キッチンすぐマネできる!カレーのお得ワザって?

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国民食のカレーは誰でも簡単に作れるけど、それだけに知識や情報があるかないかで、仕上がりに大きく差が出ます。それは、スパイスカレーでも同じ。

そこで、スパイスカレーの味を数ランクアップさせる方法や、調理がラクになる時短テク、下ごしらえのラクちんなやり方など、すぐマネできるカレーのお得ワザを紹介します。

今回は、普段のカレー作りでも活用できる、おいしい素材の見分け方についてです。

キッチン牛肉はアメリカ産アンガス牛ならやわらかく食べやすい

「国産牛」と銘打っていても、乳牛のホルスタインのこともあり、国産牛のすべてが和牛と同じおいしさではありません。

アメリカ産アンガス牛のほうが味がよいことも。また、オーストラリア産では飼育方法が違うため、風味に違いがあります。

まずは、代表的な国産牛肉と輸入牛肉の特徴についてです。

国産牛肉の種類

黒毛和牛

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和牛の9割を占める黒い毛色の品種。日本人に人気の上質な霜降り肉です。

交雑種

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日高見牛など、黒毛和牛の雄牛とホルスタインの雌牛を掛け合わせた品種です。

国産牛

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和牛(食用専用で、日本の在来種をもとに作られた牛)以外のホルスタインや、そのほかの品種などに対して使う総称です。

輸入牛肉の種類

アメリカ産アンガスビーフ

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トウモロコシなどの穀物を食べて育つ品種。赤身が良質でアメリカ牛の中でも人気が高い牛肉です。

アメリカ産のアンガスビーフ以外

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品種はヘレフォード種、ショートホーン種など。日本産より脂肪分が少なく、赤身が多いです。

オーストラリア、タスマニア産ビーフ

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アンガス種のことが多いです。牧草を食べて育ち、独特の香りがあるのがアメリカ産との違いです。

キッチン牛肉は赤身はあずき色、脂身は黄みがかったものを選ぶ

牛肉は赤身はあずき色、脂身は黄みがかったものを選ぶ イメージ

肉のおいしさは、売られているときの色である程度判断することができます。

赤身の肉は、色鮮やかな真っ赤なほうが、一見、おいしそうに見えますが、じつはやや黒みがかった肉のほうがおいしいんです。また、和牛は霜降りがまばらに入っているよりも、全体的にきめ細かに入っているものを選びましょう。

【赤身】少しくすんだほうがおいしい

【赤身】少しくすんだほうがおいしい イメージ

鮮やかに赤い肉のほうが一見おいしそうに思えますが、じつは逆。上の写真の赤みは少し鮮やかすぎています。

【赤身】少しくすんだほうがおいしい イメージ2

おいしいお肉はこちら。店頭で見たときに少しくすんでいて、赤身があずき色くらいのほうがおいしいんです。

【脂身】白より黄色がかったものがおいしい

脂身は真っ白なものよりも、少し黄みがかったナチュラルな色のものがおすすめです。真っ白すぎる脂は、味が今ひとつということも。

キッチン審査基準をクリアしたブラジル産鶏肉は基本安全

審査基準をクリアしたブラジル産鶏肉は基本安全 イメージ

次は鶏肉の選び方です。もしも、値段の安価なブラジル産ブロイラーにマイナスイメージを持っていて、手を出さないとしたら、とってももったいないこと。一度食べてみれば、味も国産の鶏肉に引けをとらないおいしさとわかるはずです。

そもそも厚生労働省の厳しい審査をクリアしたものしか輸入できないので、スーパーの「ブラジル産」鶏は安心して食べられます。

唐揚げでも超ジューシー!

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唐揚げで食べ比べてみても、ブラジル産ブロイラーのやわらかな肉質は、銘柄鶏に負けていませんでした。

キッチン鶏肉の新鮮な身の色は赤、皮は黄色

鶏肉の新鮮な身の色は赤、皮は黄色 イメージ

鶏肉は肉の中でも、とくに鮮度が重要です。ですので、いかに新鮮なものを選ぶかが大事。消費期限のラベルは必ずチェックしましょう。身は赤みがあるもの、皮は黄色いほうが新鮮です。

【身の部分】白っぽいのは×。赤さとツヤを見る

【身の部分】白っぽいのは×。赤さとツヤを見る イメージ

ツヤがあり、赤みがあるものが新鮮。白いものやパサつきがあるものは、消費期限間近であり味が落ちることもあります。

【皮の部分】皮は黄色いほうが白っぽいものより旨みあり

【皮の部分】皮は黄色いほうが白っぽいものより旨みあり イメージ

皮は黄色みがあるほうが新鮮。白っぽいものや、色がくすんで見えるものは鮮度が落ちているので臭みが強いです。

【ラベル】鶏肉は鮮度が命! ラベルは絶対確認

【ラベル】鶏肉は鮮度が命! ラベルは絶対確認 イメージ

ラベルの消費期限はチェック必須。1日でも期限が先のものを選びましょう。

キッチンニッスイのシーフードミックスは味とバランスが圧倒的

ニッスイのシーフードミックスは味とバランスが圧倒的 イメージ

ニッスイ
ボイル シーフードミックス
実勢価格:450円

内容量:160g

手軽にシーフードカレーを作りたいときに便利なシーフードミックス。各社のものを食べ比べてみたところ、差が出たのがイカでした。

乱切りにしたものよりも輪切りになっているもののほうが噛みごたえがしっかりしていて食感がよく、アサリよりもタコが入っているもののほうが臭みが気になりませんでした。

ニッスイ「ボイル シーフードミックス」は具の甘みがきちんとあり、ちょっとお高めな価格も納得のクオリティです。

良食感の輪切りのイカがポイント

良食感の輪切りのイカがポイント イメージ

ニッスイ「ボイル シーフードミックス」のイカは大きさがあって輪切りで食感もいいです。また、やわらかくて食べやすいです。

良食感の輪切りのイカがポイント イメージ2

格安品はイカが大きく乱切りで、ほかの具と一緒に食べると食感が悪かったです。

臭みのないタコが入っているのも高評価

臭みのないタコが入っているのも高評価 イメージ

ニッスイ「ボイル シーフードミックス」は、アサリをタコにすることで、臭みの原因を解消。食感も変わります。

臭みのないタコが入っているのも高評価 イメージ2

格安品は、しじみサイズの小さなアサリが入っていても、単体だと臭みだけでほぼ味はありません。

キッチン豚肉は身と脂の色がハッキリしているものが鮮度◎

豚肉は身と脂の色がハッキリしているものが鮮度◎ イメージ

豚肉の鮮度は赤身と脂身の色でチェックできます。ピンクの赤身と白い脂身、やっぱり見た目のよいものがイイです。

【赤身】ツヤのあるピンクが鮮度のよい証

【赤身】ツヤのあるピンクが鮮度のよい証 イメージ

豚肉の鮮度を知るにはまず赤身をチェックしましょう。白っぽくくすんだものよりも、ピンク色でツヤツヤしたものが新鮮でおいしいです。

【脂身】赤身との区別がはっきり出るくらい白いものがイイ

【脂身】赤身との区別がはっきり出るくらい白いものがイイ イメージ

豚肉の脂は、白ければ白いものほど良質で新鮮。逆に黄色っぽいものは避けるべきです。赤身との境目の色の違いがはっきりしたものを選んでみてください。

キッチンイベリコ豚は最高ランク「ベジョータ」を狙う

イベリコ豚は最高ランク「ベジョータ」を狙う イメージ

輸入豚のなかでもとくに人気の高い「イベリコ豚」には、じつはランクがあるんです。

イベリコ豚は最高ランク「ベジョータ」を狙う イメージ2

最高ランク「ベジョータ」は、どんぐりを食べ放牧で育ったもので希少。この表記がないことも多いですが、もし見つけたらぜひゲットしてみてください。

キッチン「解凍」表示のあるひき肉は避けたほうが正解

「解凍」表示のあるひき肉は避けたほうが正解 イメージ

牛肉は主にチルド販売ですが、スーパーのひき肉は冷凍ものが中心。冷凍肉をスーパーでミンチにしているのは、生肉をミンチにするとコストがかかるから。

家庭で解凍するのと違って味が極端に落ちるわけではないですが、一度冷凍されている分、再冷凍には不向きというデメリットも。味を重視したいなら「解凍」ではないものがベターです。

キッチン泥つきにんじん以外は皮をむかなくてもOK

泥つきにんじん以外は皮をむかなくてもOK イメージ

そもそも、にんじんの皮は白っぽい色をしており、泥を落とす機械にかける際に、一緒にむかれてしまいます。

つまり、スーパーで売られているものは、すでに皮がむかれた状態のもの。なので、あなたがピーラーでむいていた薄い皮だと思われている部分には、うまみ成分が豊富に含まれているので、丸ごと使うのがベター。むかずにカレーに入れましょう。

以上、カレー作りにおすすめな、肉やシーフードミックスなど美味しい食材の見分け方を紹介しました。

カレー以外でも活用できるワザばかりなので、ぜひマネしてみてくださいね。

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