スマートウォッチとイヤホンが一つになったガジェットが登場！
ファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」
ファーウェイ
HUAWEI WATCH Buds
実勢価格：¥71,280
サイズ：W47×D47.5×15mm・66.9g （ベルト含まず）
昨今は「Apple Watch」やGarminの製品など数多くのスマートウォッチが発売されています。そんな中、ファーウェイからイヤホン内蔵のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」が登場しました。
ファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」はどんな製品？
ファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」は、見た目は普通の腕時計ですが……
文字盤の中にイヤホンが入る仕様になっています。
まるで映画に出てくるスパイ道具のようです！
イヤホンがすぐ取り出せてとっさの着信に重宝する
着信はスマホと時計両方に通知画面が表示され、どちらからでも操作できます。
イヤホン内蔵のためややゴツめなデザイン
文字盤は大きくかなり厚みがありますが、操作性や視認性は良好です。
文字盤が大きいので壁や物にぶつけるのがやや心配です。
「HUAWEI WATCH Buds」を実際に使って検証レビュー
今回はファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」のスマートウォッチとしての性能と、イヤホンとしての性能の両方を検証。
結果として、スマートウォッチとしての性能は優秀、イヤホンとしての性能は7万円という価格を加味すると及第点という成績でした。
それでは、優秀だったおすすめポイントと、惜しいポイントをスマートウォッチとイヤホンそれぞれの性能にフォーカスして解説していきます。
スマートウォッチの性能は？
おすすめ1：ライフログやワークアウトの精度はかなり正確
ガーミン
HRM-Dual
実勢価格：￥7,770
正確な数値の出やすい心拍数ストラップ、ガーミン「HRM-Dual」とライフログやワークアウトの精度を比較しました。
「HUAWEI WATCH Buds」の心拍の計測結果
- 平常時：80/80/78
- 運動時：140/146/162
「HRM-Dual」の心拍の計測結果
- 平常時：80/79/80
- 運動時：138/144/161
※心拍の数値は5〜10秒間で測定した数値の平均値をもとに評価しています。
心拍の正確さを比べても誤差は少なく、測定値は優秀でした。また、トラッキング性能も申し分なく、実測値との誤差もほぼありません。
複雑な経路もしっかり記録されました。ランニングするにはややゴツめですが、ログの精度は優秀です。
HUAWEIの既存モデルと比べても遜色のないログの精度でした。
おすすめ2：充電速度は申し分なし！バッテリー持ちも合格点
充電切れでも1時間あればイヤホン含め8割ほど充電できます。多忙な朝の支度中に重宝しそうです。
スマートウォッチの充電は手間なので、ここは大きな魅力です。
ここは惜しい：防水機能がないので雨天時の使用は△
ファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」の本体には、防水、防塵性能はありません。
また、付属のレザー風バンドは薄くて頼りない印象。汗や皮脂による劣化や臭いの問題も気になるところです。
暑くなり、汗をかきがちなこれからの季節は、バンドの臭い問題も気になります。
イヤホンの性能は？
おすすめ1：マイク越しに話しているような通話品質！
通話時の音質は識者も納得の性能。外音取り込み機能はまずまずの性能で周囲の音もよく聞こえました。イヤホンは軽量なカナル型なので、紛失の危険も少なく、長時間使用も問題なく使えそうです。
予想外の音質のよさ！ ガヤガヤしたカフェの中でも音声がクリアに聞き取れます。
おすすめ2：極上ではないものの、音楽のジャンルを選ばない音質
▼音質の特徴
低音がややタイトで中高域寄りのバランス。全体的な音はフラットで音楽の全体像は感じることができるものの、個々の楽器や音は逆に平面的に聴こえました。
レスポンスは可もなく不可もなくまずまず。大きく突出した点はないものの、十分日々の使用に足る良好な性能といえます。識者からの評価も良好でした。
CDを圧縮した音源や通常のサブスクを聴いたり、動画をみる程度なら十分なスペックです。
ここは惜しい：ノイキャン性能はほぼ感じられず
ノイズキャンセリングはスマホアプリとウォッチ両方から切り替え可能。肝心の性能はかなり残念な結果でした。
本当に機能しているのかわからないほど、利き目は薄い印象でした。
ファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」のレビューまとめ
ファーウェイ
HUAWEI WATCH Buds
実勢価格：¥71,280
サイズ：W47×D47.5×15mm・66.9g （ベルト含まず）
以上、ファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」の検証レビューでした。
編集部員が実際に数週間使ってみたところ、見た目ほど重くはなく、感覚は金属製の腕時計と「Apple Watch」の中間ぐらいです。
ただ、本体が大きいので、壁や物にぶつけやすいのがやや難点。とはいえ文字盤が大きいことで操作性と視認性が高いのはメリットでした。
かなり便利だと感じたのは、着信時にすぐイヤホンで応答できることです。
イヤホンをつければ自動で通話状態になり、通話音質も良好。外出中の電話に対応しやすくなりました。ポケットやカバンに入っているイヤホンを取り出したり、しまったりするよりはるかに手軽です。
約7万円とかなり高価ですが、性能は良好なので、価格を度外視すればおすすめです。
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イヤホンを取り出せば自動で通話状態になるので超お手軽！