あると便利な旅のお役立ちアイテムはどれ?
コロナ禍で、旅行を我慢してきたという方は多いのではないでしょうか。そんななかでも、旅に便利な家電たちは進化を続けてきました。
そこで、本音の家電ガイド『家電批評』では、また旅に気軽に行けるときが来たら役立ちそうなものを探し、旅ガジェットの検証を行いました。旅でなくとも、密を避けた1人でのお出かけで楽しめるものもありますよ。
今回は、Androidユーザーにおすすめの紛失防止タグ「Tile Pro2022」を紹介します。
Android向けの紛失防止タグ「Tile Pro2022」を検証!
紛失防止タグというと、iPhoneユーザーにはAppleのAirTagが人気です。でも、Androidユーザーは何がいいのでしょうか? そこで今回は、Androidユーザーにおすすめの紛失防止タグ「Tile Pro2022」をレビューします!
検証方法:タグを隠して都内を探索!
テストでは、任意の場所(新宿駅のコインロッカー) にタグを隠して、1日後に捜索を開始しました。
1:置き忘れを想定して1日後にタグの位置を探索
まずはじめに各タグがクラウド追跡を行えているかを確認。その次に居場所を特定できるかを確認しました。
2:盗難を想定しタグを持ち運び30分後に居場所を探索
直線距離で6kmほどの場所に移動されたタグを30分後に追跡開始。通知の有無、各タグがコミュニティを活用できているかを確認後、実際にたどり着けるかテストしました。
Tile製品の最上位機種 Tile「Tile Pro 2022」
Tile
Tile Pro 2022
実勢価格:4300円
サイズ・重量:W59×D34×H7.7mm・11g
▼テスト結果
- 見つけやすさ:○
- 音量(実測値):104.8dB
- クラウド追跡方法:Tileコミュニティ+公共施設
- ディスプレイ検知:信号探知
- 接続距離:120m
- 電池寿命:1年
- 電池交換:○
「Tile Pro 2022」は、接続距離が120mと広いTile 製品の最上位機種。検証時もアプリ起ち上げ後間もなくタグ位置を補足しました。
テストで判明:都心部はOK! ただ郊外は厳しいかも
非Appleでクラウド検出されたのはTileコミュニティだけ。Tileは網にかかりやすいのがメリットです。ただし、人が少ない郊外の場合はTileのクラウド機能でも網にかからない恐れがあります。
Tileは、使い方に合わせてタグ形状を選べる!
Tileは入れるモノの形状によってカード型やコイン型を選べます。
カード型:「Tile Slim 2022」
Tile
Tile Slim 2022
実勢価格:3209円
▼テスト結果
- 見つけやすさ:○
- 音量(実測値):98.5dB
- クラウド追跡方法:Tileコミュニティ+公共施設
- ディスプレイ検知:信号探知
- 接続距離:75m
- 電池寿命:3年
- 電池交換:×
「Tile Slim 2022」は、アプリ上でのタグ捕捉精度は「Tile Pro」と同等ですが、接続距離がProより短いため、最後の探知は一歩およばずでした。
スリムなカード型なら財布にも入れやすいです。
コイン型:「Tile Sticker 2022」
Tile
Tile Sticker 2022
実勢価格:3780円
▼テスト結果
- 見つけやすさ:○
- 音量(実測値):99.9dB
- クラウド追跡方法:Tileコミュニティ+公共施設
- ディスプレイ検知:信号検知
- 接続距離:75m
- 電池寿命:3年
- 電池交換:×
「Tile Sticker 2022」は、モノに直接貼り付けるコイン型。捕捉精度は他のTile製品と同等です。直径は小さいですが、意外と厚いです。
貼り付けるタイプのコイン型です。
まとめ:Androidユーザーに「Tile Pro 2022」はおすすめ
ある程度ユーザー数を確保しているTileはコミュニティが大きく捜索網にひっかかりやすいのがメリット。Appleユーザーと比較すると格段に少ないですが、都心部であれば十分に使えます。
買うべき理由
- Apple以外で最も大きなコミュニティで発見しやすい
- シチュエーションに合わせてタグの種類が選べる
見送る理由
- Androidのデバイス探知と連携される可能性に賭ける
- 人が少ない郊外で使用するため捜索網にかかりにくい
紛失防止タグを都会で使うなら、Androidユーザーは「Tile Pro 2022」一択です!
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