スマホで撮影した動画も大画面で楽しめる
最近のプロジェクターの多くは「Google(Android)TV」を搭載しているため、標準機能で手軽にスマホ画面を投影できます。
さらにモバイルタイプであれば、スマホと一緒に持ち運び好きな場所で楽しめます。「撮影した動画を家族や友人と大画面で上映会」なんて楽しみ方も。単体でもアプリが使えるので、動画配信サービスも利用可能です。
そんなモバイルプロジェクターの中でも注目されているのがアンカー「Nebula Capsule 3」です。今回はこの製品の実力を「家電批評」編集部とプロが検証チェックしました!
スマホ画面を大画面で投影して楽しさ倍増!
アンカー「Nebula Capsule 3」
- アンカーNebula Capsule 3
- 実勢価格: ¥59,672〜
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- 画質
- 音質
- 機能性
- 使いやすさ
価格控えめの高コスパモバイルプロジェクター
アンカー「Nebula Capsule 3」はコンパクトなボディで最大120インチの大画面が投影できるモバイルプロジェクター。
輝度は200ANSIルーメンで、昨年発売された同シリーズのレーザー版より暗いものの価格は抑えめになっています。
モバイルプロジェクターでは初となる「Google TV」を搭載しており、Android TV製品より検索機能が優れています。給電はUSB-Cポートでモバイルバッテリーも使えるので、電源が取れない屋外でも利用できるのも特徴になっています。
- おすすめポイント
-
- コンパクトでどこにでも持ち運べる
- スペック以上に輝度が高く感じる
- がっかりポイント
-
- 明るい部屋で使うにはやはり輝度不足
- 直径
- 78mm(約)
- 高さ
- 160mm(約)
- 重量
- 850g(約)
- 解像度
- 1920×1080
- 輝度
- 200ANSIルーメン
- 型番
- NEBULA CAPSULE 3
Google TVのキャスト機能で簡単にスマホ画面を投影可能
最近のプロジェクターはGoogle TVやAndroid TV搭載なので、標準で「Chromecast」に対応。この機能により、簡単にスマホ画面を投影できます。
Androidスマホの場合は画面上部より引き出せるクイックメニューから「画面のキャスト」を選び、プロジェクターを選択するだけ。
また、YouTubeなどのキャスト対応アプリなら再生画面からの投影も可能録音ボタン:電源を入れて、ボタンを押したらすぐ録音スタート!
iPhoneでも使える?
コントロールセンターの画面ミラーリングで簡単です。
iPhoneの場合は製品によって異なりますが、本製品ではまずプロジェクター側で専用アプリ(Nebura Cast)を起動。その後、iPhone画面右上から引き出せる「コントロールセンター」から「画面のキャスト」を選び、プロジェクターを選択します。
暗い部屋なら十分使えるコンパクトでなにより高コスパ!
検証1:画質編 自然な絵作りでスペック以上に明るく感じます
200ANSIルーメンですが、それ以上の輝度感があります。無難なチューニングですが、日本人好みで好印象。自然な色みを意識した絵作りです。
200ANSIルーメンなので明るい部屋で使うには輝度不足
数値以上の輝度感はあるものの、やはり200ANSIルーメンでは暗めです。暗い部屋なら問題ありませんが、明るい部屋だと視認性はかなり低下します。
検証2:機能性編 初のGoogle TV搭載プロジェクターでNetflix公式アプリにも対応
Google TVのホーム画面の「おすすめ」タブには、対応アプリのコンテンツがまとめて並びます。複数の配信サービスを横断検索でき、好みのコンテンツが見つけやすいです。
Netflixアプリにも正式対応しています。
HDMI接続も用意されているので別機器からの外部入力も可能となっています。
検証3:使いやすさ編 スマホでも操作可能な上、自動補正機能で移動時もすぐ使えます
オートフォーカスや自動台形補正が優秀で、起動すればすぐに調整してくれます。
リモコンのNetflixボタンも快適。専用アプリを使ってスマホから操作することも可能になっています。
検証4:音質編 最大音量はそこそこだけど中音域重視で声が聞きやすい
8Wのスピーカーを搭載していますが、最大音量はそれほど大きくありません。中音域重視で人の声は聞き取りやすいものの、やや迫力不足であまり音楽向きではありません。
製品の近くで聴くのには適していますが、アクション映画やライブ映像にはあまり向いていません。
【まとめ】使い勝手は非常によくコスパは高いです!
アンカー「Nebula Capsule 3」を実際に検証テストしてみた結果、価格が抑えめのモデルのなかでは、映像・音声ともにかなり頑張っているという評価になりました。
そもそも自室で固定的に設置するのではなく、モバイルで使用することが前提からなのか、自動補正は豊富で優秀。設置してすぐに最適な状態で視聴できる点は魅力的です。
以上、アンカー「Nebula Capsule 3」の検証テストレビューでした。気になった方はぜひ注目してください。
自然な色味を意識しすぎたせいか、黒がやや墨っぽい。若干黒浮きはありますが、映像は好印象です。