無水鍋・無水調理鍋とは?
無水鍋・無水調理鍋は「家にある鍋で料理していたけれどおいしくできない」という人におすすめの調理器具。無加水鍋ともいわれます。
雑誌『LDK』読者に、無水調理鍋を普段使用しているかアンケート調査したところ、使用していないという人が8割以上。「無水鍋」や「無水調理鍋」という名前は知っていても、普通の鍋との違いやどれがいいのかわからず、購入できないという人が多いようです。
そもそも、無水鍋・無水調理鍋とは本体とフタの間をぴったりふさぐことで普通の鍋よりも少ない水で調理ができる鍋のこと。
食材から出た水分が水蒸気になり鍋を循環するため、より食材の風味が強く、豊かに感じられます。
無水調理鍋のメリット
無水調理鍋は、少量の水分でゆでる・煮るができるため、調味料を多く入れる必要がなく、素材本来の味が楽しめます。水に溶けやすいビタミンやミネラルを損なわずに調理でき、栄養たっぷりの料理が作れます。
一度温まったら弱火にするため光熱費の節約になるのも魅力。鍋によってはオーブン調理が可能です。
無水調理鍋は火加減に注意
無水鍋・無水調理鍋は取扱説明書に記載されている火加減を守りましょう。使用前には必ず取扱説明書を読んでください。
圧力鍋との違いは?
圧力鍋の特徴は、圧力によって食品の細胞壁・細胞膜を壊して食品をやわらかくできること。かたまり肉など、通常費を通すのに時間がかかる食材も短時間で調理ができます。
圧力鍋と無水調理鍋は、どちらも鍋内の気密性を高めて調理するという点では同じ。圧力鍋でも無水調理は可能です。
圧力鍋はフタと容器を完全に密閉することで時短調理が可能ですが、無水調理鍋は食材をゆっくり加熱します。
そこで今回は、毎日の料理をおいしく変えてくれる製品を探すべく、無水鍋・無水調理鍋をプロと徹底検証しました。
無水鍋・無水調理鍋の選び方は?
無水鍋・無水調理鍋は材質がさまざま。重さや保温性など、自分の調理スタイルに合わせて重視するポイントを決め、サイズやデザインとともに選んでみましょう。
収納のしやすさや家族の人数でサイズを選ぶのも大事です!
素材で選ぶ
アルミニウムは軽くて初心者向け
▼メリット
- 比較的安価
- 軽くて扱いやすい
- 熱伝導性がよい
▼デメリット
- 酸性・アルカリ性の食材に弱い
- 焦げ付きやすい
- 変色しやすい
ステンレスは丈夫で長く使える
▼メリット
- 保温性が高い
- 耐久性が高い
- 色移りやニオイ移りの心配がない
▼デメリット
- 熱が伝わりにくく鍋全体が温まるまで時間がかかる
鋳物ホーローは保温性が高い
▼メリット
- 保温性が高い
- 耐久性が高い
- デザイン性・汎用性が高い
▼デメリット
- アルミ製やステンレス製に比べて重い
- 衝撃に弱い
- 熱伝導率が低い
サイズで選ぶ
無水鍋・無水調理鍋は、ちょっとした料理に使えるものから大人数用までサイズはさまざま。家族の人数や収納のしやすさなどで選びましょう。
初めて無水調理鍋を購入するという人には、幅広い用途で使える20〜24cmがおすすめ。2〜4人分なら20cm、4〜6人分なら24cmを目安にしてみてください。
対応熱源をチェック
自宅のキッチンで使用するなら、ガスコンロやIHなど熱源が対応しているかをチェックしておきましょう。製品によっては電子レンジに対応していることもあります。直火で調理できる製品だと、キャンプなどのアウトドアでも使用することができます。
デザインで選ぶのも手
鍋と聞くと、無機質なイメージですが、無水調理鍋はデザインにこだわった製品が増加しています。
オシャレなデザインの無水調理鍋なら鍋ごと「どんっ」と出して手間ナシ&パーティーにも。見栄えもいい鍋なら、食卓にそのまま出せるだけでなく、見せる収納にすることもできます。
定番・話題の無水鍋・無水調理鍋5製品を比較
今回は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販で人気の無水鍋・無水調理鍋5製品をピックアップ。料理研究家の北山みどりさん、酒寄美奈子さんと以下の項目で徹底比較しました。
テスト1:料理のおいしさ
1:チキンカレー&豚もやし鍋を調理
同じ材料・分量を用意し、同一の調理時間で豚もやし鍋とチキンカレーを各鍋で調理。鍋の力を正確にテストするため食材やわずかな調味料の水分のみで調理しました。
2:プロが1品ずつ食べて評価
豚もやし鍋は「スープ」「食材の色合い」「おいしさ」「食感」の4項目、カレーは「おいしさ」と「鶏肉のやわらかさ」の2項目で評価。一つひとつの違いをプロがチェックしました。
鍋の作りや材質によって、味わいもさまざまです。
同じ調理時間でも、おいしさの出る部分が違いました!
テスト2:使いやすさ
使いやすさのテストでは「お手入れのしやすさ」「ゆでじゃがいもの仕上がり」「本体の重さ」を評価。
料理のプロが、実際に全ての無水調理鍋を使用し、料理の仕上がり具合はもちろん、調理後のお手入れまで一通り検証。加えて、扱いやすさにかかわる本体の重さも測定しました。
※テスト結果に記載している調理時間は、火にかけてからフタを開けるまでの時間です。じゃがいもの調理時間は評価に含んでいません。リンナイ「Leggiero 22cm RBO-MN22」は規定のレシピに基づき水を入れずに調理、ほか4製品は、あらかじめ50mlの水を入れて調理しました。本体の重さは実測値です。
それでは、テスト結果を評価の高かった順に発表します。
※評価が同じでも順位が異なることがあります
無水鍋・無水調理鍋のおすすめ1位は?
【1位】アイリスオーヤマ「無加水鍋 COTOCO MKSN-S24」
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
無加水鍋
COTOCO MKSN-S24
実勢価格:8613円
素材:アルミニウム
重さ:2.1kg
IH:対応
▼テスト結果
総合評価 | 料理のおいしさ | 使いやすさ | ||
A+ | A+ | A | ||
お手入れのしやすさ ◎ |
ゆでじゃがいもの仕上がり ◎ |
重さ ◎ |
無水鍋・無水調理鍋の1位はA+評価のアイリスオーヤマ「無加水鍋 COTOCO MKSN-S24」でした。
2022年夏に発売された新製品。無水調理ならではの“おいしい”を叶えながら初めてさんでも使いやすい無水調理鍋です。
無水調理のよさがわかるお鍋
料理ごとに違ったよさを出せ、「おいしさ」評価でA+を獲得。プロも認める使いやすさで、堂々のベストに輝きました。
炊飯もできるので、お米がパラッと食感ふんわりなピラフもお手のもの。購入しやすいお手頃価格で無水調理鍋デビューにも最適です。
料理のおいしさ:A+ どんな料理も納得の味に
アイリスオーヤマ「無加水鍋 COTOCO MKSN-S24」は煮込み度が高めの仕上がり。豚もやし鍋のようなこってり味も、カレーのようなまろやかな味もおまかせ。野菜も肉もおいしく煮込める器用な無水調理鍋です。
鍋だしいらずの豚もやし鍋
▼評価
- 食感 :◎
- おいしさ :◎+
- 食材の色合い:◎
- スープ :◎
野菜だけでなく、肉の味がしっかり。豚の脂が利いたこってりスープで男性も喜ぶ濃厚な味になりました。
チキンカレー
▼評価
- 鶏肉のやわらかさ:◎
- おいしさ :◎+
辛さより野菜の甘みを感じます。5製品中で最もトマトがよく煮え、トマトの甘味が凝縮されています。
使いやすさ:A 大きさに反した軽さが好印象
ダイヤモンドコートでコゲつく心配もなく、ストウブと似ている形状でも製品重量は約1/3と軽量。やや時間はかかりますが、じゃがいもの仕上がりも上々です。
お手入れのしやすさ:◎
しっかりとした作りに対して、意外と軽く片手で持って洗えます。フタ裏や溝も水や泡がたまりません。
ゆでじゃがいもの仕上がり:◎(約54分)
じゃがいもの水分が詰まったしっとりとした食感。最後まで鍋の中の水分がなくなりませんでした。
本体の重さ:◎(1.48kg)
【2位】リンナイ「Leggiero 22cm RBO-MN22」
リンナイ
Leggiero 22cm
RBO-MN22
実勢価格:2万7500円
素材:アルミニウム合金
重さ:1.7kg
IH:非対応
▼テスト結果
総合評価 | 料理のおいしさ | 使いやすさ | ||
A+ | A | A+ | ||
お手入れのしやすさ ◎ |
ゆでじゃがいもの仕上がり ◎+ |
重さ ◎+ |
2位はA+評価のリンナイ「Leggiero(レジェロ) 22cm RBO-MN22」。2022年2月にデビューしたガス会社のお鍋です。
料理のおいしさ:A 野菜多めの料理は上手に仕上がる
リンナイ「Leggiero 22cm RBO-MN22」は、唯一のガス火専用鍋。カレーはまずまずでしたが、豚もやし鍋のように、野菜をたっぷり使うとコクのある味に仕上げることができます。
鍋だしいらずの豚もやし鍋
▼評価
- 食感 :◎
- おいしさ :◎
- 食材の色合い:◎
- スープ :○
にらの色は青いまま。野菜の味が濃く、特にもやしのおいしさがアップしました。スープは脂が目立つ味わいです。
チキンカレー
▼評価
- 鶏肉のやわらかさ:○
- おいしさ :○
他製品と同じ時間ではトマトが煮えきらず、調味料だけの味になりました。煮込み料理は少し長めに調理が必要です。
使いやすさ:A+ 驚きの軽さで扱いやすく焦げつかない
片手で持てるほど軽いです。さらに、じゃがいもは洗った水分だけという、まさしく無水の調理でほっくりと仕上がったのにも驚愕。ほかとは一味違う無水調理鍋です。
30分でここまでのクオリティは感動モノでした!
お手入れのしやすさ:◎
一般的な鍋ぐらいの軽さのため、とにかく洗うのがラク。溝などもなくサッと洗えます。内側はセラミック加工なので、コゲや汚れを落としやすいのも素晴らしいです。
ゆでじゃがいもの仕上がり:◎+(約30分)
皮にはほどよいコゲがあり、ほくほくで中身はねっとりとした食感。甘みが強く粉ふきいものような仕上がりになりました。
5製品中、水ゼロでじゃがいもがゆでられるのはリンナイ「Leggiero 22cm RBO-MN22」だけです。
本体の重さ:◎+(1.12kg)
【2位】HALムスイ「KING無水鍋 24 MUS58」
HALムスイ
KING無水鍋 24
MUS58
実勢価格:1万7330円
素材:アルミニウム合金
重さ:1.59kg
IH:対応
▼テスト結果
総合評価 | 料理のおいしさ | 使いやすさ | ||
A+ | A+ | A | ||
お手入れのしやすさ ◎ |
ゆでじゃがいもの仕上がり ◎ |
重さ ◎ |
A+評価でHALムスイ「KING無水鍋 24 MUS58」が同率2位にランクインしました。日本製で昭和から愛される無水調理鍋の元祖です。
料理のおいしさ:A+ 野菜の見栄え&お肉の食感が秀逸
豚もやし鍋は食材の色を損なうことなく、肉の味も感じる仕上がりに。カレーの鶏肉もやわらかくちょうどよい食感で、肉料理にも向いています。お肉のおいしさを堪能でき、野菜との味のバランスも見事でした。
鍋だしいらずの豚もやし鍋
▼評価
- 食感 :◎
- おいしさ :◎
- 食材の色合い:◎+
- スープ :◎
にらの色が青々しく鮮やかに残りました。野菜と肉の味がほどよく染みて美味しいです。
チキンカレー
▼評価
- 鶏肉のやわらかさ:◎+
- おいしさ :◎
トマトの煮え具合が中程度だったせいか、トマトが強めの味に完成しました。家族みんなで食べられそうな味です。
使いやすさ:A シンプルな作りで洗いやすい
軽い素材で、鍋らしいシンプルな見た目のHALムスイ「KING無水鍋 24 MUS58」。じゃがいもの仕上がりもお手入れも申し分なく、ロングセラーも納得の使いやすさといえます。幅を取らない形で収納もしやすいです。
お手入れのしやすさ:◎
凹凸がなく洗いやすいです。鍋底のコゲつきもすぐに落ち、軽いため取り回しがよいです。
ゆでじゃがいもの仕上がり:◎(約38分)
ややコゲたため途中で水を大さじ1追加しましたが、食感はよかったです。さっぱりとした味わいに仕上がりました。
本体の重さ:◎(1.36kg)
【4位】ビタクラフト「オレゴン 両手ナベ 24cm」
ビタクラフト
オレゴン 両手ナベ 24cm
実勢価格:8845円
素材:ステンレス、アルミニウム
重さ:2kg
IH:対応
▼テスト結果
総合評価 | 料理のおいしさ | 使いやすさ | ||
A | A | A | ||
お手入れのしやすさ ◎ |
ゆでじゃがいもの仕上がり ◎ |
重さ ◎ |
4位はA評価のビタクラフト「オレゴン 両手ナベ 24cm」でした。全面5層構造で熱効率のよさをうたう無水調理鍋です。
料理のおいしさ:A あっさりヘルシーな調理が得意
しつこくなくヘルシーな味が好きなら、ビタクラフト「オレゴン 両手ナベ 24cm」がオススメ。豚もやし鍋のような、野菜を多く使った料理で実力を発揮し、旨味を感じられます。お肉を使っても脂っぽくならず和食との相性がいいお鍋です。
鍋だしいらずの豚もやし鍋
▼評価
- 食感 :◎
- おいしさ :◎
- 食材の色合い:◎
- スープ :◎
野菜が主役でしつこくなく、他製品と比べて軽めの味。食材自体に旨みが強く残っています。
チキンカレー
▼評価
- 鶏肉のやわらかさ:◎
- おいしさ :○
全体的に煮えきれていない印象。おいしいですが、一体感はあまりありません。ややスパイシーで大人向きな味です。
使いやすさ:A 大きめサイズでも難なく洗える
フタも本体もフラットな作りで洗いやすく、毎日のお手入れが苦になりません。大きさを感じない使いやすさが高評価でした。まるでたっぷりのお湯でゆでたようなじゃがいもの仕上がりにも感激です。
お手入れのしやすさ:◎
水がすぐにはけてくれるので時短に。本体のコゲつきも取れました。
ゆでじゃがいもの仕上がり:◎(約30分)
コゲができ、途中で水を大さじ1追加しました。ほくほく食感の濃い味で満足の仕上がりです。
本体の重さ:◎(1.58kg)
【4位】STAUB「鋳物ホーロー鍋 ピコ・ココット」
ツヴィリング J.A. ヘンケルス
STAUB
鋳物ホーロー鍋
ピコ・ココット
24 CM,、ラウンド、グレー、鋳鉄
実勢価格:2万5193円
素材:鋳鉄
重さ:4.51kg
IH:対応
▼テスト結果
総合評価 | 料理のおいしさ | 使いやすさ | ||
A | A+ | B | ||
お手入れのしやすさ ○ |
ゆでじゃがいもの仕上がり ◎ |
重さ △ |
4位はA評価のツヴィリング J.A. ヘンケルス「STAUB(ストウブ) 鋳物ホーロー鍋 ピコ・ココット」でした。ストウブはフランス生まれで人気の無水調理鍋です。
料理のおいしさ:A+ 鍋もカレーも大満足の味に仕上がる
堅牢な鋳鉄の鍋でゆっくり食材の水分を引き出すツヴィリング J.A. ヘンケルス「STAUB(ストウブ) 鋳物ホーロー鍋 ピコ・ココット」は、野菜だしのうまみが存分に出ていて絶品!
しっかり野菜のおいしさを閉じ込めてくれるので、いずれの料理も野菜の味が引き立ち味に一体感がありました。野菜の食感を残しつつ、食材だけで激ウマスープも完成します。
重いフタで密閉し、食材から出た水分を逃しません。
おいしさのヒミツ:高い密閉度やフタ裏の小さな突起「ピコ」が大活躍
重たいフタで密閉空間が生まれ、「ピコ」があることにより食材から出た水分が鍋内を循環。再び食材に水分が落ち、より豊かな味わいに仕上がります。
鍋だしいらずの豚もやし鍋
▼評価
- 食感 :◎+
- おいしさ :◎
- 食材の色合い:◎
- スープ :◎+
もやし、にらのシャキシャキとした食感も残し、だしを入れたような味に。にらのおいしさが際立つ鍋が楽しめます。
チキンカレー
▼評価
- 鶏肉のやわらかさ:◎
- おいしさ :◎+
鶏肉&野菜の旨みが調和した、ほどよい辛みのあるカレーができました。
使いやすさ:B 料理はよく仕上がるけど重さがネック
重たいフタが特徴のツヴィリング J.A. ヘンケルス「STAUB(ストウブ) 鋳物ホーロー鍋 ピコ・ココット」ですが、本体と合わせると赤ちゃん1人分ほどの重さになり、腕に疲労が。じゃがいもはさすがの仕上がりでした。
お手入れのしやすさ:○
コゲつきはありませんが、片手で持てないため、シンクに置かないと洗えません。洗った後はよく拭かないとサビる心配もあります。
ゆでじゃがいもの仕上がり:◎(約53分)
最後まで鍋の中の水がなくならず、みずみずしく個性的な食感になりました。しっとりしていて旨みもあります。
本体の重さ:△(3.14kg)
無水鍋・無水調理鍋のおすすめレシピは?
最後に、無水調理鍋で作れるおすすめのレシピを紹介します。
【無水鍋レシピ1】チキンと栗のクリーム煮
クリームを絡めた栗の食感が楽しい一品。玉ねぎの水分でよりクリーミーな味わいに仕上がります。
玉ねぎをたっぷり使うことがおいしくなるポイントです!
<材料>※4人分
- 鶏骨付き……小4本(150~250g)
- 塩……小さじ1
- こしょう……少々
- 小麦粉……大さじ2
- オリーブオイル……大さじ2
- にんにく……3片※つぶしておく
- 玉ねぎ……大1個(200g)※薄切りにしておく
- きのこ(しいたけ・エリンギ・えのき)各種……200g※大きく切っておく
- むき栗……100g
- ローリエ……2枚
- チキンブイヨン(顆粒)……4g
- 白ワイン……50ml
- 生クリーム……200ml
- 塩……小さじ1
- こしょう……少々
- きざみパセリ……適量
<作り方>
1:鶏肉に塩こしょうをして小麦粉をふっておく。フライパンオリーブオイル・にんにくを入れて温め、鶏肉をこんがり焼いておく。
2:鍋に玉ねぎ・きのこ・むき栗・ローリエ・チキンブイヨン・「1」の全てを順に入れて白ワインを回しかける。フタをして中火にかけ、蒸気が出たら弱火にして20分加熱し、生クリームを加え、塩こしょうで味を調え、ひと煮立ちさせる。最後にきざみパセリを散らす。
※1:オーブンに入れられる無水調理鍋は200℃で15分焼き、焦げ目をつけるとさらにおいしくなります
※2:無水鍋を使用する際は、メーカー指定の水分量を確認してください
【無水鍋レシピ2】鯛とえびの昆布蒸し
新年を祝う華やかな一皿。お頭つきでハレの日にピッタリです。
<材料>※4人分
- 鯛の切り身……3切れ
- 切り身にふる塩……小さじ1
- 鯛のあら(お頭)……1枚
- あらにふる塩……小さじ1
- えび……中6尾
- えびにふる塩……ひとつまみ
- お好みで飾り用のみつば、梅型で型抜きをしたにんじん・大根……適宜
- 昆布……20cm×3本※さっと水に通しやわらかくしておく
- しょうがのスライス……4~5枚
- ねぎの青い部分……5cm
- 酒……1/2カップ
- 水……1/2カップ
<作り方>
1:鯛の切り身・お頭・えびに塩をふり、10分置いておく。
2:鍋に沿わせて昆布を敷き、「1」をのせてしょうが・ねぎを置いて酒を回しかけ、昆布の下に水を入れる。
3:鍋を中火にかけ、蒸気が出たら弱火にして5分加熱し、2~3分置いておく。
4:「3」を皿に盛り付け、好みで飾りを散らす。
5:ポン酢・ねぎダレ・レモンなどを搾って食べる。
※無水鍋を使用する際は、メーカー指定の水分量を確認してください
まとめ
以上、無水調理鍋のおすすめランキングでした。いかがでしたか?
今回のベストバイは、「使いやすさ」でも高評価を獲得したアイリスオーヤマ「無加水鍋 COTOCO MKSN-S24」。低価格ながら、利点の多い優秀な製品です。
ただなんと、無水調理鍋は全ての製品が「おいしさ」テストでA評価以上を記録。どの製品で調理をしても、基本的にはおいしく味わえる完成度に仕上げられるのが、まさに無水調理鍋の特徴でしょう。
自分に合った製品を選んで、食材本来の味に親しめる無水調理ライフを楽しんでくださいね。
アイリスオーヤマ「無加水鍋 COTOCO MKSN-S24」
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
無加水鍋
COTOCO MKSN-S24
実勢価格:8613円
素材:アルミニウム
重さ:2.1kg
IH:対応
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無水調理鍋は中火と弱火でじっくり火を入れる鍋です。