LEDランタンとは?
ランタン。アウトドアシーンにおいて、これほどまでにロマンを感じるアイテムが他にあるでしょうか。
たとえば、100年以上の歴史を誇るコールマンのガソリンランタンは、生まれ年と同じ製造年の物を「バースデーランタン」として贈る文化があるんだとか。
このように、ランタンはキャンプサイトを明るく照らし、ムードを盛り上げるアイテムとして、多くのアウトドアファンの心を惹きつけてやまない存在なんです。
そんな魅力を持つランタンには、ガスランタンや乾電池式、イルミネーション用などさまざまな種類があります。しかし、せっかくいい雰囲気を演出できても、電池が切れてしまうと台無しに。
予備の電池を持っていけば解決しますが、やはりコスパが悪いのは否めません。そこでおすすめなのが、LEDランタンです。
LEDランタンのメリットは?
ランタンは燃料の違いによってLED(電池/充電)、ガス、ガソリン、灯油の4つのタイプに分けることができます。
近年の主流はなんといってもLED。省エネかつ、火を使わないのでテントの中でも使えて安心です。
家の中でも間接照明として使え、単なるロマン枠を脱却した実用アイテムとしても活躍します。
夕暮れ時のベランピングや読書灯、ベッドサイドの明かりなど、日常のさまざまなシーンをムーディーに演出してくれる優秀なアイテムなのです。
最近主流の充電式は、充電するだけで繰り返し使えてランニングコストは圧倒的に低いといえるでしょう。
MONOQLOがLEDランタンをテスト
今回、雑誌『MONOQLO』は充電式の安いLEDランタン9製品を比較テスト。
外でもおうちでも使いやすい一台を探しました。
LEDランタンの選び方は?
ここでは、LEDランタンの具体的な選び方やチェックポイントをご紹介します。
選び方1:明るさ
LEDランタンを買うときにまず気になるのが明るさ。
製品情報ではルーメン(lm)という言葉が出てきますが、ルーメンとはLED照明の明るさの単位で、ランタンなどの光源がすべての方向に放つ光の量を表します。
メインの明かりとしてLEDランタンを使用するなら、1000ルーメン程度の明るさがあれば、サイト全体を照らすことができ大人数のキャンプでも安心です。
少人数だと700ルーメン程度、またソロキャンプの場合は300ルーメン程度の光量がおすすめです。
テント内やテーブルを照らすためのサブランタンなら150~300ルーメンが適しています。
トイレや夜間の散歩など、足元を照らすために使用するなら100ルーメン程度の明るさがあれば十分でしょう。
また大切なのが光の見え方。光源が直接目に入る構造の場合、まぶしいだけでなく、目をつぶったときに残像が残りストレスです。
結果、光量を抑えねばならず、スペックとしての明るさの強さが無意味になってしまうことも。ランタン選びでは重視したいことのひとつです。
選び方2:ライトの色
白色はしっかりとサイトを照らしてくれますが、キャンプの雰囲気的に合わないことが多いので、電球色=暖色のモードを兼ね備えたランタンを選びましょう。
また防災用でも白色の場合はどこか落ち着かない雰囲気になってしまい、長時間点けていると目も精神的にも疲れてしまいます。
そうした場合もやはり暖色モードを備えているのが良いでしょう。
選び方3:操作性
操作性は、説明書が手元になくても直感的に使えるかどうかがポイントになります。
また、電源を切る直前の光の強さを記憶し、再度つけたときに同じ明るさで点灯してくれるものは地味に便利です。
つける度に光量がミニマムに戻り、毎回好みの明るさに調節するのは少々面倒なもの。特に家で使うなら、毎回同じ明るさで点灯するほうがストレスが少ないです。
LEDランタンの比較方法は?
今回、雑誌『MONOQLO』編集部は安いLEDランタン9製品をピックアップ。
インテリアコーディネーターのくろだあきこさんと共に、「明るさ」「インテリア性」「操作性」の3項目で評価しました。
細かな操作性の違いも厳しくチェックしています。
テスト1:明るさ
単に明るいものが高評価ではなく、適度な明るさかをチェックしました。
テスト2:インテリア性
外だけでなく家の中でも違和感なく使えるか、見た目や明かりの色みのバリエーションなどをチェックしました。
テスト3:操作性
モードの切り替えや光量の調節が迷わずできるかをチェックしました。
LEDランタンのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、LEDランタンのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | ||||||
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LeproLED キャンピングランタン
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16×16×17.5cm |
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TledtechLEDランタン
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14×14×23cm |
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dadaz充電式 LEDランタン
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12×12×21.3cm(約、紐を除く) |
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BEVALEDランタン
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|
9.85×9.85×14cm(約) |
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パイクスピークLED ランタン
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9.85×9.85×14cm(約) |
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DuraBrite充電式アンティークランタン
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10×17.4cm |
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XRDZYXGSキャンピングランプ
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|
9.9×8.7cm |
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LAD WEATHERLED MASTER 17
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|
12.3×23cm |
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VALISBLOWING LED LAMP
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|
7×7×20cm |
【1位】Lepro「LEDキャンピング ランタン」
- LeproLED キャンピングランタン
- 実勢価格: ¥3,299〜
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- 明るさ
- インテリア性
- 操作性
明るさMAXでもまぶしくならない工夫アリ! 大人のインテリアになじむ
LEDランタンのおすすめランキングで1位となりA+評価を獲得したのは、Lepro「LEDキャンピング ランタン」でした!
操作性・明るさともにバランスがよく、高級感はピカイチでした。
部屋でも使いたい人におすすめの逸品です!
- おすすめポイント
-
- 高級感のあるツヤ消しの金属
- 光の当たりがやわらかい
- MAXの明るさにしても残像が残らない
- サイズ
- 16×16×17.5cm
- 型番
- PR330039-JP
明るさ
MAXの明るさにしても残像が残らず優秀です。色は定番の3色で使いやすいです。
光の当たりがやわらかい
マットな金属が光を優しく受け止めるので、大人の雰囲気を演出します。
高級感のあるコッパー色が◎
ツヤ消しの金属が光の拡散を助け、カサのおかげでまぶしく感じません。
操作はツマミひとつで超シンプル!
ツマミを回すだけで光の色と明るさが徐々に切り替わっていく仕様なら、誰でも迷わず使えます。
【2位】Tledtech「LED ランタン」
- TledtechLEDランタン
- 実勢価格: ¥2,319〜
11/29(金)~12/6(金)Amazonで見る¥2,319〜
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- 明るさ
- インテリア性
- 操作性
十分に買いです!
LEDランタンのおすすめランキングで2位となったのは、A+評価のTledtech「LED ランタン」でした!
テーブルランプとして使うのにおすすめです。
- おすすめポイント
-
- マットな質感のカサ
- 直感的に操作できる
- 充電残量がわかりやすい
- サイズ
- 14×14×23cm
- 型番
- LK002
明るさ
電球色/昼光色/昼白色
インテリア性
マットな質感のカサが◎。まぶしさも軽減します。
操作性
直感的に操作可能。充電残量がわかりやすく◎です。
【3位】dadaz「充電式LEDランタン」
- 明るさ
- インテリア性
- 操作性
バランスがいい
LEDランタンのおすすめランキングで3位となったのは、A評価のdadaz「充電式LEDランタン」でした。
置いても吊り下げてもまぶしくなく優秀です。
- おすすめポイント
-
- 本物の木が使用されている
- ダイヤルを回る感触が良い
- サイズ
- 12×12×21.3cm(約、紐を除く)
- 型番
- 1048-76672
明るさ
暖色/昼白色/昼光色
インテリア性
本物の木が使われていて高級感があります。
操作性
ダイヤルを回すカチカチ感がたまりません!
【4位】BEVA「LEDランタン」
- 明るさ
- インテリア性
- 操作性
コンパクトさが優秀
LEDランタンのおすすめランキングで4位となったのは、A評価のBEVA「LEDランタン」でした。
残像がわずかに残りますが、光の感じがとても良いです。
- サイズ
- 9.85×9.85×14cm(約)
- 型番
- LK-002
明るさ
電球色/昼白色/自然白
インテリア性
小さめなので部屋に飾ってもなじみます。
操作性
フック一体型のツマミが少し回しにくいです。
【5位】パイクスピーク「LEDランタン」
- 明るさ
- インテリア性
- 操作性
想像以上にデカい
LEDランタンのおすすめランキングで5位となったのは、B評価のパイクスピーク「LEDランタン」でした。
疑似炎モードは目がチカチカしてイマイチです。
- サイズ
- 9.85×9.85×14cm(約)
- 型番
- P543
明るさ
1色(常時点灯/類似炎/明滅)
インテリア性
ほっこりした見た目に反してかなり大きいです。
操作性
モードごとに明るさがリセットされるのが面倒です。
【6位】DuraBrite「充電式アンティークランタン」
- 明るさ
- インテリア性
- 操作性
操作性は優等生
LEDランタンのおすすめランキングで6位となったのは、B評価のDuraBrite「充電式アンティークランタン」でした。
明かりが直に目に入るので残像を感じます。
- サイズ
- 10×17.4cm
- 型番
- D041026AJ.JP
明るさ
1色
インテリア性
白と黒のプラスチックがチープさを感じます。
操作性
ON/OFFの表記が大きく迷いにくいです。
【6位】XRDZYZGS「キャンピングランプ」
- XRDZYXGSキャンピングランプ
- 実勢価格: ¥1,799〜
11/29(金)~12/6(金)Amazon プライム限定価格¥2,299¥1,799
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- 明るさ
- インテリア性
- 操作性
置いて使えばOK
LEDランタンのおすすめランキングで同率6位となったのは、B評価のXRDZYZGS「キャンピングランプ」でした。
吊り下げると光源が目に入ってまぶしいです。
- サイズ
- 9.9×8.7cm
- 型番
- LY12
明るさ
暖かい白色光/白色光/暖かい黄色の光/ウォームライト
インテリア性
ツヤをおさえた金属の風合いがシャレてます。
操作性
長押しで調光。使いこなすには慣れが必要です。
【8位】LAD WEATHER「LED MASTER 17」
- 明るさ
- インテリア性
- 操作性
調光が面倒
LEDランタンのおすすめランキングで8位となったのは、C評価のLAD WEATHER「LED MASTER 17」です。
ナチュラルな見た目と光源がチグハグです。
- サイズ
- 12.3×23cm
明るさ
1色(通常点灯/ゆらめき/フェード)
インテリア性
微妙な形のLED光源が透けて興ざめです。
操作性
モードを変えると明るさが最弱に戻ってしまいます。
【8位】VALIS「BLOWING LED LAMP」
- VALISBLOWING LED LAMP
- 実勢価格: ¥1,980〜
11/29(金)~12/6(金)Amazonで見る¥1,980〜
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- 明るさ
- インテリア性
- 操作性
チープすぎる
LEDランタンのおすすめランキングで同率8位となったのは、C評価のVALIS「BLOWING LED LAMP」です。
操作がユニークですが、オモチャ感があります。
- サイズ
- 7×7×20cm
- 型番
- VALIS-001
明るさ
1色
インテリア性
プラスチックの継ぎ目が安っぽくて残念です。
操作性
息を吹きかける or タッチでON/OFFができます。
まとめ:光源を直視しないランタンがおすすめ
以上、LEDランタンのおすすめランキングでした。
今回、安いLEDランタンに注目して比較テストを行ったところ、約3000円で使い勝手も見た目も良いLEDランタンが手に入ることが分かりました!
そんななか、ベストバイに選ばれたのは、Lepro「LEDキャンピング ランタン」。操作性も明るさも文句ナシなうえに、高級感はピカイチ!
なお、Leproと次点のTledtech「LED ランタン」は共通して、シェード(カサ)がしっかり機能しています。
光源の直視を防いでくれるのでまぶしさを感じにくく、MAXまで明るくしてもストレスなく使えます。
ランタンと聞くと「扱いが難しそう……」と感じるかもしれませんが、LEDならば家の中のインテリアとしても活躍し、かつ充電するだけでOKと使いやすいんです。
高評価を獲得した製品であれば性能的には問題なし。A評価以上なら見た目の好みで選んでいいでしょう。
外でも家の中でも、温かい光が素敵な空間を作り出してくれるはずです。紹介した商品詳細を参考に、お気に入りの一台を選んでみてくださいね。
LEDランタンのおすすめ
Lepro
LEDキャンピング
ランタン
LEDランタンの売れ筋ランキングもチェック!
LEDランタンのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
卓上で使うならカサ付きがよいでしょう。