あのワンシーンを食卓で再現してみませんか?
ラピュタパンとは、ご存知ジブリ映画の「天空の城ラピュタ」に出てくる、目玉焼きを乗せたトーストのこと。
映画では、主人公のパズーが少女シータと一つの目玉焼きを半分にカットして、トーストにのせて食べるというシーンが登場します。その様子があまりにも美味しそうで、再現したいと思った方も多いのではないでしょうか?
料理本やサイトなどでも色々な作り方を紹介していますが、今回は代表的な3つの作り方をピックアップして、どれが一番美味しく作れるのか検証しました!
検証した方法は次の3通りです。
・マヨネーズで土手を作る
・穴にたまごを落とす
・目玉焼きを乗せる
それでは、テスト結果をご紹介していきます!
[マヨネーズで土手を作る]マヨでコクがアップ!
最初は、食パンにマヨネーズで土手を作ってたまごを割り入れ作るスタイル。フライパンを使わないので、映画ファンのみならず、レシピとしても人気の高い作り方です。
作り方
①マヨネーズで土手を作る
食パンのふちに沿って、マヨネーズで囲むように土手を作ります。黄身が白身の真ん中にくるように、土手の中にたまごを割り入れます。
②オーブントースターで焼く
オーブントースターに入れて焼きます。
マヨネーズは多少焼きすぎくらいでもかえって焼き目が美味しいので、たまごが好みの固さになるまで焼くのがポイントです。
検証結果:◯
結果は成功! マヨネーズのコクで満足度が高く、ボリュームがあります。
土手の大きさはたまごのサイズに注意して、白身があふれないように注意してください。
……ただ、マヨネーズの堤防があるので、見た目の再現度としてはやや遠ざかってしまいました。そこで、よりビジュアルを近づけるために、違う方法で実験してみました。
[穴にたまごを落とす]上から見た様子は結構近い?
それがこちらの、食パンにあけた穴にたまごを落として焼くスタイルです。
さて、上手にできるでしょうか?
作り方
①食パンに穴をあける
食パンを2枚用意し、そのうちの1枚の中央部分を円くくり抜きます。
食パン2枚を重ね、穴の部分にたまごを割り入れます。
②オーブントースターで焼く
オーブントースターで、たまごが好きな固さになるまで焼きます。
上の食パンが焦げそうなときは、アルミホイルなどで食パン全体を覆うと良いでしょう。
検証結果:△
食パンでしっかり壁を作っているので、たまごがずれ落ちることなく焼きあがっています。上から見る限りは、やや再現度が上がったでしょうか?
油を使わないので簡単でヘルシーですが、焼きムラができてしまうので減点に。
……堤防を作る方法以外は、やはりあの方法しかありません!
[目玉焼きを乗せる]半生たまごが濃厚ソースに!
最後は、フライパンで調理した目玉焼きをのせるスタイルに挑戦してみました。映画に出てきたものと一番近い、ごくシンプルな作り方です。
[作り方]
①目玉焼きを作る
フライパンでめだま焼きを作ります。たまごを割り入れるとき、黄身が白身の真ん中にくるようにすると見た目がきれいに仕上がります。
黄身が半熟になるように、焼き加減に気をつけましょう。
②トーストにめだま焼きをのせる
食パンをトーストし、たまごをのせる面にバターを塗っておきます。トーストに焼き上がっためだま焼きをのせてできあがり!
検証結果:◎
そうそう、これです! 目玉焼きを半分こすれば、あのシーンを思い出しそう!
ただ、簡単なレシピだけにたまごの焼き加減は最重要。黄身がとろりと流れてソースになるように、半熟加減が勝負です。
食パンはトーストする前に、さらにバターを塗っておくと香ばしい香りが広がりますよ。
以上、ラピュタパン3種類の実験をご紹介しました。スタンダードに目玉焼きでも良し、マヨネーズでコクをプラスするも良し。気分に合わせて作ってみてください!