地震後に起こる二次災害!「通電火災」を知っていますか?
ただでさえ恐ろしい地震のあとに、それが原因で違う災害が発生する「二次災害」。
その1つである「通電火災」は、地震などの災害でブレーカーが上がったまま状態で停電、そこから電気が復旧したときに、壊れた屋内配線がショートしてホコリに着火したり、家電製品やストーブが漏電したりして、起こる火災のことです。
そんな通電火災を防ぐには、停電後すぐにブレーカーを落とすのが大事なのですが、地震の直後にそんなに冷静でいられるかは、わからないですよね。
そこで、そんな通電火災を防いでくれるのが「感震ブレーカー」です。感震ブレーカーを設置すれば、停電中にブレーカーを落としに行く必要がなくなり、安心できますよ。
ここでは、数ある感震ブレーカー中でもとくにおすすめしたい「ヤモリ」を詳しくご紹介します。
ヤモリはヤモリでも、ブレーカーを守ってくれる「ヤモリ」なんです!
リンテック21
感震ブレーカーアダプター ヤモリ
実勢価格:2550円
▼テスト結果はこちら
揺れへの反応:★★★★★
設置しやすさ:★★★★★
リンテックの感震ブレーカー「ヤモリ」は、揺れを感じたら自動でブレーカーを落としてくれるという、とても便利な防災グッズです。では、どのように設置するのか見てみましょう。
ヤモリにはブレーカーを落とすためのバンドが付いているので、それにスイッチが引っかかるように位置を合わせたら、分電盤にペタッと貼り付けるだけ! あとは、ヤモリに設定した震度の地震がきたら、揺れを感知してブレーカーを落としてくれます。
でも「本当に設置しやすいの?」「どれくらい正確に作動するの?」というのも、気になりますよね。そこで、他社の製品との比較もしてみました!
間違ってぶつかっても大丈夫!ヤモリは地震にしか反応しません
誤作動でブレーカーを落とされると、たまったもんじゃありませんよね。まずは、どれくらい正確に作動するのか、他社の感震ブレーカーと比較してみました。
比較したエヌ・アイ・ビー社の感震ブレーカーは、むき出しのおもりを台に設置する作りになっています。
揺れによっておもりが落ちる仕組みになっており、ぶつかった衝撃でも作動してしまいました…。対して「リンテックのヤモリ」は、本体内部で揺れを感知する仕組みになっているので、ぶつかっても作動する心配なし!
ヤモリは誤作動しにくいので、日常生活も安心ですね。さて、設置のしやすさはどうでしょうか?
他社と比較すると一目瞭然!ヤモリは設置のしやすさもピカイチ
ヤモリの設置がどれくらい簡単なのか、これも他社と比べてみないとわからないですよね。なので、これも実際に設置して比較してみました!
「エヌ・アイ・ビー」の方は細かいパーツが多く、各パーツを貼ったり組み合わせたり、工程の多さが目立つ結果に…。「リンテックのヤモリ」は、ブレーカーのスイッチに合わせて貼るだけなので、かなり設置がしやすかったです。
「ヤモリ」は、揺れへの反応と設置しやすさのどちらも項目も、星5つの高評価! 文句のつけようがありません。
この感震ブレーカー「ヤモリ」を設置しておくだけで、通電火災が起きる可能性をグンと下げられますよ。地震の後の二次災害から家を守るため、ぜひ「ヤモリ」の設置を考えてみてはいかがでしょうか?