気になるブリーフ選びの ポイントってなんですか?
ユニクロのボクサーブリーフはエアリズムが主流ですが、果たしてそれが本当に正解なのか。
その点を確かめるため、人気のエアリズムを中心に下記ユニクロ4製品のボクサーブリーフを、ファッションのファッションのプロと共に比較検証してみました。
▼検証対象製品はコチラです
エアリズム ボクサーブリーフ
エアリズムメッシュ ボクサーブリーフ
スーピマコットン ボクサーブリーフ
SPRZ NY エアリズムボクサー
これを、先述したファッションのプロ4名に
腰回り:フィット感
生地感:肌触り
蒸れにくさ:通気性
洗濯の結果:縮み幅
という、4つの視点からそれぞれ評価していただきました。
評価を終えて見えてきたのは、フィット感によって個人差があるものの、決め手は蒸れにくさにあるということでした。その結果、テスト前は全4製品中3製品を占める「エアリズム」シリーズの圧勝かと思われましたが、意外な結果になったのです……。
[ちなみに]
●まとめ買い対象品表記があるものは、複数枚購入することで見事に割安になります。
●セール対象品も明記しておりますので、どうぞご参考に!
●トランクス編も公開中です!
それでは、ファッションのプロが選んだボクサーブリーフの発表です!
【S評価】すべての項目で高評価 スーピマコットンが最強でした
着心地の良さも伸縮性も備えたスーピマコットンの功績は絶大です。すべての部門で高い数値を叩き出しました。
ユニクロ
スーピマコットン ボクサーブリーフ
実勢価格:590円+税
(まとめ買い対象品です)
※品切れの可能性もございますのでご注意ください
【腰回りの評価:◯】
しっかりとしたホールド感ですが、ストレスはありません。ただ、厚みがちょっと気になります。
【生地感の評価:◎】
ポリウレタン混でストレッチ性◎。コットンでここまで伸び縮みするのは驚きです。
【蒸れにくさの評価:◎】
意外にもエアリズムを抑えて堂々の1位です。スーピマコットン効果か、むしろエアリズムよりも蒸れませんでした。
【洗濯の結果:◎】
縮み幅は4種類中最小のヨコが-0.2㎝、タテが-0.2㎝。ほぼサイズは変わりませんでした。
【B評価】機能のバランス優秀 さすがはエアリズム
基本性能はさすが「エアリズム」! ですが、今回のラインナップの中で、突出するほど優れた点は、正直見当たりませんでした。
ユニクロ
エアリズム ボクサーブリーフ
実勢価格:790円+税
9月27日までのセール価格です
※品切れの可能性もございますのでご注意ください
【腰回りの評価:◎】
薄手のゴム製で快適。締め付けはストレスゼロでした。
【生地感(肌触り)の評価:◎】
通常のエアリズム生地を採用。光沢感が強く、極薄でなめらかな肌触りです。
【蒸れにくさの評価:△】
汗をしっかり吸ってくれますが、やや蒸れやすい傾向が……。期待したほどの熱の発散性はありませんでした。
【洗濯の結果:×】
生地の特性上、縮み幅も大きくなってしまいました。ヨコが-2.5㎝、タテが-1.7㎝と残念な結果に。
【B評価】ファッション性高め SPRZ NY エアリズム
機能はエアリズムと同等。コンパクトなシルエットや色柄など、ファッション性の高さを求める人向けです。
ユニクロ
SPRZ NY エアリズムボクサー
実勢価格:790円+税
9月27日までのセール価格です
※品切れの可能性もございますのでご注意ください
【腰回りの評価:◯】
他に比べやや幅広です。ローライズには適正幅といえます。
【生地感(肌触り)の評価:◯】
ポリウレタン11%で伸び縮みはしっかりしているものの、若干のタイト感がありました。
【蒸れにくさの評価:◯】
丈が短めなぶん、やや通気性がよかったといえます。基本的にエアリズムと同じ素材ですが、若干蒸れません。
【洗濯の結果:△】
(※カラーが異なりますが、同一タイプの製品でテストしています)
メッシュと同程度の縮み幅ですが、ヨコが-1.5㎝、タテが-1.0㎝と全体的に小さくなりました。
C評価: 【C評価】暑い時期に嬉しい
エアリズムメッシュ
メッシュならではのさらっとした肌触りは、暑い時にはうれしいものの、蒸れにくさではやや期待外れな感じです。
ユニクロ
エアリズムメッシュ ボクサーブリーフ
実勢価格:790円+税
9月27日までのセール価格です
※品切れの可能性もございますのでご注意ください
【腰回りの評価:△】
本体の生地はいいのですが、ゴムの強さが気になりました。
【生地感(肌触り)の評価:△】
高い通気性はありますが、なめらかさが犠牲に。メッシュ織りなので多少ざらつきが感じられました。
【蒸れにくさの評価:×】
吸水性が少ないメッシュなので、熱が発散しにくいようです。
【洗濯の結果:△】
縮みにより大きなシワができましたが、縮み感は控えめでヨコが-1.1㎝、タテが-1.0㎝。
以上、プロが選んだ“買ってもいい”ユニクロのボクサーブリーフでした。スーピマコットン強し! という結末でしたが、エアリズム派の方もセール期間ですので狙ってみてももちろんOKです。
ぜひ、これらのパンツで隙のないナイスガイを目指してみてはいかがでしょうか。
今回の検証にご協力いただいたファッションのプロはコチラ。
【写真左】ブランドプレス 高畑 誠さん
人気セレクトショップやブランドのプレスを経験したのち、PR会社「アウンPR」で現職。人気ブランドのPRを担当する。
【写真右】スタイリスト 伊藤良輔さん
スタイリスト界の重鎮・熊谷隆志氏に師事し2014年に独立。ファッションに加えインテリアなどのスタイリングも手がける。
【写真左】ライター 力石恒元さん
『MEN'S NONNO』をはじめ数多くのファッション媒体で編集、執筆を行う。主にカルチャー、ファッション、デジモノを担当。
【写真右】スタイリスト 池田未来さん
熊谷隆志氏に師事し、2015年に独立。雑誌や広告、TVなどで、メンズ、レディースを問わずセンスあふれる腕前を披露。