冬の洗濯悩みを解決するか、新しい洗濯アイテムをジャッジ!
冬は洗濯のストレスを一番感じる季節。水温が下がって「汚れが落ちない」、気温が低くて厚手の服が増えるから「なかなか乾かない」などの悩みも増えがちですよね。
そこで雑誌『LDK』が、話題の新しい洗濯アイテムをテスト。冬の洗濯の3大苦労ともいえる「乾かない」「縮む」「落ちない」を解決してくれるかどうかをアリor ナシでジャッジしました。
今回は、衣類が縮みにくくなる洗剤とマイクロナノバブル発生器をテストした結果をご紹介します。
衣類が縮みにくくなる洗剤ってアリ?
【判定:まあまあアリ】ファーファ「乾燥機で服が縮むのを防ぐ洗剤」
- ファーファ乾燥機で服が縮むのを防ぐ洗剤
- 実勢価格: ¥509〜
- 洗浄力
- 縮みにくさ
- 内容量
- 400g
- 型番
- 621017
服が縮みにくくなる洗剤のテスト方法は?
同じ服を普通の洗剤と縮みにくい洗剤で乾燥機にかけてサイズを比較しました。
ふつうの洗剤、縮みにくい洗剤で同じ服を使用しました。
それぞれ洗濯+乾燥機のコースにかけました。
新品の製品も合わせて、サイズを計測しました。
使わないよりは縮みにくい
乾燥機はラクだけど、どの素材でも何度か掛けていると縮んでしまいがち。ファーファは全く縮まないわけじゃないけど、使わないよりは縮みにくくなりました。
洗浄力は弱くがっつり汚れには不向き
Before
After
ふつうの洗剤の洗浄率が48%だったのに対し、ファーファは40%と低め。柔軟剤と洗剤のミックスのような成分配合でした。
ふつうの洗剤より縮み率がやや低かった
未使用品、ふつうの洗剤+乾燥機、縮まない洗剤+乾燥機で処理した同じ服の袖の長さを比較したところ、縮まない洗剤のほうが若干縮みが少なかったです。しかし、どちらも未使用品よりは縮んでいます。
洗濯機のマイクロナノバブル発生器ってアリ?
【判定:ナシ】Noend「オーガニックファインバブル 洗濯機アダプター」
- Noendオーガニックファインバブル 洗濯機アダプター
- 実勢価格: ¥7,100〜
- 洗浄力アップ度
洗濯機のマイクロナノバブル発生器のテスト方法は?
汚れをつけた衣類を洗って汚れ落ちを比較しました。
アダプター+洗剤、洗剤のみでそれぞれ数種類の汚れを縫い付けたTシャツやタオルを洗濯しました。
人工汚染布と日常のリアル汚れで洗浄力を確認しました。
洗浄力はアップせず
検証の結果、マイクロナノバブルの力で洗浄力はアップしませんでした。
洗剤だけで洗ったときと汚れ落ちは変わらない
ミートソースは数値的に差はなく、カレーは色素が残りました。人工汚染布は洗剤のみと変わらず、赤土は詰まった赤土も残りました。
皮脂もカレーも脂も泥も、通常の洗濯洗剤で洗ったときと汚れ落ちは変わりませんでした。
以上、新しい洗濯アイテムジャッジより、衣類が縮みにくくなる洗剤と洗濯機のマイクロナノバブル発生器でした。
衣類が縮みにくくなる洗剤は、まあまあアリ。使うなら汚れの少ないおしゃれ着にしましょう。
マイクロナノバブル発生器は、洗浄力UPを期待するなら、ナシ。洗剤だけのときと汚れ落ちは変わりませんでした。
気になったらチェックしてみてくださいね。