出力Upでより高速化。新世代Qiバッテリーを検証
いまやスマホのお供に欠かせないモバイルバッテリー、なかでもスマホとケーブル接続なしで充電できるQi規格のワイヤレスモバイルバッテリーは、人気があります。
2023年11月にアップルの「MagSafe」を元にした新規格「Qi2」がスタート。「Qi」は、iPhoneでのワイヤレス充電時の最大出力が7.5Wまででした が、Qi2は最大15W充電に対応。 マグネットで固定でき、充電がしやすくなりました。また、「Qi」製品も充電速度を強化しています。
そこで今回は、雑誌『家電批評』編集部がワイヤレスモバイルバッテリー8製品を集めて検証。充電出力15W対応モデルを、有線や使い勝手、悩ましい充電時の発熱も含めてチェックしました。
ワイヤレスモバイルバッテリーの選び方は?
8つの項目をテストしてスコア化しました!
テスト1:実容量
実際の容量を測定しました
フル充電したバッテリーを一定条件で放電し、空になるまでの電圧を測定。スマホへの充電利用を想定してバッテリーの実容量を算出しました。
テスト2:携帯性
重さやサイズをチェック!
本体の重さやサイズ、薄さを評価。マグネットでスマホにしっかり装着できるか、装着したままでスマホ操作ができるかを実使用にてチェックしました。
テスト3:無線充電速度
ワイヤレスでの充電速度を測定
バッテリー残量20%のスマホを各製品にマグネットでワイヤレス装着。10分後・20分後にスマホのバッテリー回復量を測定しました。
テスト4:優先充電速度
ケーブル接続で充電速度を測定
モバイルバッテリーとスマホをUSBケーブルで接続し、スマホを充電。バッテリー残量が100%→0%になるまでの時間を測定して、充電速度を算出しました。
テスト5:安定性(発熱)
表面温度を測定しました
充電直後のスマホと本体の温度をサーモカメラで撮影。充電前の表面温度と、直後の表面温度を比較。本体を触っての体感温度も評価しています。
テスト6:ポート
USBなどの入力ポート数
各製品に搭載されているUSB端子などの数とともに、ワイヤレス充電と有線充電が同時にできるパススルー充電への対応も評価しました。
テスト7:スペック
カタログ数値を評価しました
ワイヤレス充電の規格や容量、無線・有線充電時の最大出力といった基本スペックを採用。さらに、Apple Watch充電ポートなどの付加機能も評価しました。
テスト8:使い勝手
スタンドや付加価値
充電時に使いやすい機能や工夫があるかをチェック。バッテリー残量のわかりやすさや、充電終了時間表示など、製品の特徴も評価しました。
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | ||||||||||||||||
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アンカーAnker MagGo Power Bank (10000mAh)
|
|
66mm |
20mm |
105mm |
250g(約) |
10000mAh |
USB-C×1(入出力) |
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CIOSMARTCOBY Ex SLIM Qi2&Cable
|
|
65.5mm |
16.2mm |
91mm |
138g(約) |
5000mAh |
USB-C×2(入出力) |
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ベルキンBoostCharge Pro Qi2 15W 10000mAh
|
|
107mm |
68mm |
197mm |
223g(約) |
10000mAh |
USB-C×1(入出力) |
|||||||||
アンカーAnker MagGo Power Bank (6600mAh)
|
|
62mm |
25mm |
109mm |
250g(約) |
6600mAh |
USB-C×1(入出力) |
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HIDISCHD2-MBAC PD65W 10TG
|
|
75mm(約) |
30mm(約) |
96mm(約) |
315g(約) |
10000mAh |
USB-C×2、USB-A×1(出力)、AC×1 |
|||||||||
ベルキンBoostCharge Pro Qi2 15W 5000mAh
|
|
95mm(約) |
65mm(約) |
132.7mm(約) |
141g(約) |
5000mAh |
USB-C×1 |
|||||||||
浜田電機ハマケンワークス HWB50AW
|
|
98mm(約) |
65mm(約) |
12mm(約) |
140g(約) |
5000mAh |
USB-C×1 |
|||||||||
マテックMagOn 10000
|
|
104mm(約) |
69mm(約) |
12.76mm(約) |
168g(約) |
10000mAh |
USB-C×1 |
【1位】アンカー「MagGo Power Bank(10000mAh)」
- アンカーAnker MagGo Power Bank (10000mAh)
- 実勢価格: ¥7,990〜
11/12(火)23:59 まで!Amazonで見る¥9,990〜
11月11日(月)1:59 まで!楽天市場で見る¥7,990〜
- 実容量
- 携帯性
- 無線充電速度
- 有線充電速度
- 安定性(発熱)
- ポート
- スペック
- 使い勝手
充電中にスマホが熱くならない! 充電速度と使いやすさを兼備
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキング1位でベストバイは、A+評価のアンカー(Anker)「MagGo Power Bank(10000mAh)」。
Qi2対応機で、今回検証した複数の検証項目で8製品中トップを獲得しました。
特にワイヤレス充電が優秀で、バッテリー残量20%のiPhone 15を20分間充電すると、残量48%まで回復。さらに、USB Type-Cケーブルでの有線充電も8製品中最速。そして、バッテリーの実容量も8製品中トップです。
充電時に発熱はありますが、外装の素材のおかげか、あまり熱を感じず、スマホの温度もさほど上がりません。長時間充電時はほぼ変化がなく、有線充電時も同傾向で安心して使えました。
使い勝手もよく、残量とバッテリーへの充電完了時間がわかる液晶は優秀。スマホごと支えられるスタンドも重宝しますが、横置き時には安定しないのは残念です。
重量があるため、スマホ裏に装着しての使用は厳しいですが、それ以外は完璧です。
大容量なので無線・有線どちらもガンガン使いこなしたい人におすすめです。
- 幅
- 66mm
- 奥行
- 20mm
- 高さ
- 105mm
- 重量
- 250g(約)
- 容量
- 10000mAh
- ポート数
- USB-C×1(入出力)
- 型番
- A1654
性能・使い勝手は◎! 日常的に使いまくる人へ
アンカー「MagGo Power Bank(10000mAh)」は、ほとんど検証項目で優秀な評価を獲得。約250gとやや重いので、スマホ裏に装着しての使用は厳しいですが、それ以外は完璧です。
バッテリー実容量ランキング
ガッチリとホールドでき安心+確実な充電
無線充電時の位置ズレなし!
iPhoneなどMagSafe対応機だと、マグネットがガッチリとホールド。即座に充電がスタートするので使いやすいです。無線充電時の位置ズレがなく、充電ミスがほぼないので安心!
液晶画面で残量と終了時間がわかる!
見やすくて結構正確です!
側面の液晶画面では数字と円グラフで残量を表示。さらに充電の所要時間まで計算してくれます。この時間が割と正確なので、目安以上に使えます。
最大27Wでスマホを充電できる!
給電速度も結構速い!
無線充電時の最大出力15Wですが、有線充電の仕様は最大出力27Wと強力! パススルー充電でスマホ2台の同時出力も高速です。また、給電速度も結構速いです。
温度は上がるが熱を感じさせない
体感温度は低め。安定した充電!
サーモ映像は高熱に見えますが、実際はあまり熱くならず、スマホのバッテリー温度は30℃強で推移。本体も熱くなりません。
意外にも不安定なスタンド
スタンドの横置きは実用性ほぼなし!
本体裏面にはスタンドを装備しています。縦置きならスマホを装着してもOK。ただ、横置きにするとグラついてあまり実用に耐えません。
姉妹機の大きさを比較
Anker「MagGo Power Bank(10000mAh)」と同シリーズで今回8製品中4位のAnker「MagGo Power Bank(6600mAh)」を比較してみました。
Anker「MagGo Power Bank(10000mAh)」(写真左)と、今回8製品中4位のAnker「MagGo Power Bank(6600mAh)」(写真右)を比較。
バッテリー容量に差があるにも関わらず、両者はほぼ同じサイズ。テストした8製品中ではずっしり感があります。
【2位】CIO「SMARTCOBY Ex SLIM Qi2&Cable」
- 実容量
- 携帯性
- 無線充電速度
- 有線充電速度
- 安定性(発熱)
- ポート
- スペック
- 使い勝手
ケーブル内蔵で使い勝手良好!コンパクトなQi2機の逸品
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキング2位は、A評価のCIO「SMARTCOBY Ex SLIM Qi2&Cable」。
バッテリー実容量のロス率ではトップ級。無線・有線の充電速度も良好で、小さく、軽くて携帯性も優秀です。
USB-Cケーブルが本体にビルトインされ、充給電で重宝します。しかも液晶付きで低価格。スタンドなしが惜しいです。
- 幅
- 65.5mm
- 奥行
- 16.2mm
- 高さ
- 91mm
- 重量
- 138g(約)
- 容量
- 5000mAh
- ポート数
- USB-C×2(入出力)
無線・有線どっちもお手軽。スマホと一緒に持ち歩ける
高評価の最強バッテリー。特に有線充電と本体への電源供給(給電)が速く、モバイルバッテリーとしても優秀です!
手のひらサイズでとても軽い!
手のひらにすっぽり収まる小ささ。液晶表示で残量がひと目でわかるのが◯。
脱着可能なケーブルが便利
側面に入出力両対応で取り外しのできる約20cmケーブルがビルトイン!
USB-Cケーブルでスマホと接続し、ボタン長押しすると最大20Wの有線充電可能。速度重視の人にもおすすめ!
【2位】ベルキン「BoostCharge Pro Qi2 15W 10000mAh」
- ベルキンBoostCharge Pro Qi2 15W 10000mAh
- 実勢価格: ¥10,000〜
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11月11日(月)1:59 まで!楽天市場で見る¥10,000〜
- 実容量
- 携帯性
- 無線充電速度
- 有線充電速度
- 安定性(発熱)
- ポート
- スペック
- 使い勝手
無線も有線も充電は速め! 大容量+スピード重視派向け
同じくワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキング2位は、A評価のベルキン(Belkin)「BoostCharge Pro Qi2 15W 10000mAh」。
今回8製品中6位のベルキン「BoostCharge Pro Qi2 15W 5000mAh」と共通のデザインですが、スペックは本機が優位です。
特に、無線・有線の充電速度は今回8製品中1位のアンカー「MagGo Power Bank(10000mAh)」に肉薄。実容量評価でもほぼ最高評価を達成。スタンドも使いやすくて高評価です。
ただ、重さと充電時に高温になるのが弱点かも。
- 幅
- 107mm
- 奥行
- 68mm
- 高さ
- 197mm
- 重量
- 223g(約)
- 容量
- 10000mAh
- ポート数
- USB-C×1(入出力)
- 型番
- BPD008BTBK
無線+有線2ポートで3台同時充電OK
充電速度の速さがウリで、3台同時充電にも対応。本体裏面のスタンドが優秀で、縦横どちらでも使えて便利です。
縦横両方で安定します
やや重めのボディとスマホ装着でも安定しているスタンド。縦・横兼用可能です。
残量表示がやや見づらい
バッテリー残量表示は裏面のインジケーター。小さいのでやや見にくいです。
1位のアンカー「MagGo Power Bank(10000mAh)」にほぼ並ぶ性能ですが、スタンドはベルキン「BoostCharge Pro Qi2 15W 10000mAh」のほうが安定。発熱が高いのと、残量表示が見にくいのが残念です。
【4位】アンカー 「MagGo Power Bank(6600mAh)」
- アンカーAnker MagGo Power Bank (6600mAh)
- 実勢価格: ¥5,490〜
11/12(火)23:59 まで!Amazonで見る¥5,490〜
11月11日(月)1:59 まで!楽天市場で見る¥8,990〜
- 実容量
- 携帯性
- 無線充電速度
- 有線充電速度
- 安定性(発熱)
- ポート
- スペック
- 使い勝手
スタンド型がユニーク!
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキング4位は、A評価のアンカー(Anker)「MagGo Power Bank(6600mAh)」。
大きさはと同シリーズの「MagGo Power Bank(10000mAh)」とほぼ同等ですが、本機はスタンド型。スタンド角度は安定して調整できますが、その分重い!
- 幅
- 62mm
- 奥行
- 25mm
- 高さ
- 109mm
- 重量
- 250g(約)
- 容量
- 6600mAh
- ポート数
- USB-C×1(入出力)
- 型番
- A1643021
【5位】磁気研究所「HIDISC HD2-MBAC PD65W 10TG」
- HIDISCHD2-MBAC PD65W 10TG
- 実勢価格: ¥9,888〜
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- 実容量
- 携帯性
- 無線充電速度
- 有線充電速度
- 安定性(発熱)
- ポート
- スペック
- 使い勝手
合計4台の同時充電可能!ACプラグ付きの万能モデル
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキング5位は、A評価の磁気研究所「HIDISC HD2-MBAC PD65W 10TG」。
残量を表示する液晶と計3基のUSBポートを搭載したモデルで、ワイヤレスとUSB3ポートで4台同時充電が可能です。約315gと重めですが、充電器兼用モババ(モバイルバッテリー)として使い勝手抜群な製品です。
- 幅
- 75mm(約)
- 奥行
- 30mm(約)
- 高さ
- 96mm(約)
- 重量
- 315g(約)
- 容量
- 10000mAh
- ポート数
- USB-C×2、USB-A×1(出力)、AC×1
- 型番
- HD2-MBACPD65W10TGWH
入力はAC専用! ボディはヘビー級
本体は重く大きめですが、USB3ポートとACプラグもあります。バッテリーへの入力はACオンリーです。
バッテリー残量もひと目でわかる!
液晶のほか、USB-Cが2、USB-Aが1ポート搭載。LED画面が便利。バッテリー残量がひと目でわかります。
給電はACオンリー。満充電まで2時間強
AC接続時の有線充電は最大65W出力、モバイル時は最大45W出力の充電が可能。給電はACのみで、満充電まで2時間強です。
ワイヤレス充電ときは熱さは感じませんが、スマホ側がセーブしたのか、5W前後の出力に落ち着いていました。
【6位】ベルキン 「BoostCharge Pro Qi2 15W 5000mAh」
- ベルキンBoostCharge Pro Qi2 15W 5000mAh
- 実勢価格: ¥7,000〜
11/12(火)23:59 まで!Amazonで見る¥7,000〜
11月11日(月)1:59 まで!楽天市場で見る¥8,337〜
- 実容量
- 携帯性
- 無線充電速度
- 有線充電速度
- 安定性(発熱)
- ポート
- スペック
- 使い勝手
Qi2対応!小型さが魅力
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキング6位は、A評価のベルキン(Belkin)「BoostCharge Pro Qi2 15W 5000mAh」。
軽量・コンパクトのQi2機。スタンド付きで使いやすいですが、ワイヤレス充電時の最大出力が12Wなのが惜しいです。
- 幅
- 95mm(約)
- 奥行
- 65mm(約)
- 高さ
- 132.7mm(約)
- 重量
- 141g(約)
- 容量
- 5000mAh
- ポート数
- USB-C×1
- 型番
- BPD006BTWH
【7位】浜田電機「ハマケンワークス HWB50AW」
- 浜田電機ハマケンワークス HWB50AW
- 実勢価格: ¥4,199〜
11/12(火)23:59 まで!Amazonで見る¥4,199〜
11月11日(月)1:59 まで!楽天市場で見る¥6,979〜
- 実容量
- 携帯性
- 無線充電速度
- 有線充電速度
- 安定性(発熱)
- ポート
- スペック
- 使い勝手
Apple Watchとスマホの同時充電可
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキング7位は、浜田電機「ハマケンワークス HWB50AW」。
軽量&コンパクトなワイヤレスモバイルバッテリーです。熱を伝えにくいボディ材質のおかげで長時間充電も安心。実容量、充電速度も水準以上です。
- 幅
- 98mm(約)
- 奥行
- 65mm(約)
- 高さ
- 12mm(約)
- 重量
- 140g(約)
- 容量
- 5000mAh
- ポート数
- USB-C×1
- 型番
- HWB50AW-WH
【8位】マテック「 MagOn 10000」
- マテックMagOn 10000
- 実勢価格: ¥7,990〜
11/12(火)23:59 まで!Amazonで見る¥7,990〜
11月11日(月)1:59 まで!楽天市場で探す
- 実容量
- 携帯性
- 無線充電速度
- 有線充電速度
- 安定性(発熱)
- ポート
- スペック
- 使い勝手
大容量だけど薄型&軽量
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキング8位は、マテック(MATECH)「MagOn 10000」。
10000mAhモデル中トップ級の薄さ。スマホに装着しやすいですが、発熱はやや高め。無線・有線の充電は速めです。
- 幅
- 104mm(約)
- 奥行
- 69mm(約)
- 高さ
- 12.76mm(約)
- 重量
- 168g(約)
- 容量
- 10000mAh
- ポート数
- USB-C×1
テストしてわかった! ココに注目
検証の結果、実スペックも重要ですが、付加機能や使い勝手が製品選びを大きく左右することがわかりました。もっとワイヤレス充電を活用するための3点を以下で紹介します。
Qi2はAndroidスマホでは微妙!? MagSafe対応リングが必須!
Androidスマホはマグリングが必須!
MagSafe登場以来、マグネットリングで固定しての充電が一般化。Androidはそれでも位置合わせが難しく、スマホの側の制限のせいで15W入力ができない例もあります。
iPhoneも15W充電非対応機があり、またMagSafe非対応ケースでは充電不可の場合もありますので、ご注意を!
スタンドは、ながら充電に便利! ただし、強度に不安のあるモデルも
強力なマグネットで縦横どちらも安定!
小さなスタンドも出使い勝手は上々!
スタンドを持つ製品は多く、充電中にスマホを見るのに便利です。
iPhoneなどマグネット対応機から、非マグネットのスマホにまで対応できるものもあります。安定度と使いやすさで選びましょう。
ベルキン社製品のスタンドは小さくても安定度が高く、おすすめです。
電源ONや残量表示が見にくい
アンカーは充電中も見やすい
ハマケンワークスはやや小さめ
ベルキンは本体の裏面にあり
マテックは割と視認性良好
バッテリー使用時に絶対必要な情報表示ですが、意外と見にくい製品が多いもの。インジケーター表示にも一長一短あるので見極めが大切です。
インジケーターは反応がよくないものや、表示が見にくいものも。見やすさ重視なら液晶搭載機です。
まとめ:性能重視ならQi2機
以上、ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめランキング8選でした。
今回テストした8製品はいずれもQi2もしくは、Qi規格に対応のモデルをチョイスしています。
Qi2規格は、AppleのMagSafe規格を基本とし、従来のワイヤレス充電時に最大7.5Wしかできないという弱点を解消。iPhone12以降の多くの機種で15Wワイヤレス充電が可能になりました。今後、ワイヤレス充電ではQi2が必須となりそうです。
その一方、近年発売のQiモデルは安定性と高速充電を両立した新世代仕様となっています。最新機種のほとんどが最大15Wのワイヤレス充電に対応。ただ、Qi2機のほうがまだまだスペック上で優位性があります。Qi対応機でも、一部のアンドロイドスマホでは仕様上15W充電が可能です。
ランキングを見ると、やはり1~4位までをQi2対応モデルが独占。これらで目立ったのは、充電時に本体やスマホが高い温度になっても、充電効率があまり落ちなかったことです。
このため、発熱しやすいワイヤレス充電でも安定した成績を記録していると考えられます。また、USB Type-Cケーブルでの有線充電も優秀なテスト結果を記録。モバイルバッテリーとしても十分に活躍できる実力を備えていることがわかりました。
また、Qi機にもそれぞれ個性があり、十分に活躍できるテスト結果を残しています。iPhoneへの15W充電には非対応ですが、アンドロイド機では規格上可能。ですが、テスト結果を見ると、スマホが高温対策で入力制限を行うためか、アンドロイド機でもワイヤレス充電時は5〜7.5W充電出力でとどまることが多いようでした。
製品選びのポイントは、価格と性能、そしてサイズのバランスです。用途を考え、マッチするモノを探しましょう。
ランキングを見ると、やはり1~4位までをQi2対応モデルが独占。これらで目立ったのは、充電時に本体やスマホが高い温度になっても、充電効率があまり落ちなかったことです。このため、発熱しやすいワイヤレス充電でも安定した成績を記録していると考えられます。
また、USB-Cケーブルでの有線充電も優秀なテスト結果を記録。モバイルバッテリーとしても十分に活躍できる実力を備えていることがわかりました。
Qi機でもそれぞれ個性があり、十分に活躍できるテスト結果を残しています。iPhoneへの15W充電には非対応ですが、アンドロイド機では規格上可能。ですが、テスト結果を見ると、スマホが高温対策で入力制限を行うためか、アンドロイド機でもワイヤレス充電時は5〜7.5W充電出力でとどまることが多いようでした。
製品選びのポイントは、価格と性能、そしてサイズのバランスです。用途を考え、マッチするモノを探しましょう。
ベストバイに輝いたアンカー「MagGo Power Bank(10000mAh)」は、高評価の最強バッテリー。特に有線充電と本体への電源供給(給電)が速く、モバイルバッテリーとしても優秀です!
記事を参考にお気に入りを見つけてください。
ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめ
アンカー
MagGo Power Bank (10000mAh)
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ロス率が低く、実容量はAnkerがトップです。