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※情報は『家電批評』2020年5月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

スマートフォン 時代は二つ折りへシフト!?心躍る新感覚スマホが登場

世界初の折りたたみスマホ「Galaxy Fold」が日本国内で発売されたのは2019年10月。それから4カ月、サムスンの折りたたみスマホ第2世代「Galaxy Z Flip」が2020年2月に発売されました。

最新機は横折りから縦折りへと進化! 横幅は大差なくても、縦方向の大きさがグンと縮まったことで、持ち運びやすさがアップしたのです。

時代は二つ折りへシフト!?心躍る新感覚スマホが登場 イメージ

サムスン
Galaxy Z Flip
実勢価格:12万7000円

サイズ:約W73.6×H167.3×D6.9mm(オープン時)
重量:約183g
CPU:snapdragon 855+
ROM・RAM:128GB・8GB
メインディスプレイ:約6.7インチ
※AmazonのリンクはSIMフリー販売ページに移動します。

▼折りたためるスマホ第1世代「Galaxy Fold」のスペックを紹介した記事はコチラ!

スマートフォン パカっと開いてポケットインできる「Galaxy Z Flip」

一見、ガラケーのように見えて懐かしいフォルムの「Galaxy Z Flip」。主な特徴はこんな感じです。

▼第2世代の主な特徴
・RAM 8GB
・折りたたみ液晶
・スナドラ855+
・長時間動作
・6.7インチ

第1世代:Galaxy Fold(2019年)

第2世代はガラケーのようにパカッと開きます!      折り曲げたままでも使えます! イメージ

第2世代はガラケーのようにパカッと開きます!

折り曲げたままでも使えます! イメージ
折り曲げたままでも使えます! イメージ2
折り曲げたままでも使えます!
折り曲げたままでも使えます! イメージ3

このスマホ、単なるイロモノじゃないんです。

現行スマホ最高峰クラスのスペックや広い表示領域を確保していることに加え、アングル自在のカメラ機能を搭載するなど、二つ折りならではの特徴を活かした機能がもりだくさんなんです。

そこで今回は、そんな目新しくもあり、持っているだけで思わずドヤりたくなる「ALAXY Z Flip」の実力と魅力を試してみました。

スマートフォン 【本体性能編】ベンチマーク、バッテリーも満点!

一芸を持つスマホって、どうしてもイロモノ扱いされがちですが、本作の特徴は「性能も一級品」という点にあります。

▼『家電批評』編集部チェック

【本体性能編】ベンチマーク、バッテリーも満点! イメージ

プロセッサーには、最高峰クラスの「Snapdragon 855+」が搭載されていることに加え、メモリ容量は8GB。本体ストレージは256GBも搭載されるなど、その性能は至れり尽くせりでした。

「折りたためる」という目新しさと話題性だけでなく、超ハイスペックスマホとしての資質も兼ね備えた1台なんです。

処理能力テストでもトップレベル

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ベンチマークアプリ「Geekbench 5」による処理能力テストでも、スマホとして最高峰クラスであることが確認できました。また、最大輝度での動画連続再生テストでも13時間オーバーを記録するなど、驚異的なスタミナ性能を兼ね備えています。

古作光徳 氏
ITライター
古作光徳 氏 のコメント

単なる折りたたみスマホではなく、本体性能もズバ抜けて高いです

スマートフォン 【カメラ機能編】第1世代同様ダイナミックな表現力

従来のモデルと比べ、液晶画面を大きく変化させたことで気になるのがカメラ機能。液晶変更に伴ってカメラが二の次になっているのでは……と心配する人もいるかもしれません。

しかし、結論から言えば、その性能は文句ナシ。歴代のGalaxyシリーズが持つ高い性能はそのままに、折りたためる液晶の特性を活かした機能を搭載するカメラへと進化を遂げています。

▼色味:評価A

【カメラ機能編】第1世代同様ダイナミックな表現力 イメージ

濃い色をハッキリと強く出す傾向です。ダイナミックな表現力が◎。

▼暗所:評価A

【カメラ機能編】第1世代同様ダイナミックな表現力 イメージ2

表現力は文句ナシ。色温度の偏りや白飛び、黒潰れもなく安定しています。

▼レンズ望遠:評価B

【カメラ機能編】第1世代同様ダイナミックな表現力 イメージ3

光学でギリギリまで攻めた印象。内容としては、ここは残念ポイントです。

▼解像力:評価A

【カメラ機能編】第1世代同様ダイナミックな表現力 イメージ4

コントラストがしっかりしており、細部まで表現できています。

文田信基 氏
フォトグラファー
文田信基 氏 のコメント

形は色物ですが、中身はGalaxyらしい高い表現力を持っています

液晶の折りたたみ部分はやや違和感

液晶の折りたたみ部分はやや違和感 イメージ

液晶の折りたたみ部分については、じっくり触ると感触や発色に違和感を感じるところはあります。

スマートフォン 【折りたたみメリット1】新しい撮影ができる

本体が折りたためる特性が顕著に活かされているのが、インカメラによるセルフィー撮影モードです。

本体を折り曲げると上半分がプレビュー、下半分がシャッターや設定変更ボタンが集まる操作部となるため、アングルの調整をしながら設定変更も同時に行えます。

折り曲げればセルフィーもラクラク

折り曲げればセルフィーもラクラク イメージ
※画像はAmazonより。折り曲げたまま構図が決められます。

画面の上半分でアングルや構図が決められるほか、下半分で撮影や設定が行えるため、自然な体勢で自由自在に撮影できます。

コンパクトスタイルにしたまま撮影できる

コンパクトスタイルにしたまま撮影できる イメージ
小型の背面液晶で表情チェックもバッチリ!

背面にも液晶ディスプレイが搭載されているため、コンパクトにしたまま高機能なアウトカメラを使ったセルフィー撮影もしっかり楽しめます。

スマートフォン 【折りたたみメリット2】三脚不要で撮影ができる

【折りたたみメリット2】三脚不要で撮影ができる イメージ

液晶画面が折りたためる「Galaxy Z Flip」ならではのポイントが、三脚不要で撮影できる手軽さです。

液晶を折り曲げたとき、画面の下半分側を机などの平行面に置いておけば、三脚を使わなくても集合写真や背景と一緒に写りたい場合などのセルフィー撮影も自由自在にこなせます。

また、背面に搭載された小型の液晶ディスプレイは、アウトカメラ使用時のプレビュー画面としても利用できます。表示範囲はかなり限られますが、被写体をしっかりと捉えておけば、画面からはみ出すといった失敗も防げ、バッチリ撮影することができます。

以上、「Galaxy Z Flip」の特徴を紹介しました

本体性能が高く、サクサクと気持ちよく動くので、快適に使うことができます。形状だけではなく中身もキチンと一級品! 気になる人は、ぜひ購入を検討してみてください。