「アイマスク」は避難所でも快適に眠るための必須アイテム
食料や衛生ケアグッズなども大事ですが、防災セットの中にぜひとも加えていただきたいアイテムがあります。……それは「アイマスク」です。
災害時、無事に避難所についたとしても、そこから始まる大勢の人との共同生活には少なからず困難があります。
避難所では夜でも明かりがついていたり、周りの人が気になって、なかなか眠れなかったりします。そんなとき役立つのが、明かりや周りの視界をシャットダウンすることができる「アイマスク」です。
しかし、ひと口に「アイマスク」と言っても市場にはたくさんの製品があふれていて、ベストなものを選ぶのは難しいです。
そこで、編集部では過去の検証でベストバイになったブランド「PLEMO」のアイマスク4点を集めて、比較テストを行いました。
快適なアイマスクの選び方ポイント
アイマスクを選ぶ際は、遮光性が高くてつけ心地のいいものを選ぶのがベスト。検証では実際に着用して「遮光性」「つけ心地」「使い勝手」をチェックしました。
チェックポイント①遮光性
周りの明かりを遮断するためにアイマスクをするのに、すき間から光が入ってくるようでは気になって快眠できません。検証ではすき間が空きがちな鼻のあたりから光が入ってこないか、生地がきちんと光を遮断するかを蛍光灯の下でチェックしました。
チェックポイント②つけ心地
いくら遮光性が高くても、長時間つけていられないようなものはNGです。そこで実際に装着した際のフィット感をチェック。圧迫感の有無、ゴムのきつさなどを評価しました。
チェックポイント③使い勝手
サイズ調整の手間など、装着する際の使いやすさも加味して、おすすめ順ランキングを作成しました。
それでは、1位の製品からご覧ください。
遮光性もつけ心地もバツグンアイマスク EM-456
プレモ(PLEMO)
立体型睡眠アイマスク EM-456
実勢価格:3680円
「EM-456」は変わった形のアイマスクですが、フィット感がバ ツグンです。プレモの製品はどれも甲乙つけがたいクオリティでしたが、「EM-456」を装着したときが一番よく眠れました。
全体的にやわらかい作りになっていて、長時間つけていても疲れにくいです。また、耳に当たる部分のゴムにはクッションが入っていて、つけ心地は快適です。
マジックテープ式で、サイズ調整や着脱がカンタンにできる点も高評価となりました。
目の下の部分にもクッションがあり、肝心の遮光性も問題なしです。
圧迫感が苦手ならば「EM-452」がベスト
プレモ(PLEMO)
立体型睡眠アイマスク EM-452
実勢価格:1399円
「EM-452」は目の部分が高く、立体的になっているので圧迫感がありません。また、全体的に薄めの作りで、ゴムも細いため横向きで寝ていてもズレにくいです。
鼻の周りにすき間ができないようになっていて、 「EM-452」も光をしっかりと遮断します。
フィットはするけど遮光性はちょっと残念な「超ソフト」
プレモ(PLEMO)
立体型睡眠アイマスク
超ソフト(グレー)
実勢価格:1499円
「超ソフト」という名前通りやわらかくて、つけ心地はとてもいいものの遮光性はイマイチです……。
色がグレーなので、明るいところで使用すると多少光が入ります。
4位: ジェルの使用感はいいけど
避難所での使用は無理かも…
プレモ(PLEMO)
温冷両用アイマスク
実勢価格:1399円
温冷両用のジェルが付属しているタイプのアイマスクです。
ジェルの使用感は気持ちいいのですが、気軽に冷蔵庫やお湯が使えない避難所での生活には向きません……。
以上、「PLEMO」のアイマスクランキングでした。軽くて持ち運びもカンタンなので、「アイマスクは盲点だった」という方はぜひお手持ちの防災セットへの追加を検討してみてください。