ケーブル忘れやかさばるのが嫌なら ケーブル内蔵タイプがおすすめ!
外出先でうっかり充電切れ……。そんなアクシデントを防ぐにはやっぱりモバイルバッテリーを携帯するのがおすすめです。
さらに、モバイルバッテリーはあるのにケーブルがない!という事態をなくしてくれるのが、オールインワンタイプのケーブル内蔵モバイルバッテリー。ケーブルを別途持ち運ぶなどのわずらわしさが減り、快適さにぐんとアップしますよ。
モバイルバッテリー選びで 重要な2つのポイントはこちらです
モバイルバッテリーにはさまざまな製品がありますが、選ぶときに注意したいポイントは「充電速度」と「実容量」。この2つは、スペック表記と実際とでは差があることが多くあります。
今回の検証では、実容量が多く、しっかり充電できる電力の強さに注目しました。
チェックしたのは以下の3項目です。
チェック項目1:実容量
満充電状態のモバイルバッテリーを家電製品に接続して、バッテリーがなくなるまで稼働させることで実容量を計測。公称値からのロス率が40%以下なら優秀製品です。
チェック項目2:携帯性
携帯して使うモバイルバッテリーだけに、サイズや重量も大切。重量やサイズを計測したほか、バッグに入れたときの収まりのよさなども確認しました。
チェック項目3:使いやすさ
Type-CやLightningケーブルなど、対応している端子の種類をチェック。そのほか「Power Delivery(PD)」や「QuickCharge(QC)」などの急速充電規格の有無も評価に入れました。
それでは、ケーブル内蔵モバイルバッテリー9製品のランキング発表です!
速度も容量もナンバーワン 直繋ぎが便利なomkuy
omkuy
モバイルバッテリー 10000mAh
実勢価格:3880円
▼テスト結果
実用量 :◎(6133mAh)
携帯性 :△
使いやすさ:◎
見事ベストバイに輝いたのはomkuy。
充電速度も実容量も9製品中1位という好成績で、充電速度については公称値とほぼ同じ約10Wをマークしています。
ややサイズは大きいですが、主要3種(Type-C、Lightning、micro USB)の充電ケーブルを内蔵しているのはやはり便利。しかも、本体背面のコンセントに直繋ぎしたまま充電もできるなど、使いやすさもバツグンでした。
ポイント1:抜群の使いやすさ
内蔵ケーブルは3種類でUSB出力ポートも搭載。本体をコンセントに直繋ぎできるので、ケーブルを忘れたときも本体に充電できるのはけっこう便利です。
ポイント2:電圧の強さは最強レベル
電流電圧計のテスト(※)で約10Wという電圧をマーク。スペック表記と差がありません。充電速度も十分期待できます。
※電圧の計測:Type-C対応の電流電圧計とモバイルバッテリー、iPad Pro(2018年モデル)をType-Cケーブルで接続して電流と電圧を計測
ポイント3:実容量はトップクラス
実容量テストでは公称値10000mAhに対して6133mAhという結果。ロス率約38%で他を圧倒する優秀な実容量でした。
これ1台で、スマホはもちろんワイヤレスイヤホンやタブレットなどさまざまなものを充電できて、わずらわしいケーブルも不要。まさにベストにふさわしい1台といえます。
持ち運びやすいスマホサイズ 扱いやすさ抜群のTSUNEO
TSUNEO
モバイルバッテリー 10000mAh
実勢価格:2380円
2位はTSUNEOです。実容量は6058mAhと優秀で、電圧の強さも4.6Wとまずまず。内蔵ケーブルは3種と豊富で、サイズはスマホくらいなので扱いやすいです。
液晶が見やすくて Qi対応がありがたいNakyo
Nakyo
モバイルバッテリー Qi 10000mAh
実勢価格:2930円
3位はNakyoです。電圧の強さは4.7W、実容量はロス率は約42%。ケーブルは3種内蔵で液晶も見やすいです。サイズはスマホより大きめですが、Qi対応なのは便利です。
以上、3位までがオススメの3製品です。続いて4位以下もご覧ください。
4位: 電圧・実容量は及第点キープも
やや重めだったKYOKA
KYOKA
モバイルバッテリー 12000mAh
実勢価格:2380円
4位はKYOKA。電圧の強さは4.7Wで、実容量のロス率は約54%と及第点をキープ。サイズはスマホくらいですが、重量は248gでやや重めです。
5位: 内蔵ケーブルは2種で
Type-CがなかったTSUNEO
TSUNEO
モバイルバッテリー 10000mAh +POWER
実勢価格:2280円
5位はTSUNEOの10000mAh +POWERです。電圧の強さは4.6W、実容量のロス率は約53%。内蔵ケーブルはLightningとmicro USBの2種類で、Type-Cがないのはちょっと惜しいところです。
6位: 内蔵はmicro USBだけだが
変換アダプタ付属のHOKONUI
HOKONUI
モバイルバッテリー 10000mah
実勢価格:2400円
HOKONUIは電圧の強さは4.5W、実容量のロス率約56%。内蔵ケーブルは、micro USB1本だけでLightningとType-Cの変換アダプタを付属します。
7位: 内蔵ケーブルは1本だけど
携帯性を重視するTindon
Tindon
モバイルバッテリー 8000mAh
実勢価格:2350円
Tindonは電圧の強さは4.7W、実容量のロス率は55%。ケーブルは1本ですがコンパクトで薄型なので、携帯性を重視するなら優れた1台といえます。
8位: やや重いけど
PD・QC対応のiWALK
iWALK
モバイルバッテリー 10000mah SECRETARY+
実勢価格:2980円
iWALKは電圧の強さは4.6W、実容量のロス率約47%。重量は358gと他よりも重めですが、PD(18W)とQC対応なので使い勝手は十分です。
9位: 実容量のロス率が惜しけど
対応端子は3種のMOXNICE
MOXNICE
モバイルバッテリー 10000mah
実勢価格:2399円
※リンク先は色違いの商品です。
今回9位はMOXNICE。電圧の強さは4.5Wですが、実容量のロス率が約65%とやや残念な結果でした。ケーブルはmicro USB1本に、Type-CやLightningのアタッチメントが付属しています。
以上、ケーブル内蔵モバイルバッテリー9製品ランキングでした。
今回1位のomkuyは、容量も速度も使いやすさもそろった1台です。
ケーブル内蔵モバイルバッテリーをお探しでしたら試してみてくださいね!
実容量テストでは9製品中1位の成績を収めています。