デザイン重視! 使い勝手が イマイチなテーブルベンチ
無印のイマイチ新製品1品目は、美しいデザインが目を引くテーブルベンチです。
無印良品
重なるテーブルベンチ
実勢価格:1万4900円
見た目は芸術的で美しいのに、使い勝手がイマイチなテーブルベンチ。公式サイトによると「耐荷重20kg」ということですが、大人が座るには心もとない数値という気がします。
それでも何とか、このテーブルベンチで食事を試みてみました。
天面の面積が小さくてお皿とカップが落ちそうに。不安感でいっぱいで食事には向きませんでした……。
スッキリ重なるのはいいのですが、形状的に置き場所や使い道がかなり限定されそうです。
「何かいい使い方はないのか?」インテリアに詳しい識者さんや無印の店員さんに聞いてみましたが、残念ながらナイスなアイディアは得られませんでした。
薄型主流の時代になぜ…? ノスタルジックな厚型コンロ
イマイチ新製品2品目は、イマドキ珍しい“厚型”のカセットコンロです。
無印良品
カセットこんろ RK-2
実勢価格:5490円
サイズ:幅33×奥行30.1×高さ8.7cm
重さ:約1.7kg
圧倒的なシェアを誇るイワタニ製のガスコンロと比べると、厚い・重い・高い!
イワタニ
カセットフー 達人スリムII
サイズ:幅33.8×奥行27.5×高さ8.4cm
重さ:約1.2kg
実勢価格:3120円
無印製品の方は、パッと見ただけでも重量感が伝わってきそうです……。
写真左:イワタニ「カセットフー 達人スリムII」
写真右:無印良品「カセットこんろ RK-2I」
火力やお手入れのしやすさに関しては、両者に差はありませんでした。
ただ、持ち運びのしやすさや保管のことを考えればイワタニの方が無難。「ノスタルジックなデザインが好き」というなら別ですが、普通に使いやすいカセットコンロをお探しなら無印はあまりオススメしません。
肝心の味がイマイチ…!? おしゃれなコーヒーメーカー
無印のイマイチ新製品3品目は、こちらのスタイリッシュなコーヒーメーカーです。
無印良品
豆から挽けるコーヒーメーカー
MJ‐CM1
実勢価格:2万8800円
豆、フィルター、水をセットしたらあとはボタンをひとつ押すだけ……というのは便利なのですが、豆を挽く音がかなり大きめでした。
フタを閉めて、ロックして、本体の横に入れて……という水タンクのセット工程も地味にメンドウだったりします。
肝心なコーヒーの味ですが、よく言えば今流行りのサードウェーブ系のような軽めでサッパリとした味わいです。
少し雑味が出てしまい、この価格でこの味はザンネン……という印象でした。
メガネを入れるには不安… 小物入れとして使う方が無難
無印のイマイチ新製品、最後はメガネの保護には向かなそうな「メガネケース」です。
無印良品
ポリプロピレンめがね・小物ケース
スタンド式 大・小
実勢価格:190円(大)、150円(小)
固くて丈夫なポリプロピレン製のめがね・小物ケース。
メガネケースの主な役割は「メガネの保護」だと思いますが、このアイテムにはクッション材が入っていないので、メガネを入れて持ち運ぶと固い素材に当たってキズがつきそう……。
就寝時にスタンドとして使ったり、保管ケースとして使うのはアリかも。でも、メガネ拭きなどで包んでから入れるのがベターです!
以上、無印のイマイチ商品でした。無印の家具や家電はリーズナブル……という訳でもないので、新商品の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。