手軽に乳酸菌を摂れるおすすめ「のむヨーグルト」
健康や美容にいいイメージのある「ヨーグルト」。最近は、各メーカーからいろいろな種類のヨーグルトが発売されていますよね。なかでも「のむヨーグルト」は、忙しいときや、移動中でも手軽に摂れてとっても便利。
そこで今回は、スーパーなどで買える「のむヨーグルト」を味や原材料、飲みやすさ、パッケージなど、いろいろな観点からチェックし、ランキング形式でご紹介します!
ランキング発表の前に、せっかく飲むなら知っておきたい「のむヨーグルト」の基礎知識をご覧ください。
“固形”のヨーグルトと“のむ”ヨーグルトは同じ?
のむヨーグルトは、サラッとしているため、固形のヨーグルトを水分で薄めていると思っている方もいるかもしれません。でも、そうではなく、固形のヨーグルトを攪拌して、液体にしたものがのむヨーグルト。
同じ量を摂取すれば、乳酸菌の量や効果、カロリーなどにも大きな違いはありません。ふつうのヨーグルトを食べるのと同じ効果が期待できるので、まさに忙しいときに、超便利ですね!
のむヨーグルトはどう選べばいい?
のむヨーグルトの乳酸菌は、腸内環境を整えて、便秘解消効果が期待できるというのは、ご損じかと思います。お通じがよくなると、老廃物が排出され、基礎代謝がアップして、ダイエット効果や美肌効果も期待できます。
とはいえ、乳酸菌の多くは胃酸で死菌となってしまい、生きたまま腸に届くのはごくわずか……。良い菌をしっかり腸にすみつかせるためには、製品のアピールワードに注目しましょう。以下の3つが表記されていると、なお良しです。
・生きて腸まで届く
・腸にとどまる
・腸で増える
乳酸菌は、「○○由来の乳酸菌」と呼ばれますが、由来によって腸への届きやすさや、生きられる長さが異なります。
・植物由来
醤油や漬け物、味噌に含まれます。胃酸に強く、腸に届きやすいといわれています。
・動物由来
チーズやヨーグルトに含まれる乳酸菌。生きていればヒトの腸にとどまります。
・ヒト由来
ヒトの腸や口腔内から発見された乳酸菌。元々人にあったため腸で増えることも。
のむヨーグルトを選ぶときに迷ったら、ご参考にしてみてくださいね。
飲むタイミングによってメリットが異なります
朝飲んだ方がいいというイメージがあるのむヨーグルトですが、飲むタイミングによって、メリットがありますので、無理に朝飲まなくても大丈夫です。死んだ乳酸菌も善玉菌のエサになります。
食後:血糖値の急上昇を防ぎます。
食事中:満腹感を高めます。
食前:菌が届きやすくなります。
それでは、スーパーなどで買える「のむヨーグルト」をランキング形式でご紹介します!
シンプルな原材料のアイテムが軒並み上位に!
今回は、ヨーグルトの味わいを素直に味わえるプレーンタイプを中心に、「LG21」のような、機能性に特化した小さな飲み切りタイプも対象としました。
評価項目は、「甘さ」「酸味」「香り」「濃厚さ」「飲みやすさ」の5つ。それぞれの項目のポイントが、バランス良く高いものが上位となります。
評価をしてくれたのはこちらの方です。
写真左:金子あきこさん
管理栄養士・節約美容料理研究家
レシピ開発、講演等で活躍。著書『ショウガ甘酒 食べる健康法』
写真中:佐藤わか子さん
各国料理研究家・All About「世界のおうちご飯」ガイド
料理教室「Wakka Kitchen」主宰。著書『塩ヨーグルトをはじめよう』
写真右:田矢信二さん(リサーチ協力)
コンビニ研究家・サーベイリサーチセンター所属
セブン-イレブンとローソンで現場を経験。コンビニ本を出版
上位3製品となったのは、ヨーグルトや砂糖など、最低限の原材料のみを使用した商品がズラリ。プレーンヨーグルトそのままの味が活き、定番の「ブルガリア」をしのぐ高評価を獲得しました。では気になる1位からどうぞ!
【1位】材料は生乳と砂糖のみ!正統派の「新札幌乳業」
1位となったのは、余計な材料を使わず、シンプルに生乳とほのかな砂糖のみでつくった、正統派ののむヨーグルト。食べるプレーンヨーグルトをそのまま練ったような自然な濃度があり、酸味、甘さ、コクのバランスも完璧です。持ちやすいパッケージも完璧で、販売店の拡大を期待したいほど!
新札幌乳業
北海道産生乳と砂糖のみで仕上げた
のむヨーグルト 180g
実勢価格:162円
タイプ:プレーン
一本あたりカロリー:145kcal
※6本セットの購入ページに移動します
評価はこちらです。完璧なバランス!
濃厚さとジャストな甘さがヨーグルトそのもの! 食事に合わせるにもぴったりです。
なめらかでスルリとした喉越しで、お腹にたまります。
材料は2種のみ。酸味はしっかりしていますが、飲みやすくなっています。
【2位】牧場で飲む牛乳を思わせるコクの「高千穂牧場」
牛乳のようなコクがあり、自然で甘い香りに仕上がっているのが「高千穂牧場」ののむヨーグルト。それでいて、乳っぽさが気にならない酸味とのバランスが見事で、最後の一口までおいしく飲み切れます。
南日本酪農協同
高千穂牧場
のむヨーグルト 220ml
実勢価格:166円
タイプ:プレーン
一本あたりカロリー:225kcal
※20本セットの購入ページに移動します
評価はこちらです。
原材料はこちら。さらっとしながらも程よいとろみがあります。
【3位】牛乳と三温糖で、まろやか「ときめきカフェ 味わいとコク」
「ときめきカフェ味わいとコク のむヨーグルト」は、牛乳と三温糖を活かした、シンプルな材料でつくられている点が高評価でした。
日本ルナ
ときめきカフェ
味わいとコク
のむヨーグルト 240g
実勢価格:193円
タイプ:プレーン
1本あたりカロリー:217kcal
※6本セットの購入ページに移動します
評価はこちらです。
ミルキーでまろやかな味わいが印象的。
乳製品のほか牛乳もプラスされ、乳脂肪分は2.8%とやや高めで濃厚になっています。
以上、1~3位でした。つづいて10位までを一挙にご紹介。上位製品と同様、5位、6位の製品も、より自然なヨーグルトに近い味わいで、機能性特化タイプを抑えました。
4位: 【4位】砂糖不使用の
「小岩井 生乳100%」
小岩井プレーンヨーグルトの味わいそのまま。甘みが欲しいときは、はちみつなどを加えてもよさそうです。
小岩井乳業
小岩井 生乳(なまにゅう)
100% 砂糖不使用
のむヨーグルト 145g
実勢価格:130円
タイプ:プレーン
1本あたりカロリー:97kcal
※8本セットの購入ページに移動します
評価はこちらです。
5位: 【5位】菌がカプセルで入った
「恵 ビフィズス菌SP株」
健康志向タイプの中では、ヨーグルトに近い自然な風味です。カプセル状のビフィズス菌が入っていますが、飲み口に違和感はありません。
雪印メグミルク
恵 megumi
ビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト
ドリンクタイプ 100g
実勢価格:105円
タイプ:健康志向
一本あたりカロリー:74kcal
※12本セットの購入ページに移動します
評価はこちらです。
6位: 【6位】バランスのいい
森永乳業「ラクトフェリン」
健康志向タイプで、少し後口がベタつきますが、全体のバランスはよく、普通にヨーグルトドリンクとして飲める味わいになっています。
森永乳業
ラクトフェリン
ドリンクヨーグルト 112g
実勢価格:105円
タイプ:健康志向
一本あたりカロリー:74kcal
※12本セットの購入ページに移動します
評価はこちらです。
7位: 【7位】昔ながらの味わいの
「ビフィズス菌のむヨーグルト」
昔ながらのビン入りヨーグルトっぽい風味。鉄分入りですが、味に影響することなくサラッと飲みやすいです。
日本ルナ
ビフィズス菌
のむヨーグルト 240g
実勢価格:160円
タイプ:プレーン
一本あたりカロリー:166kcal
※6本セットの購入ページに移動します
評価はこちらです。
8位: 【8位】酸味が爽やかな
「明治ブルガリア」
定番の「明治ブルガリア」は、8位に。イメージほどの濃厚さはありませんが、適度な甘さでサラリと飲めます。酸味が爽やかです。
明治
ブルガリア
のむヨーグルト
LB81プレーン 450g
実勢価格:163円
タイプ:プレーン
1本あたりカロリー:約284kcal
※12本セットの購入ページに移動します
評価はこちらです。
9位: 【9位】濃厚で味わい深い
オハヨーの「ぜいたく果実」
オハヨーの「ぜいたく果実 いちご」は、濃厚でヨーグルト自体に味わいがあり、意外にもシンプルです。いちごはない方がバランスがよかったかも。
オハヨー乳業
ぜいたく果実いちご
のむヨーグルト 190g
実勢価格:138円
タイプ:いちご
一本あたりカロリー:140kcal
評価はこちらです。
10位: 【10位】あさっり豆乳っぽい
小岩井乳業の「iMUSE」
小岩井のヨーグルトにも似たあっさりした飲み口の「iMUSE イミューズ」。二口目には、豆乳っぽい風味を感じました。
小岩井乳業
小岩井 iMUSE イミューズ
のむ生乳(なまにゅう)
ヨーグルト 115g
実勢価格:127円
タイプ:プレーン
一本あたりカロリー:71kcal
※24本セットの購入ページに移動します
評価はこちらです。
以上、のむヨーグルトおすすめランキングでした。こちらを参考にこれまで飲んだことがなかった商品も、ぜひお試しください。お気に入りの一本が変わるかも!?