はこちらです。

[Step1]汚れをパックする

用意するもの:食器用洗剤50ml+重曹50g

このふたつを合わせたものを、キッチンペーパーに塗って汚れた部分にペタッと貼り付けパックします。

平らな天面は直接塗るだけでOKです。手袋をして全体に広げましょう。

[Step2]汚れをこする

10分ほど放置したら、パックを外します。汚れが気になる部分やすき間部分のこびりつきは、歯ブラシでこすります。

[Step3]ぞうきんで拭き取る

熱い湯で固くしぼったぞうきんで拭きあげます。泡が残らないようにしっかり拭きましょう。ボロボロと汚れがとれていきます!

[+αのテク]ひどい汚れは軽く落としてから

ホコリがひどいと洗剤が浸透しないので、最初にカードなどで粗く落としておくと洗剤の効きがよくなりますよ。

以上が、レンジフードのそうじワザです。すごいよく汚れが落ちるのに、このカンタンさ! すぐにできるので試してみてください。

今回は、専用のキッチンシートでもそうじしてみましたが……。

[Before]ギットギットの油がたっぷりのレンジフード。

[After]15分ほど頑張りましたが、ベタベタなまま。たまった油汚れはシートに含まれるわずかな界面活性剤では太刀打ちできませんでした。使ったのはこちら。

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5枚も使ったのに変化ナシ……。シートは毎日の軽い汚れ落としとして使いましょう。

【そうじの注意点】重曹の量が
多すぎると白いあとが残ります

ご紹介したそうじワザで一点だけ注意点があります。重曹の量が多すぎると、アルカリ性に偏りすぎてレンジフードの表面が白っぽくなってしまいます。でも、もしそうなってしまっても酸で中和すればあっさり戻るのでご安心を! やり方をご紹介します。

重曹が多いと、こんなふうに、拭いたあとが白く残ってしまいます。お湯で拭いてもとれません。

そんなときに活躍するのがレモン汁。レモンの酸で中和できます。

レモン汁20mlをぞうきんに染み込ませ、白残りが気になる部分をさっと拭きます。酸性のレモン汁がついたままだとサビの原因になるので、湯で絞ったぞうきんで仕上げ拭きをしてください。

みるみる白っぽく浮き出たものが引いていきました。

重曹の量に気をつけるのがいちばんですが、万が一白っぽくなってしまったときは、ガックリせずに、この方法で落としてくださいね。

【汚れ予防法】調理10分前から
換気して風の流れをつくっておく

すっきりキレイに掃除したあとは、汚れを予防するワザをお試しください。やり方は、調理の10分前に換気扇をオンするだけ! あらかじめ風の流れをつくっておくと、帰化したした油が飛散せずしっかり換気扇に吸い込まれていきます。

調理10分前にスイッチオン。これで汚れを予防できるなんてカンタンすぎます!

気流ができていると、調理の熱で気化した油もそれにのって外に出ていってくれるんです。

この10分前のスイッチオンに加え、こまめにシートで拭く習慣もつけるとさらなる予防につながります。おっくうになりがちなレンジフードのそうじですが、これなら面白いくらいキレイになるので、ぜひ休日にチャチャッとやってみてください。