ポータブル電源&ソーラーパネルって便利なの?
ポータブル電源はモバイルバッテリーの大容量版のようなもので、ACコンセントやUSBポートなどを備えているため、パソコンや扇風機のほか、小型のIH調理器や冷蔵庫も使えるモデルもあります。
そのため電源がないアウトドアや、地震や水害などの災害が発生したときなどに役立ちます。
またソーラーパネルをセットで揃えておけば、長期間電源のない場所にいるときでも、ポータブル電源を充電することができるので便利です。
今回は数多くのポータブル電源を発売しているJackery(ジャクリ)から新発売されたポータブル電源とあわせて、太陽光を使ってポータブル電源本体の充電ができる「ソーラーパネル」の実力を検証しました。
Jackery「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」とソーラーパネルの実力は?
Jackery「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」
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Jackery「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」は、公称1264Whと大容量で2000Wの定格出力が可能なため、スマホやノートパソコンなどの充電のほか、電子レンジやホットプレート、電気ケトルなどの家電を動かすことができます。
スマホなら約65回充電でき、60Wの車載冷蔵庫なら約45時間使用可能です。
Jackery「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」
- JackeryJackery SolarSaga 100W JS-100C
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Jackery「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」は、Jackery ポータブル電源の全シリーズに対応しているソーラーパネルで、最大100Wで充電することができます。
電源のないアウトドアや、自然災害の影響で停電が発生した際に、太陽光を使って充電することができます。
テスト1:実際に充電できる「実容量」は?
結果:実容量は81.5%と、ロス率が低めだった!
事前にフル充電した本体のAC電源ポートに、100W電球を取り付けたユニットとワットモニターを接続。電球を点灯させ続けて待ち、消えたところでワットモニターの表示値を記録。
消費電力や稼働時間から、実容量率を計算しました。
その結果、実容量は1030Whを記録。公称1264Whと比べると81.5%とロス率は低めでした。ちなみに、ポータブルバッテリーやモバイルバッテリーは公称の容量は出ない仕組みとなっています。
これまで家電批評がテストしてきた製品と比べると、ロス率2割以下は十分に優秀と言えます。
テスト2:本体の充電は時間がかかる?
結果:1時間で61.2%まで回復! 優秀な数値です
ポータブル電源本体の容量が空になった状態で、ワットモニターを介して60分間充電。そのときの充電量を計測しました。
60分後に本体が充電された量は774Whで、表示容量の1264Whに対する回復率は61.2%でした。
充電量は多く、優秀と言えます。
テスト3:ソーラーパネルで本体を充電したら?
結果:ソーラーによって60分でバッテリーが6.3%まで回復!
「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」の本体容量を空にし、「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」を接続。快晴の日に太陽光を当てて60分間ソーラー充電。
その後、本体のときと同じ方法で消費電力と稼働時間を計測しました。
その結果、60分間でのソーラーによる充電量は80Whで、本体充電容量は6.3%まで回復しました。
さすがにコンセントからの充電に比べると回復率は低いものの、他機種のソーラー充電量と比べると優秀な数値です。
ちなみに「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」1枚だと、フル充電時間は公称18時間です。容量の大きい「Jackery SolarSaga 200W ソーラーパネル」を4枚使えば、フル充電時間は公称2時間とかなり短くなります。
テスト4:操作性・使い勝手は?
結果:ディスプレイは見やすくポート数も必要十分!
LCDディスプレイには、バッテリーレベルのほか入力電力や消費電力パワーなどが表示されます。解像度が高く、小さい文字もはっきり確認できます。
シガーソケット出力ボタンを短く押すと、シガーソケット出力ポートで外部機器に給電できます。スイッチ類は小さいものの押しやすいです。
AC出力ポートは3つ。3ポート合計で2000W、瞬間最大4000Wも使用できます。
USB-A出力は2ポートあり、各ポート最大18W使用できます。USB-C出力ポートは2つで、各ポート最大100W使用できます。ノートPCも安心して使用できます。
シガーソケット出力は1ポート。最大10A使用でき、シガープラグを備えたカーグッズを利用できます。
LEDライトを装備しているので、暗い場所を照らすこともできます。
裏側にはコンセントから充電するためのAC入力ポートのほか、ソーラーパネルやシガーソケットから入電するためのDC入力ポート、バッテリーパックに接続するためのDC拡張ポートを備えています。
最大3個のバッテリーパックを使用でき、電気容量を増やすことができます。
本体は約14.5kgもありますが、上部のハンドルは太めなので持ちやすいです。使わないときは倒して本体内に収められるので、スッキリした見た目になります。
「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」は、折りたたむとコンパクトサイズになります。ハンドルも付いているので持ち運びもしやすいです。
防水・防塵に対応しているので、アウトドアでも安心して使用できます。
「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」にはUSB-AとUSB-Cポートが1ポートずつ付いており、スマホやタブレットをソーラーパネルから充電することもできます。
Jackeryの ポータブル電源&ソーラーパネルのテスト結果まとめ
最後に、Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルのおすすめポイントをまとめてみました。
Jackery「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」
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- 実用量
- 充電回復率
- 使い勝手
Jackery「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」
- JackeryJackery SolarSaga 100W JS-100C
- 実勢価格: ¥24,360〜
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- ソーラー充電回復率
- 使い勝手
「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」は実容量が1023Whあるので、連泊のキャンプや災害時でも心強いです。
「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」は、長期間のキャンプや災害でACコンセントでの充電が難しいときに役立ちます。
「1000 Plus」単体での使用はもちろんのこと、アウトドアや長期間のキャンプ、また災害時を想定した際にソーラーパネルとあわせて持っておくことをおすすめします。
黒基調にオレンジのアクセントで、オシャレなデザインなのも◎です。
公称の8割越えは、他機種と比べても優秀な数値です。