スマホで完結! お金の不安を解消する方法って?
「給料、ボーナスが少し減った」「老後資金が必要と聞くけれど、全然貯まっていない」現在の不満や未来の不安など、お金にまつわる悩みは尽きないですよね。
そこで、普段使っているスマホで簡単に始められる節約術や資産形成術を、テストするモノ批評誌『MONOQLO』編集部が探しました。
「ほったらかし投資」「保険の見直し」「ポイント稼ぎ」など、お金の不安を解消するためにやっておきたい「お金づくりの最短ルート」をお届けします。
今回は、現金よりもお得なキャッシュレス決済が手軽にできるおすすめを探して「キャッシュレスウォッチ」4製品を比較しました。
手軽に決済できるキャッシュレスウォッチ
キャッシュレス決済をより手軽にするギアの代表格が“スマートウォッチ”。そのド定番製品が「Apple Watch」です。多くのキャッシュレス決済に対応し、Suicaも使えるので改札の通過もできます。
スマートウォッチでのキャッシュレス決済は、読み取り装置に時計をかざす方式が一般的。SuicaやPASMOであれば、改札も通過できます。
キャッシュレス決済対応製品は希少
“スマートウオッチでキャッシュレス決済はできて当然”だと思いがちですが、実は希少。実際はキャッシュレス決済に対応したスマートウォッチはほんのひと握りです。
Amazonでも数千円のスマートウォッチがランキング上位を占めていますが、そのほとんどがキャッシュレス決済には非対応となっています。
そこで、今回はキャッシュレス決済だけに注目して4製品を比較。対応サービスや使いやすさをチェックし、おすすめ順に紹介します。
選べる決済方法の多さはダントツ! Apple「Apple Watch SE」
Apple
Apple
Watch SE
実勢価格:3万2780円~
サイズ・重量:W38×H44×D10.7mm・36.20~36.36g(44mm)/W34×H40×D10.7mm・30.49~30.68g(40mm)
素材:アルミニウム
カラー:シルバー/スペースグレイ/ゴールド
ディスプレイ: Retinaディスプレイ
OS:watchOS 7必要環境
iOS:14以降を搭載したiPhone 6s以降
対応するサービスとカードの多さ、使いやすさのすべてで、やはり定番の「Apple Watch」がダントツでおすすめです。今回の比較のベストバイでした。
キャッシュレス決済のみならず、その他の機能や使い勝手でもApple Watchはかなり優秀。SEの登場でコスパも高いので、iPhoneユーザーならもうコレ一択といえます。
ポイント:Apple Payは国内発行のほとんどのカードに対応!
Apple Watchの強みはなんといっても、対応キャッシュレス決済の多さです。
上記のマークがある場所でなら、時計をかざして買い物が可能。特に「Apple Pay」では、国内で発行されているほとんどのカードが登録できます。この間口の広さが定番となる理由です。
スマホ決済サービスとして多くのユーザーが利用している「PayPay」も、実はApple Watchで利用できます。こちらは時計をかざすのでなく、画面にバーコードを表示して読み取ってもらう方式なので操作の手間は若干あります。
ポイント:Apple Watchへの登録&管理はiPhoneで!
Apple Watchで利用するキャッシュレス決済の管理は、まとめてiPhoneで行います。
iPhoneの「Wallet」に登録済みのキャッシュレス決済やクレカがそのまま利用でき、「Watch」アプリでApple Watchに追加する方式なので、仕組みがわかりやすいのが特徴です。
カードの管理はWatchアプリで行います。
実はApple Watchをかざすだけで使えるのは、エクスプレスカードに設定したカードのみ。その他の決済方法では、画面に表示してからタッチします。
スマート機能を搭載したバンドが本体 SONY「wena 3 metal WNW-B21A」
SONY
wena 3 metal
WNW-B21A
実勢価格:3万6300円~
重量:80g
対応バンド幅:18~24mm (22mm以外のラグ幅は別売りエンドピースが必要)
必要環境:iOS 11.0以上/Android 6.0以上/Bluetooth version 5.0
連続動作時間:約1週間
充電時間:約1.5時間
A+評価のSONY「wena 3 metal WNW-B21A」は、スマート機能を搭載したバンド部分が製品本体という一風変わった製品で、愛用している時計に付けて使うことができます。
純正ヘッド(時計部)は別売り。ヘッドも買うと合計で約10万円と高価になります。
ポイント:対応決済は多いけれどアプリに制限アリでiOS向け
Apple Watchほど万能ではありませんが、対応キャッシュレス決済は比較的多めです。ただし、Suica以外の決済方法を使う場合、iOS端末でしか設定できません。
SuicaはAndroidでも設定できますが、それ以外の決済方法はiOS向けアプリでしか登録できません。
ポイント:バックル部分なのでかざしやすい
バックル部分をかざせばいいので、タッチはしやすいです。
Suica対応でコスパ最強 GARMIN「VENU SQ GPS スマートウォッチ」
GARMIN
VENU SQ GPS
スマートウォッチ
実勢価格:2万8800円
サイズ・重量:40.6×37.0×11.5mm・37.6g
ディスプレイ:33.1mm・LCD
クイックリリースバンド:20mm
防水等級:5 ATM
接続方法:Bluetooth/Wi-Fi
稼働時間:スマートウォッチモード約6日間、GPS+音楽モード約6時間
アウトドア向けとして人気のガーミンからもSuica対応製品が登場。B評価の「VENU SQ GPS スマートウォッチ」は、価格はかなり抑えられており、コスパが高いのがポイントです。
人気のガーミンがSuicaに対応しました!
ポイント:Garmin Payも使えるけれど対応カードが少ない
VENU SQで使える決済方法は、独自の「Garmin Pay」とSuicaのみとなります。
さらに、Garmin Payに登録可能なカードも国内では、「JNB Visaデビットカード」「Sony Bank WALLET」「三菱UFJ-VISAデビットカード」の3種類で、使い勝手がいいとはいえません。
ポイント:SuicaのチャージにはGoogle Pay登録が必要
Suicaはスマホにインストールした「Garmin Connect」アプリ上で新たに発行します。チャージはGoogle Payで行うため、別途Google Payの利用登録が必要となります。
Suica発行時にGoogle Payが必要になります!
GPS搭載のフィットネストラッカー Fitbit「Charge 4」
Fitbit
Charge 4
実勢価格:1万9990円
サイズ:22.7×35.8×12.5mm
耐水性能:水深50m
接続方法:Bluetooth
必要環境:macOS 12.2以降/iPhone 5S 以降/iPad 第5世代以降/Android 7.0 以降
稼働時間:2~3日
充電時間:2時間
同じくB評価のFitbit「Charge 4」は、スマートウォッチというより、フィットネス用の活動記録がメインの製品。Suicaが使えるので、もちろん改札も通過できます。
2万円以下で改札も通過可能です。
ガーミン同様対応カードが少ない
FitbitのCharge 4もキャッシュレス決済に関してはガーミンとほぼ同様の状態です。
こちらは独自の「Fitbit Pay」とSuicaが使用可能ですが、SuicaもFitbit Pay内で管理します。なお、対応カードはソフトバンクとPayPay銀行のクレカ・デビットカードのみとなります。
ポイント:SuicaはFitbitアプリ内のウォレットで発行
Suicaは「Fitbit」アプリの「ウォレット」から発行できますが、アプリ内の構造がわかりにくいのが難点です。
ガーミン同様にGoogle Payが必要になります。
以上、キャッシュレス決済をスマートに行う「キャッシュレスウォッチ」4製品の比較でした。
Apple Watch以外の3製品はスマートウォッチとしてはそれぞれ特徴があるものの、キャッシュレス決済では対応サービスやカードが限られます。まだしばらくはApple一強が続きそうです! ぜひ参考にしてくださいね。
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