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※情報は『MONOQLO』(2020年5月号)掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
音楽が聴けるサングラスって必要?スピーカーの王者BOSEの話題作!
これまで格安品のスピーカー内蔵のオーディオサングラスはありましたが、そもそも音楽が聴けるサングラスが必要なのかという見方も少なくありませんでした。ところが昨年、スピーカーの王者BOSEもオーディオサングラスを発売し、話題となったのです。
そこで『MONOQLO』が、BOSEといえども果たして音楽が聴けるサングラスが必要なのか、音質がよかったとしてもサングラスの性能はどうなのかを検証しました。
BOSEが仕掛けた話題作BOSE FRAMES ALTO
ボーズ(BOSE)
BOSE FRAMES ALTO
実勢価格:2万7500円
重量:約45g レンズ幅:51mm レンズ間の距離:16mm つるの長さ:155mm Bluetooth通信距離:9m バッテリー充電時間:最大2時間 バッテリー持続時間:最大3.5時間
2019年1月にアメリカで発売を開始し、2019年末に日本にも上陸。一度スマホと接続すれば、Spotifyなどの音楽がいつでも楽しめます。
また、外音もきちんと聞こえるのに通話もキレイでスムーズ。側面ボタンの押し方で再生・停止・曲送り・Siriによる音量調節ができるなど、使い勝手の面でもよく考えられたサングラスです。
耳を塞がず音が聴ける!
耳にかけているだけなのに外の音は聞こえたまま、音楽がやさしく包み込むように聴こえるので没入感がすごく、街歩きも楽しいです。Bluetoothでスマホの音楽が好きに聴けます。
バランスの取れた音!
BOSE同様スピーカー内蔵の格安Horizonと比較しても、BOSEは豊かな音域でイヤホンとは違い、前方に音が流れているような感じです。一方、Horizonは耳の近くで、ただスピーカーが鳴っている感覚で大差がありました。
BOSE
Horizon
Horizon
このように音楽を聴くのに高い性能で、散歩や旅行、運転中のテンションが最高潮になるくらいです。
さすがに電車では使えませんが、外を歩く程度なら、すれ違う人に音が聞こえるほどではありません。使うシーンは限られますが、価値は十分あります!
▼『家電批評』の商品レビュー記事はこちら!
サングラスの性能は?紫外線カット効果もチェック
BOSEがスピーカーの王者であることを考えると、オーディオ機能が高いのには頷けます。Bose Framesは、オプションで色違いの2種類のレンズが用意されています。専門外のサングラスの機能はどうなのか、「紫外線カット」「まぶしさ低減」「フィット感」の3項目をチェックしてみました。
ボーズ(BOSE)
BOSE FRAMES ALTO
▼テスト結果
紫外線カット ◎(0μw/cm2)
まぶしさ低減 〇(898lx)
フィット感 ◎
ボーズ(BOSE)
BOSE LENSES
ALTO ミラード シルバー(偏光)
実勢価格:3850円
▼テスト結果
紫外線カット ◎(0μw/cm2)
まぶしさ低減 ◎(550lx)
フィット感 ―(ALTOと同様)
ボーズ(BOSE)
BOSE LENSES
ALTO ブルー
グラディエント
(非偏光)
実勢価格:2750円
▼テスト結果
紫外線カット ◎(0μw/cm2)
まぶしさ低減 △(1080lx)
フィット感 ―(ALTOと同様)
ボーズ(BOSE)
Bose
Frames Rondo
実勢価格:2万7500円
▼テスト結果
紫外線カット ◎(0μw/cm2)
まぶしさ低減 〇(680lx)
フィット感 ◎
格安のHorizonも比較
Horizon outdoor
ワイヤレスサングラス
スマートサングラス
実勢価格:1万3999円
▼テスト結果
紫外線カット ◎(0μw/cm2)
まぶしさ低減 〇(880lx)
フィット感 △
BOSEはランナー用のスポーツサングラスの精度とまではいかないですが、日中の日差し程度なら十分紫外線をカットでき、どれも問題なく使えます。一方、格安のHorizonはフィット感がイマイチで不安定でした。
BOSEは性能もしっかりしているので、サングラスとして十分使えます!
以上、オーディオサングラスの検証結果でした。
BOSEのものは使うシーンは限られるとはいうものの、音、サングラスともに性能が高いため、ヒットの兆しアリ! 買ってよしです。
BOSEならもっと完成形を作れそうですが、遊びで音を楽しむなら最高です