ついにスマホがデジカメを超えた!?
OPPO「Find X8」が国内でも発売されました。そこでついに、「LEICA(ライカ)」「Carl ZEISS(カール・ツァイス)」「Hasselblad(ハッセルブラッド)」という、海外の有名カメラメーカーが製造に携わるカメラを搭載したスマホが出そろいました。
これまでもカメラ性能をウリにしたスマホは数多く存在しましたが、写真ファンをうならせるものは、なかなかありませんでした。
しかし、今回こそは「スマホカメラがデジカメを超えるのでは!? 」という期待を込めて、テストを実施していきます!
Q. 今までのスマホと何が違う?
A. 海外カメラ・レンズメーカーとコラボしたカメラを搭載しています!
・LEICA (ライカ)
ドイツの光学機器メーカーが前身。100年以上にわたって写真ファンの憧れとして、カメラを造り続けています。2016年のHUAWEIを皮切りに、スマホメーカーとのコラボを推進。
・Carl Zeiss (カール・ツァイス)
同じくドイツの光学機器メーカー。こちらも歴史は古く、創業は1846年。2020年からZeissのT*コーティングがXperiaのレンズに採用されています。
・Hasselblad (ハッセルブラッド)
1841年設立のスウェーデンのカメラメーカー。中判フィルムを使う一眼レフで有名。2017年、中国のDJIに買収されました。
今のカメラスマホの特徴は?
・レンズ
スマホカメラのレンズ性能も日に日に進歩していますが、基本的には搭載されているレンズを交換できません。
一方、一眼カメラは撮影シーンや被写体に合わせてレンズを交換して対応できるので撮影の幅では軍配が上がります。
・センサーサイズ
センサーとは「イメージセンサー」のことを指し、端的に言うとこのセンサーが大きいほどカメラの性能は向上します。
少し前まではスマホには小型のセンサーしか搭載できませんでしたが、現在は大型のセンサーも搭載できるようになっています。
・ズーム
スマホのカメラは撮影している画像の一部を切り取って拡大する「デジタルズーム」が主流なので、ズームするほど画質が粗くなります。
しかし、今回比較するスマホにはデジカメと同様、レンズが焦点距離を調整する「光学ズーム」が採用されています。
スマホカメラの選び方は?
カメラ性能
人気のカメラスマホを4製品集め、カメラ性能は専門家が、ポートレートや夜景などさまざまなシーンで撮影した写真を基に評価しました。
さらに、Apple「iPhone 16 Pro」とも比較しました。
基本性能
基本性能はCPU性能やバッテリー性能などスマホとして基本的な要素をチェックしました。
エンタメ性能
エンタメ性能は動画や音楽の視聴、ゲームプレイに関する画質や音質などをチェックしました。
付加機能・価格
上記に加え「付加機能」「価格」も考慮し評価しました。
それでは、テストの結果を発表します!
カメラスマホのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、カメラスマホのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | |||||||||||||||||||
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OPPOOPPO Find X8
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|
74mm |
7.9mm |
157mm |
193g(約) |
6.6インチ(2760×1256px) |
|||||||||||||
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ソニーXperia 1 VI
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|
74mm(約) |
8.2mm(約) |
162mm(約) |
192g(約) |
6.5インチ(2340×1080px) |
|||||||||||||
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シャオミXiaomi 14 Ultra
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|
75.3mm |
9.2mm |
161.4mm |
219.8g |
6.73インチ(3200× 1440px) |
|||||||||||||
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シャープAQUOS R9 pro
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|
78mm(約) |
9.3mm(約) |
162mm(約) |
229g(約) |
6.7インチ(3120×1440px) |
【1位】OPPO「OPPO Find X8」
- OPPOOPPO Find X8
- 実勢価格: ¥127,091〜
- カメラ性能(ポートレート)
- カメラ性能(自撮り)
- カメラ性能(逆光処理)
- カメラ性能(夕景・夜景)
- カメラ性能(望遠)
- カメラ性能(食べ物)
- カメラ性能(安定感)
- カメラ性能(動画)
- 基本性能
- エンタメ
- 付加機能
- 価格
- 幅
- 74mm
- 奥行
- 7.9mm
- 高さ
- 157mm
- 重量
- 193g(約)
- ディスプレイ
- 6.6インチ(2760×1256px)
- 型番
- FIND X8 スターグレー
①50MP光学3倍望遠カメラ
②50MP広角カメラ
③50MP超広角カメラ
④センサー
カメラでは背景をボカすためにポートレートで望遠レンズを用いることがあります。
本機はプリズムを用いることでサイズと光学性能を両立させ、スマホカメラとは思えない豊かなポートレート描写を実現しています。
美しいポートレート描写が魅力。スマホでサッとこの写真が撮れるのは驚きです。
【ベンチマーク】スコアは他製品を圧倒!
- 「OPPO Find X8」Antutu:2325878
- 「iPhone 16 Pro」Antutu:1766905
スマホに搭載されているCPU、GPU、RAMなどの性能を総合的に測定できる「Antutu」のスコアは今回比較した4製品+「iPhone 16 Pro」のなかでトップの成績でした。
スコアが200万を超えると、かなり高スペックであるといえます。
【エンタメ】画質は良好だけど音質が……
自然で色ノリがいい絶妙な調整で、特に青がキレイでした。ただ、スピーカーの定位感が取れておらず残念です。
【付加機能】AI活用も使い勝手上々
AI活用はカメラだけでなく、スクリーンショットから言語の翻訳ができるなど、AIによる便利機能を搭載しています。
【2位】ソニー「Xperia 1 VI」
- ソニーXperia 1 VI
- 実勢価格: ¥179,300〜
- カメラ性能(ポートレート)
- カメラ性能(自撮り)
- カメラ性能(逆光処理)
- カメラ性能(夕景・夜景)
- カメラ性能(望遠)
- カメラ性能(食べ物)
- カメラ性能(安定感)
- カメラ性能(動画)
- 基本性能
- エンタメ
- 付加機能
- 価格
- 幅
- 74mm(約)
- 奥行
- 8.2mm(約)
- 高さ
- 162mm(約)
- 重量
- 192g(約)
- ディスプレイ
- 6.5インチ(2340×1080px)
- 型番
- XQ-EC44 B1JPCX0
実勢価格
- docomo:¥209440(検証時)
- au:¥214800(検証時)
- SoftBank:¥210960(検証時)
- SIMフリー:¥189200(検証時)
※ソフトバンクから貸与いただいた製品でテストしています。
①16mm超広角
②24mm、48mm広角
③85-170mm望遠
広角カメラは「Exmor T for mobile」という高感度かつ低ノイズのセンサーを持っています。このセンサーの威力もあり、実際に夜景シーンでもミラーレス機並みのキレイな画質でうならされました。
安定感があり、玄人好みの印象です。
【ベンチマーク】処理性能はiPhoneと同等
Xperia 1 VI
普段使いには十分な性能です。
iPhone 16 Pro
Antutuのスコアは「iPhone 16 Pro」とほぼ同等。最新のハイスペックスマホのスコアは200万〜300万ほどなので、やや控えめに感じますが、実使用には十分なスペックです。実際に動作はサクサクでした。
【エンタメ】色の表現は好みが分かれるかも……
海と空の表現がしっかり分かれています。
色みはいい言い方をすれば落ち着いた、悪く言うと墨っぽい印象なので、好みに応じて調整したほうがいいでしょう。発色はしっかりしていて、バランスもよくブルーが深みがあってキレイでした。
【逆光処理】どんなシーンでもキレイに撮れる!
厳しい条件でもちゃんと撮れる!
逆光によるフレアの影響が顔の辺りに強く出ていて、表情が見えにくいカットもありますが、1枚の写真としては悪くない再現性。悪条件でもある程度キレイに撮影できる実力がうかがえます。
デジタルカメラ開発のノウハウが生きていると感じられます。
【3位】シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」
- シャオミXiaomi 14 Ultra
- 実勢価格: ¥165,000〜
- カメラ性能(ポートレート)
- カメラ性能(自撮り)
- カメラ性能(逆光処理)
- カメラ性能(夕景・夜景)
- カメラ性能(望遠)
- カメラ性能(食べ物)
- カメラ性能(安定感)
- カメラ性能(動画)
- 基本性能
- エンタメ
- 付加機能
- 価格
- 幅
- 75.3mm
- 奥行
- 9.2mm
- 高さ
- 161.4mm
- 重量
- 219.8g
- メモリ
- 16GB
- ストレージ
- 512GB
- ディスプレイ
- 6.73インチ(3200× 1440px)
①23mmメインカメラ
②75mm望遠
③12mm超広角
④120mmペリスコープ
⑤センサー
4眼構成を生かして120mm相当画角になる大口径望遠レンズを搭載。これによりデジタルズームを併用しての望遠撮影でも画質の低下が少なく、光量の少ないシーンではブレの心配を低減させています。
【エンタメ】ディスプレイの精細感が◎
Xperia 1 VI
Xiaomi 14 Ultra
色彩がしっかり確保されていて、風景などが自然に感じるうえ、暗い部分の階調もしっかり見えて、リアルさがあります。
映像チューニングのツボをとらえていて、精細感があります。
【夕景・夜景】スマホなのに光芒が出せる!
光芒とは、光源のまわりに放射状に伸びる光の筋のこと。現状のスマホカメラでは光芒の撮影は難しく、本機独自の強みです。
ただし、撮影するにはProモードで任意で絞り値を設定する必要があるので上級者向けです。
【使用感】別売りのグリップ装着でほぼデジカメ
別売りのグリップはシャッターとズームを操作できるボタンを備えています。1500mAhのバッテリーも内蔵しているので、一気に本格的なデジカメのようになります。
フォトグラフィーキットと組み合わせるとデジカメに早変わり。質感と剛性も高く満足感の高い仕上がりです。
【4位】シャープ「AQUOS R9 pro」
- カメラ性能(ポートレート)
- カメラ性能(自撮り)
- カメラ性能(逆光処理)
- カメラ性能(夕景・夜景)
- カメラ性能(望遠)
- カメラ性能(食べ物)
- カメラ性能(安定感)
- カメラ性能(動画)
- 基本性能
- エンタメ
- 付加機能
- 価格
- 幅
- 78mm(約)
- 奥行
- 9.3mm(約)
- 高さ
- 162mm(約)
- 重量
- 229g(約)
- ディスプレイ
- 6.7インチ(3120×1440px)
- 型番
- SH-M30 ブラック
実勢価格
- docomo:¥211970(検証時)
- SIMフリー:¥214060(検証時)
※ソフトバンクから貸与いただいた製品でテストしています。
①23mm標準カメラ 約5030万画素
②13mm広角カメラ 約5030万画素
③14chスペクトルセンサー
④65mm望遠カメラ 約5030万画素
望遠カメラとしては大型の1/1.56型センサーを採用しており、特にボケの表現でアドバンテージがありそう。ボケ量こそ1位の「OPPO Find X8」と比べて控えめでしたが、表現は自然で好感触でした。
また、再現性は悪くありませんが、やや赤みの強いAIによる処理は食べ物などの撮影では好みが分かれそうです。
AIによる処理が好みにマッチしているかどうかが、印象の分かれ目に。少し独特の表現で筆者はあまり好きではありませんでした。また、連続使用でビジーになりやすく、撮りたいときに撮れないのは気になります。
【ポートレート】コントラストが強すぎて△
コントラストが強く、撮るたびに表現の異なる絵が出てくるので、AIによる処理がうまくいっていないのではと気になります。
ライカ監修の期待値が高かった分、やや残念です。
【オートフォーカス】他機種に比べてピンボケが多い
AQUOS Rシリーズは、過去のテストでもAFに不満がありました。
世代を重ね改善されていますが、それでも今回のテストで最もピンボケが多く褒められません。画質を生かすも殺すもピント次第です。
撮った写真の違いは?「iPhone 16 Pro」とも比較
【ポートレート】OPPOがスマホとは思えない美しさを発揮!
今回テストする4製品にApple「iPhone 16 Pro」を加えた5製品で、撮影した写真を比較したところ、撮影時の動作が明確に軽かったのは「iPhone 16 Pro」でした。
自社製チップ✕自社製アプリにより、制御の最適化がハイレベルなのでしょう。
ソニー「Xperia 1 VI」についても、人物認識が強力で、AFが非常に高精度。「スマホカメラ」というよりも「写真機」の印象が強く、ソニーはカメラメーカーでもあると納得感があります。
シャープ「AQUOS R9 pro」は連写せず1枚だけ撮るにはいいのですが、枚数を撮るとコマごとに再現が変わることがマイナスに。
加えて、見ている映像と撮れた画像の乖離の大きさや処理の重さなどには不満があり、ちまたのレビューと実際の使用感で印象が違うのも気になりました。
OPPO「OPPO Find X8」:優秀
ポートレートシーンの実力だけでも購入理由となりそうな表現力。画像処理でボカしたという感があまりなく、自然で美しい描写に感服しました。
シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」:良好
スキントーンが自然で、背景ボケは大きめですが表現に画像処理感が少なく明るさも適切です。スマホで撮ったとは思えない美しい仕上がりに驚きました。
Apple「iPhone 16 Pro」:合格
少し暗めですが、背景ボケが大げさすぎず雰囲気も伝わりやすいバランスになっていて感心しました。撮影中の動作は軽く非常に安定しており好印象です。
ソニー「Xperia 1 VI」:微妙
ポートレートモードがないため、画像処理が控えめでボケ感も少なめ。自然で美しい写真画質だと感じましたが、スマホでのポートレート撮影としては微妙です。
シャープ「AQUOS R9 pro」:難あり
他の機種と比べ、コントラストが強く好みが分かれそう。撮影中は処理が重くて3〜4枚の連続撮影でビジーになるところは特に気になりました。
どの機種もスマホとは思えない表現力を持っていて、特にOPPOはもっと撮影したくなる魅力を持っています。
【食べ物】海鮮丼が一番おいしそうなのはソニー!
色再現が難しいうえに、対象がゴチャゴチャしていてAFが難しい高難度シーン。
自然光の入る店内では印象が変わった可能性はありますが、正直なコメントとして「Xperiaかそれ以外か」でした。
ソニー「Xperia 1 VI」:優秀
色表現が自然でおいしそう! 抜群の安定感で安心できます。
シャープ「AQUOS R9 pro」:合格
やや赤みを強く感じますが、全体的には悪くないレベルです。
シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」:合格
色表現は及第点ですが、ピントがあまりうまく合いませんでした。
OPPO「OPPO Find X8」:微妙
ややオレンジがかっていて、海外チックなイメージを抱いてしまいます。
Apple「iPhone 16 Pro」:微妙
青白く表現されてしまい、あまり美味しくなさそうな見た目に……
迅速な撮影感と安定した表現力のXperiaが好印象です。
【夜景】それぞれ独自の表現を確立しています
シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」の光芒はスマホとしては唯一無二の表現で面白いですが、画質的にはソニー「Xperia 1 VI」が頭ひとつ抜けていました。
シャープ「AQUOS R9 pro」は手ブレが多く、Apple「iPhone 16 Pro」は夜景シーンでの表現力には疑問が残りました。
ソニー「Xperia 1 VI」:優秀
αシリーズでのノウハウが生きていると感じる仕上がり。誰でもカンタン撮影できます。
シャープ「AQUOS R9 pro」:優秀
雰囲気よく表現できていて素晴らしい。高めの感度でもノイズ感が少なくレベルが高い。
OPPO「OPPO Find X8」:良好
他の機種より感度が高いせいか、夜空にノイズによる色ムラが出てしまいました。
シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」:良好
任意で絞り値を設定する必要がありますが、スマホで光芒を楽しめるのは◎。
Apple「iPhone 16 Pro」:微妙
夜景はイマイチ。夕景は実際の光景との乖離が大きく雰囲気の再現もよくありません。
明らかに画質のキレイなXPERIAが好印象でした。
【望遠】デジタルズームでもキレイなシャオミ
倍率を比べるとシャオミ「Xiaomi 14 Ultra」とOPPO「OPPO Find X8」が一歩リード。
しかし、写りを見るとズーム倍率的にはどの機種も満足以上で、かなりの範囲をカバーしています。しかし、シャープ「AQUOS R9 pro」のピンボケだけは感心しませんでした。
シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」:優秀
今回最も焦点距離の長い光学レンズを搭載していることもあり、高評価でした。
OPPO「OPPO Find X8」:優秀
デジタルズーム含めて最大望遠となるのが本機。手ブレ補正の制御も良好でした。
ソニー「Xperia 1 VI」:良好
Exifデータにデジタルズームの情報が残らないのは不親切。最大望遠時の画質はやや不明瞭です。
Apple「iPhone 16 Pro」:合格
デジタルズーム含めてまずまずな画質。手ブレ補正の制御もよく手軽に撮影できます。
シャープ「AQUOS R9 pro」:微妙
遠景でのピントには不満があります。倍率は必要十分ですが他機種と比べて物足りません。
Xiaomiが光学的にも画像処理的にも望遠に強いです。
結局、スマホとデジカメってどっちがイイの?
結局のところ、スマホとデジカメのどちらがいいのか、写真家の豊田さんに聞きました。
スマートフォンはデジカメと比べ、短いスパンで世代交代が起こるため、常に最先端の画像処理技術が採用されています。特にAIを活用した画像処理機能ではデジタルカメラを大きくリードする状況にあります。例えば、何気なく人物撮影をすると、デジカメと比べてスマホでは目つぶりカットが非常に少ないことに気が付きます。これはスマホではシャッターをタップした前後の映像からベストショットを切り出して写真を生成している、という裏話があります。 デジカメとスマホでは本来守備範囲が異なりますので、比べてしまうことには抵抗がありますが、一方ではできることが一部重なっていますので「比べてみたい」というのが本音としてもあります。
デジカメ
デジカメのメリット
- 細かい設定ができるので画質や表現力にこだわれる
- 望遠撮影はデジカメが有利
デジカメのデメリット
- 高価な製品が多く、趣味として手軽に始められない
スマホカメラ
スマホカメラのメリット
- 誰でも手軽に失敗せずに写真が撮れる
- レンズなどの荷物を減らせる
スマホカメラのデメリット
- あくまでカメラとしては「入門機」レベル
まとめ:「OPPO Find X8」が 驚きの出来栄え&美しさ!
以上、カメラスマホのおすすめランキング4選でした。
カメラ性能は、総合力でソニー「Xperia 1 VI」の安定感が印象的でした。
例えばOPPO「OPPO Find X8」のようにポートレートで目を見張る結果を残す、といったことはありませんでしたが、ソニー「Xperia 1 VI」はどのシーンでもソツなく対応できる対応力とスマホの枠を超えたシャッターボタンの感触のよさで、デジカメとしての印象がよいことが理由です。
次点はOPPO「OPPO Find X8」。Hasselblad (ハッセルブラッド)との協業に「なるほど」とうならされるポートレートでの仕上がりに加えて、それ以外の撮影も安定して好成績でした。
シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」も「OPPO Find X8」とは僅差のため、この3モデルはどれを選んでも満足度が高そうです。
シャープ「AQUOS R9 pro」については、スペックや前評判から期待していたのですが、今回のテストでは結果が振るいませんでした。
スマホカメラはサッと取り出して本格的に撮る「手軽さ」はデジカメ越え!
記事を参考にお気に入りのカメラスマホを見つけてください。
カメラスマホのおすすめ
OPPO
OPPO Find X8
スマホの売れ筋ランキングもチェック!
スマホのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
多眼化により役割分担することで、薄さを維持したままコンデジ並の実力を持つように。