新製品 VS『MONOQLO』ベストバイ!
「新製品」という言葉に、なんともいえない魅惑の響きを感じませんか?
まだ見ぬ機能、まだ見ぬデザイン。それらの“新たな要素”が我々の「欲求」を駆り立てます。どうせ買うならやっぱり最新製品でしょう、という方も多いのでは?
でも、その新要素って本当に必要でしょうか? おしゃれになったり、新機能がいくらついたりしても、大事なのは「それがいいかどうか」のはず。
そこで雑誌『MONOQLO』が、新製品と、過去にMONOQLOでテストをしてベストバイになった製品や定番品をガチで比較します。
今回は、タンブラー型電気ケトル。携帯に便利な電気ケトルといえば、折りたたみ型もあります。そこで、過去に検証してベストバイになった折りたたみ型の電気ケトルと、もっと携帯性の高い新製品の電気ケトル、タンブラー型の3製品を検証しました!
タンブラー型の電気ケトル対決! その背景は?
温かいコーヒーを1杯飲みたくなったときや、出張先のホテルのケトルを使いたくないときなど、自分1人分だけ、ほんのちょっとお湯を沸かしたいな……というシーンは意外と多いですよね。
そんなときは、ミニマムサイズの「湯沸かし」が便利。
そこで注目したのが、「タンブラー型電気ケトル」です。どこへでも持ち運びやすく、オフィスはもちろん、出張や旅行先で活躍してくれます。
とはいえ、携帯タイプの電気ケトルといえば、折りたたみ型もあります。そこで、過去に折りたたみ型の電気ケトルを検証してベストバイになった製品と、当時はまだ発売してなかったタンブラー型の電気ケトル3製品と比較。おすすめを探しました。
検証項目は?
1:沸騰のはやさ
定量の水を入れ、沸騰の合図までの時間が速いものを高評価としました。
2:漏れにくさ
満量の水を入れ、バッグに入れて少々手荒に投げ合い、漏れるかどうかチェックしました。
3:倒れにくさ
振動するマシンに載せ、倒れるまでの時間を計測して評価しました。
4:注ぎやすさ
満量からマグカップへの注ぎやすさをチェックしました。
5:携帯性
1泊出張を想定した荷物入りのバッグを用意し、その中に入るかをチェックしました。
過去ベストバイの実力は?
エスアイエス「折り畳みケトル CK600」
- エスアイエス折り畳みケトル
- 実勢価格: ¥4,980〜
- 沸騰のはやさ
- 漏れにくさ
- 倒れにくさ
- 注ぎやすさ
- 携帯性
- 幅
- 21cm(使用時)、16.5cm(折りたたみ時)
- 奥行
- 13.7cm
- 高さ
- 17cm(使用時)、8cm(折りたたみ時)
- 重量
- 700g
- 容量
- 200〜800ml
- 電源コードの長さ
- 75cm
- 型番
- CK600
沸騰のはやさ:◎+(4分41秒)
今回の検証では沸騰まで5分もかからず、比較した製品の中で最速記録でした。 また、注ぎ口があるので、熱いお湯を注ぎやすい形状です。ただし、沸騰すると本体が熱くなるので注意が必要。
また、密閉容器ではないため水分が漏れやすかったです。それに、折りたたんでもタンブラー型に比べてやや大きいので、バッグの隙間には入れにくかったです。
今回、エスアイエス「折り畳みケトル CK600」と比較したのが、スリムなタンブラー型のこちらの3製品。Amazonなどで購入できるものです。
それでは、検証結果が高評価だったおすすめ順に、タンブラー型電気ケトル3製品を紹介します!
タンブラー型電気ケトルのおすすめは?
【1位】Anfilank「小型電気ケトル」
- Anfilank小型電気ケトル
- 実勢価格: ¥3,550〜
- 沸騰のはやさ
- 漏れにくさ
- 倒れにくさ
- 注ぎやすさ
- 携帯性
- 幅
- 82cm
- 奥行
- 82cm
- 高さ
- 22.7cm
- 重量
- 450g
- 容量
- 380ml
- 型番
- BY-K20A-Beige
ベストの理由:漏れにくいから仕事場でも出張先でも使いやすい!
漏れにくさ:◎+
ビジネスバッグに入れやすいサイズ。
検証では、水を入れてしっかり蓋をしたうえでバッグに入れて投げ合うという手荒な扱いをしましたが……
まったく水漏れしませんでした!
中身はアツアツでも外側は熱くならない!
沸騰のはやさ:(7分26秒)
沸騰時間は比較したタンブラー型の電気ケトルの中で最速。本体上部はほとんど熱くならないので、中に熱々のお湯を入れたまま持てます。
【2位】Focustar「ポータブル電気ケトル」
- Focustarポータブル電気ケトル
- 実勢価格: ¥2,704〜
- 沸騰のはやさ
- 漏れにくさ
- 倒れにくさ
- 注ぎやすさ
- 携帯性
- 重量
- 398g
- 容量
- 350ml
- 型番
- 110ektjwh
【3位】ドリテック「沸かせる温調ボトル」
- ドリテック沸かせる温調ボトル
- 実勢価格: ¥3,722〜
- 沸騰のはやさ
- 漏れにくさ
- 倒れにくさ
- 注ぎやすさ
- 携帯性
- 重量
- 500g(約)
- 容量
- 350ml
- 型番
- PO-166AWTDI
以上、携帯性の高い電気ケトル対決、折りたたみケトルの過去ベストとタンブラー型電気ケトル3製品の比較検証でした。
タンブラー型はどれもコンパクトで携帯性に大きな差はありませんでしたが、重要な漏れにくさで大きく差がつきました。
ベストバイのAnfilank「小型電気ケトル」なら、沸騰のはやさや倒れにくさも優秀でした。旅行や出張のお供にするのはもちろん、毎日の仕事用デスクで使うのもおすすめです!
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安全で使いやすいです。(山本)