家電ソニー「REON POCKET3」

ソニー「REON POCKET3」 イメージ
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ソニー
REON POCKET3
実勢価格:1万4850円

サイズ・重量:W54×D116×H20mm・約92g
使用温度範囲(動作環境):5℃-40℃
通信方式:Bluetooth® 5.0 Low Energy

「REON POCKET3」はソニーが発売する「着る空調」です。首の付け根を直接冷やす、または温めることで空調の役割を果たします。

ソニー「REON POCKET3」 イメージ2

オススメしてくれた山本さんは「アラフィフなので、最近のツラい夏はもうこれがないと乗り越えられない。取材先への移動などで活躍してくれています」と手放せない様子。

また、冬には前モデルの製品をポケットカイロとして活用。オールシーズンで携帯しているとのことです。

山本敦 氏
デジタルライター
山本敦 氏 のコメント

お風呂上がりの一杯のときにも装着して、目いっぱい涼んでいます!

ここからは、実際に編集部で使ってみたレビューです。

家電初めは「アレ?」と思うかもしれません

初めは冷房の効いた室内だったので「アレ? あんまり冷たくも涼しくもない……」と思ったのですが、しばらく使っていると、首の付け根にひんやりとした感覚が続き、心地よく感じます

真夏の屋外に出ると、より冷たさを感じましたが、背中に汗をかき始めてしまうと、やや効果が減るうえに、完全防水ではないので注意が必要です。また、メーカーが「熱中症対策にはあまりならない」と明言していることも覚えておきましょう

金属部分の接触で冷感&吸熱!

金属部分の接触で冷感&吸熱! イメージ

肌に触れる部分はステンレス製。範囲は意外と狭いです。この部分が半導体によって冷却されることで冷たくなり、吸熱もしてくれます。

直接肌に触れたほうが、より効果があります。ただ、直接肌に触れることが気になる場合は、別売りのシリコンコーティングシートを使ってみると良いでしょう。

専用のネックバンドは引っ掛けるだけ

専用のネックバンドは引っ掛けるだけ イメージ

別売りのネックバンドは後ろから背負うように装着します。軽くて装着感はいいです。

Tシャツでは襟元からバンドが見えてしまいますが、Yシャツのような襟のある服の場合は、目立ちません。本体を引っ掛けるだけでカンタンに固定できます。

バンド部分の角度を調整できますが、冷却箇所がちょうどよく当たるよう調整するのは少し難しいです。また、使用時の吸気と排気の音は装着しているとやや気になりました。

スマホ操作がかなり便利!

スマホ操作がかなり便利! イメージ

空調の強弱の調整やオン・オフは、専用のスマホアプリから行えます。数回のタップで起動から接続まで可能。

強弱は1〜4の4段階でマニュアル操作で調整できるほか、自動で調整を行ってくれる「SMART」、扇風機のリズム機能のように一定間隔で強弱が切り替わる「WAVE」の2つのモードから選べます。

バッテリーはもう少し持って欲しい

バッテリーはもう少し持って欲しい イメージ

冷却力MAXで使用していると、7〜8時間ほどの使用でバッテリー切れになりました。

充電はType-Cケーブルで、モバイルバッテリーなどにつなぎながらの運転も可能。ただし、冷房時の連続運転が8時間を超えると自動停止するので、1日中ずっとというわけにはいきません。

家電長時間の外出より"ちょっとそこまで"のときに活躍

以上、デジタルライターの山本敦さんおすすめのソニー「REON POCKET3」でした。

実際に使用してわかったのは、長時間の外出や炎天下での作業時に使うのではなく、もっとスポット的な使い方がオススメということ。

家から駅までの短時間の移動や、オフィスで同僚に寒いと言われて冷房を弱くしなければならないとき、お風呂上がりに涼みたいときなどに活躍します。

劇的という訳ではありませんが、一台あると快適で、一度使ってしまうと手放せない気持ちがわかりました。

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