折りたたみ式ヘルメットなら 邪魔にならなくて便利
ヘルメットは高層ビルが多い都会だけでなく、上からの落下物が心配な山間部などでも有効な防災グッズです。
特に身長が低い子どもは大人よりも衝撃が大きくなる場合もあるので、家族の人数分準備したいところ。
とはいえ、デカいヘルメットがゴロゴロと自宅にあるのは、ちょっと邪魔ですよね。
そこで今回は、かさばりにくい折りたたみ式ヘルメットを徹底比較! 組み立てがラクで、衝撃に強いものを探しました。
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ヘルメットは衝撃吸収性 フィット感・使いやすさで選ぶ
今回は、プロへの取材でわかったつの3つのポイントでヘルメットを比較しました。
[ポイント①:衝撃耐性]
ヘルメットの一番の役割は落下物などから頭を守ること。工作用のハンマーで思いきりヘルメットを叩き、衝撃耐性を調べました。
[ポイント②:フィット感]
かぶった時にフィットしないと、ズレ落ちてしまう可能性も。ヘルメットを実際にかぶってズレないか、調節できるのかを検証しました。
[ポイント③:使いやすさ]
折りたたみ式ヘルメットは、必要なときにサッと組み立てられることがポイントです。組み立てやすさなどを総合的に調査しました。
それではランキング1位からご紹介します!
簡単に組み立てられて 衝撃吸収性も優秀!
オサメット
収縮式ヘルメット オサメット
実勢価格:4320円
折りたたみ時:45mm
組み立てた状態で一番上のプレートを押すと若干凹む構造で、これによって上からの衝撃が吸収される仕組みになっています。
かぶった状態で後頭部のアジャスターとあごひもの調節ができるので、フィット感も文句なしです。
いくら叩いても、唯一変形しない衝撃耐性を持っています。かぶった状態でも頭に響かず、しっかりと守られました。
あごひもは装着しながら長さが調節できるバックルタイプ。これなら、子どもにかぶせて調節するもの簡単です。
内部の作りはいいけど 衝撃でストッパーが外れる!
DICプラスチック
IZANO 防災用 たためる ヘルメット
実勢価格:3242円
折りたたみ時:82mm
内側から押し出すだけで組み立てられます。内部構造のフィット感は高いけれど衝撃でパーツが外れてしまったのが残念でした。
ハンマーで3回叩くと、衝撃で側面にある、高さを作るストッパーが外れてしまいました。
あごひものアジャスターは紐のバンドタイプで、すぐに調節できるものではありませんでした。
デザインはいいけど すぐにかぶれず内部構造も貧弱
トーヨーセーフティー
防災用折りたたみ ヘルメット ブルーム
実勢価格:3699円
折りたたみ時:83mm
特殊な折りたたみ方が目を惹くけれど、瞬時の組み立てには向いていませんでした。また、内部構造も貧弱なのも残念でした。
ハンマーで叩くと、緩衝材として使われている発泡スチロールが外れてしまいました。
アジャスターもバンドタイプで、かぶった状態では調節しにくかったトーヨーセーフティー。子どもの調節には不向きです。
がれきなどから足を守る 中敷きも準備しておきたい!
コロンブス
安全帰宅インソール(男性用/女性用)
実勢価格:各1296円
避難時の足元には、この「安全帰宅インソール」がオススメです。高密度ポリエステルで靴の厚みが増し、がれきから守る仕組みになっています。厚いので平時に試しておきましょう。
素材は高密度・ 高強度ポリエステル。靴のサイズに合わせてカットできるのも高ポイントです。
以上、防災用ヘルメットと中敷をご紹介しました。まだ自宅に備えがない人は、この記事を参考に準備してみてくださいね。